ハードディスクなしの中古Macを再セットアップする方法

よくヤフオクではフォルダーにはてなマークがあるMacが売られている。起動は可能なので、適切なやり方を覚えればすぐにセットアップができる。セットアップのやり方は覚えてしまえば簡単なのだが、いくつか基本的なルールがある。このルールを確認しながら具体的なセットアップの方法を見て行きたい。ルールはできるだけ太字で書いたので、面倒なことが読みたくない人は太字だけを読んでほしい。

まず最初のルールは「必ず何かしらの起動可能なMacのOSディスクを持っていなければならない」というものである。起動可能なディスクがない場合には入手する必要がある。OS10.6、OS10.7、10.8は比較的容易かつ安価に入手できる。

10.5はAmazonかヤフオクを探さなければならないと思う。さらに、OS10.11などは単独では入手できず、10.7などを持っている必要がある。

さらに、手持ちの(あるいは入手可能な)OSのバージョンと目当てのMacが利用できるOSのバージョンの幅を調べなければならない。

iMac Mid2007の場合

画面が壊れたとか筋があるということで売られていることが多いiMacのMid 2007だが、El Capitanまでしかアップグレードできないからか、割と安く売られている。運がよければ3,000円くらいで手に入る。

この機種は10.5から10.11までがインストールできる。

今回入手したマシーンは画面が壊れており(認識はされるが映像が出ない)ハードディスクがなく、なおかつマウンターもなかった。まず、分解して新しいHDDを内蔵した。マウンターがないのであまり動かさないようにしている。

外付けのドライブに入っているOS10.5で動作することを確認したのだが、OS10.5ではAppストアが使えないのでOSのアップデートができない。そこで手持ちのOS10.7が動くハードディスク取り出して外付けにして起動したのちにAppストアにアクセスしEl Capitanをダウンロードした。写真のようなハードディスクケースを持っていると便利だ。だいたい1,000円くらいで手に入る。

当時はEl Capitanが最新だったのだが、今はAppストアからはダウンロードできず、El Capitan(10.11)の入手には専用のリンクをたどる必要がある。High Sierraが使える機種ならAppストアから手に入れられる。

多分、10.7からアップデートすることもできたのだろうが、今回は新規インストールにして環境だけを移し替えることにした。アップデートで遅くなるという話を散々聞かされていたからだ。

MacBook Early 2008の場合

この機種は10.5あたりから10.7までが動く。

MacOS10.5はパッケージ版を持っていた。幸いにDVDがなんとか動いたのでDVDディスク経由でセットアップした。

これとは別にOS10.7.5が動くMacBookを中古で買っていたので(その後触っていて壊してしまった)10.7も持っていたOS10.7はAppleから購入できる。価格は2222円(税別)だ。

MacOSは一回セットアップしてしまえば別のMacでも利用することができる。これはもしかしたらあまり知られていないかもしれない。ただし、設定の一部(マシンのネットワーク名)など古いものが残ってしまうので、設定の変更は必要になる。

ただし、この機種はEl CapitanなどにはならないのでOS10.7を持っていてAppストアが使えるからといってOSのバージョンアップはできない。

電池を外してネジを何本か外せばハードディスクとメモリにアクセスができるので交換は比較的用意なのだが、10.7をインストールしようとしてフリーズさせた時に電源を引き抜いてしまいロジックボードを壊してしまった。簡単とはいえ手順を謝ると取り返しがつかないことになりかねない。

MacMini PowerPCの場合

PowerMacは10.5までしかアップグレードできない。

MacMiniのPowerPCのセットアップは簡単だ。ハードディスクを内蔵したのちディスクを手に入れてから光学ドライブ経由でインストールすれば良い。しかし、問題点もある。光学ドライブが壊れてしまい、外付け光学ドライブを使おうとするとエラーが出てしまうのだ。

さらに悪いことに、OS10.5は正規品が手に入らない。Amazonでも売られているののだが、中古品しかなく価格も割高である。



このため、この手のマシンを手に入れるならTimeMachineでバックアップを作っておくか、起動可能なハードディスクを確保するのが重要になる。なお、PowerPCとIntel系で起動ディスクを共有することはできない。PowerPCはUSBを起動ディスクとしては使えないのだ。

 

OSのセットアップにはいろいろな方法がある

MacOSのセットアップにはいろいろな方法がある。

  • 第一の方法は動いている機種のハードディスクを抜いて外付けにしたり内蔵したりしてそのまま使うというものである。
  • 次のやり方はディスクユーティリティを使ってコピーするという方法である。Macではコピーと言わずに復元という。ただし、現在起動しているディスクからは復元できないので、復元をする場合には余分なディスクが一つ必要になる。いったん外付けで再起動してから内蔵ディスクを復元元二利用するのだ。
  • もう一つのやり方がTimeMachineを使って復元するというものである。OSの復元方法はネットワークから持ってくる方法とTimeMachineから復元する方法がある。ただしネットワークから復元する場合には、以前に同じバージョンをダウンロードしている必要があるので、できればTimeMachineを持っておいた法が良い。

これくらいのことを覚えておけば、例えば「TimeMachineでバックアップを作ってそれを別のマシーンにコピーするという方法があるな」というように迂回策を思いつくことができるだろう。余分のハードディスクがないからといって、動いているものを引っこ抜いてくるよりも普段からのバックアップを使ってコピーした方が早道だと思う。

まとめ

いずれにせよMacOSの再セットアップはそれほど難しくはない、Windowsと違って起動ディスクを共有することができるからだ。ただし、OS10.6以前はAppストアが使えないとか、10.9以降はディスクが手に入らないなどの癖があり、それを理解しないと複雑に感じられてしまうのではないだろうか。

 

 

古いMacbookを録画機として使う

ジャンク売り場で売られているような古い機材だけだけを使って、地デジの録画機を構成します。ハードディスクは大きい方がよいですが、工夫次第で長時間録画することができます。

まず準備するのはMacbook Early2008です。OS10.5で動いています。OS10.5は今ではそれほど使い勝手のよくないバージョンですが、録画機に使うにはこちらの方が便利です。Macbookはヤフオクで手に入れました。まめにチェックしていると3,000円程度くらいから手に入ります。iMacでも使えますが、外付けモニターを使うMacMiniでは構成ができません。


これにGV-MACTVを接続します。これはハードオフのジャンク売り場で発見しました。500円でした。これらが安く手に入るのはテスト環境がなく古いMac用の周辺機器がテストできないからだと思います。BCASカードはついていませんでしたが、テレビで使っていたものが余ったのでそれを再利用します。再発行手数料は2000円程度です。

このGV-MACTVは32bitモードでないと動作しないという欠点があります。Macbook Early 2008はOS10.7でも32bitで動くので(Proとの差別化のためにわざとそうしたという話があります)OS10.7でも動くのですが、OS10.5はそもそも64bit対応ではないので、調整しないでもこれが動くわけです。iMacであれば10.5で構成するか、OS10.7を32bitで動かす必要があります。ということで、古いMacbookが一番問題が少ないです。

さて、これで録画ができます。実際に録画してみると2時間20分の映画に16GBを必要とします。10分あたり1.5GB強といったところ。Amazonで調べると500GB 2.5inch HDDの中古品が4,000円程度、1000GBで5,000円程度出せば買うことはできます。

しかし、今使っているマシンに入っているのは160GBしかなく、OSなどを除くと60GB程度しか録画用に割り当てられません。これだとだいたい6時間くらいしか録画できないことになります。

ここで活躍するのがやはりハードオフで3,000円で購入してきたiPhone3Gsです。もう現役で使っている人はいないと思います。TVPlayerというアプリを使うとムーブができるのです。

ムーブしなくても本体に入っている録画済みのものはすべて視聴可能ですが、ムーブするとiPhone用に圧縮してくれるので容量が少なくて済みます。試しに25分番組4本と40分番組をコピーしたところ、劇的にファイルサイズが減ったようです。ただし、一旦ムーブしたものをもとに戻したり別のところにコピーしたりということはできません。

まだ、iPhoneにはかなり余裕があるので、しばらくはこちらにムーブして保存したいと思います。

ただし、2時間20分あるシン・ゴジラをムーブしようとしたところ、何回試してもアプリが落ちてしまいました。メモリ上の問題だと思うのですが、一番大きいファイルが移動できないのはちょっと痛手です。

 

GarageBandでゲストドラマーを雇う

昔作った音楽をMidiFileにしている。しかしドラムのマッピングが異なっており作曲した当時のドラムが再現できなかった。

かつてはドラムブックのような本を買ってきて譜面を見ながらドラムを打ち込んでいたのだが、GarageBand10.2.0にはゲストドラマーのような機能がついているので簡単にドラムを差し込むことができる。

しかしながら、昔風の作曲方式に慣れていると使い方がよくわからない。

とりあえず、新規トラックを選ぶ時に「Drummer」を選択する。自動で演奏してくれるということである。だが実際に差し込まれるのは単純な8小節だけなのである。

右端をクリックすると「プラス(+)マーク」が出てくるので8小節を追加する。曲の盛り上がりに応じて「複雑にする」とか「音を小さくする」とか「フィル(おかず)をたくさん入れる」などのつまみを調整してゆくのだ。つまり、なんとなく感覚で「ここ盛り上げといて」と注文するようにしてドラムを調整してゆくと、なんとなく音楽ができるという仕組みになっている。自動といえば自動なのだが、曲調からAIが選んでくれるというようなものではなく、自分で調整しなければならないのである。

もちろん、自分でドラムキットを打ち込んで行くこともできる。知っている人走っているのだろうが、commandキーを押すとリージョンと呼ばれる領域が追加できる。ここでまたcommandを押下しながら音を足してゆくことができる。古くからのやり方に慣れている人はこちらを使いたいと思うのかもしれない。

GarageBandに無料音源を追加する

GarageBandという便利なソフトがある。いろいろな音源がついていて気軽に音楽が楽しめるのだが、吹奏楽系の音源は少ない。Yahoo!知恵袋などのサイトでは「有料のサービスを買ってください」などというアドバイスが出ているのだが、実際には無料で利用できるファイルがあり「サウンドフォント」などと呼ばれている。

サウンドフォントの導入にはいくつかの癖がある。これを乗り越えれば導入自体は簡単だ。今回GarageBand 6.0.5を利用した。非常にこなれており使い勝手が良い。Garageband10.2.0でも試してみたがインターフェイスが完全に変わっており同じやり方はできないようだった。いったん6.0.5で音源を読み込むと10.2.0に変換された時にも音源は引き継がれる。

  1. 第一の難関はファイルを探すことだが、これは無料・サウンドフォントで検索ができる。ただ、このサウンドフォントという言葉を知らないと探すのにとても苦労する。
  2. 次に規格がいくつかある。.sf2という拡張子がついていればそのまま使えるのだが、.sfpackという型の場合には解凍ソフトが必要になる。SFPackという名前ノソフトェアなのだが、Windowsでしか動かないようだった。こういう時にために小型のWindowsパソコンを持っているととても便利だ。
  3. これをLibrary/Audio/Sounds/Banksという階層に導入する。この情報は様々なサイトで説明されている。

ここから先が少し面倒だ。GarageBandは普通のMacアプリとインターフェイスのガイドラインが違っているようなのだ。

まず音源を保存して新しい名前をつける。そして編集を選びDLSMusicDeviceというサウンドジェネレータを選択する。

赤い丸のマークをクリックするとパネルが開くのだが、外部ファイルが選択できないのである。正確にいうと、選択できるときとできないときがある。こういう場合にはOptionを押すとメニューが増えたりするんだよなと思いながらやってみたところ、サウンドバンクという選択画面が出た。どこにもそんなことは書いていないのだが、とにかくOptionを押すと良いのだ。

ここでBanksに入っているファイルが選べるので選択する。

さて、ここからが問題である。これを保存するタイミングがよくわからないのだ。そこで保存を押すと「すでにあるが上書きするか」などと言われるので「上書きする」選択をすると、無事に保存された。これをやらないと保存できたり、できなかったりと非常にややこしい。

Appleのガイドライン通りなら、メニューから選択できたり右クリックでコンテクストメニューを選べたりするはずなのだがそういうものは一切ないし、タイプミスをしたら削除してやり直すしかない。

どうしてこんな面倒なことになっているかわからないのだが、いったん導入できてしまうと、全ての曲で使えるのでやってしまおう。

NURO光は本当に使いやすいのか

このエントリーはアフィリエイトです。

今回はNURO光について考えます。NURO光はソニーがNTT東日本から一括で借りているダークファイバーを使って独自に運営しているサービスです。売りにしているのは「他社よりも早い2Gbpsを実現している」ということです。アフィリエイトなのに最初に言ってしまうと、多分2Gbpsは実現できません。回線が2Gbps出せても手持ちの機器がそこまで対応していないことが多いからです。YouTubeなどのストリーミングサービスで必要な回線速度は実は5-6Mbpsと言われており、実際はそれほど早くなくても良いのです。

メリット

  • 家族全員で使っても速度低下などを気にする必要がない
  • ご近所に巻き込まれて低速になる可能性が極めて低い

デメリット

  • 引っ越し作業が面倒で工事費が高い
  • 営業がしつこいので騙されるかもなどと感じることがある
  • ONUの付属機能が少しショボい

では何がいいのかということになります。各社がNTT東日本が運営するフレッツ光を利用したプロバイダーサービスを提供していますので、結果的には多くの人が一本の光ファイバーを使ったサービスに乗ることになります。すると、一人が使える容量が減り、従って遅くなる確率が増えます。よく道路に例えられますが、都会の渋滞した道路になる確率が高いのです。

ですから、フレッツ光を使う人が増えると自動的に速度が落ちてしまうことになりますが、これは通信会社の努力だけでは解決できません。IT Proの記事「遅くて使いものにならない」という光回線への声、定額制も限界か」によると、多くの人が映画などを流しっぱなしすることが渋滞の原因になっていて、もはや従量課金にしなければもたないのではと言われているのです。



NURO光はプロモートしている会社がソニーだけなので比較的ご近所で同じサービスを使っている人が少なく、従って快適に使える可能性が高いということになります。実力というよりは人気の差という側面が大きいわけです。

さらに、回線が太いと多くの機器を使っても速度が落ちるということがないです。例えば動画サービスを見ているパソコンとは別のパソコンでファイルをダウンロード、アップロードしても大丈夫なわけです。家族の多い人は家族に気兼ねなくインターネットを利用できるのでオススメのサービスといえます。一方で単身世帯の場合でスマホしかないというなら、wi-fiサービスで十分ということもあるかもしれません。

送られてくるONUは中国メーカーのものですが、いったん設置してしまうとメンテナンスが必要なわけではなく快適に使えます。パソコンの設定をしたことがある人ならそれほど苦労することなく初期設定もできるのではないでしょうか。また、IEEE802.11acを使い5Ghz帯に対応しているので室内でも快適な速度でwi-fiが楽しめます。実際に近所を飛んでいる電波をみるとわかりますが、まだまだ5Ghz帯を使っている家庭はそれほど多くないです。

うちで使っているのは ZXHN F660AというONUです。速度や安定性などは問題ないですが、難点をいえばNASの機能がしょぼいです。Buffalo製の無線ルーターはサンバに対応していてMacやWindowsでファイル共有ができますが、ZXHN F660Aは設定を見た限りFTPを使わなければいけません。MacとWindowsを混在させているのでファイル交換したいのですが、その時にいちいちFTPソフトを立ち上げるのは面倒です。

ということで、持ち家で使い続けるならNURO光はオススメのサービスです。唯一にして最大の問題は引っ越し対応がないことです。どういう理由かはわからないですが、移転という概念がないので、いったん閉じるための工事をして、新しいところでまた開通工事をしなければならないのです。さらに、地域限定サービスなので対応していない地域に引っ越してしまうとそもそも利用すらできません。現在NURO光が対応しているのは関東・東海・近畿だけです。多分、これが最大のでメリットでしょう。

最後にサービスについての話ではありませんが、代理店の中にはかなり強引なセールスをしているところがあるようです。後発サービスのせいなのか営業にはかなり力を入れているようなのですが、インセンティブが高価なので強引な業者を引き込みやすいんでしょうね。実際に使ってみるまでは「騙されているのでは」と思っていましたが、代理店を通さずに直接申し込んだところ余計なオプションを押し付けられることはありませんでした。意外とこのあたりが一番の障壁なのかもしれません。

古いMacを無線LANネットワークに参加させるには……

古いMacを複数台使っている。過去の資産が使えるということもあるし、まだまだ現役で使える分野も多いからである。しかしながら古いMacの中にはwi-fiがついていないものがあり若干不便さが残る。そこで、これらの機器をどうやったら無線LANネットワークに接続させることができるかを考えてみた。

結論だけを言うと無線機器はメーカーを揃えた方が何かと便利であるが、理由はいくつかある。

これが最初の図である。できるだけ機械を追加しないで使いたいと考えるとこのような陣形になる。無線LAN付きのMacをルーター代わりに使うのである。MacOSでは「インターネットの共有」と呼ばれている。このやり方の最大の欠点はセグメントの分断である。MacOSに備え付けのインターネット共有にはブリッジ機能がないうえに、ネットワークを使う時にはわざわざルーターになるパソコンの電源を入れる必要がある。例えばこの陣形ではiMacからPowerMac G4とMac Mini G4が見えない。セグメントが分かれてしまうからである。つまりネットワークが2つできてしまっており、いわゆる「二重ルーター」状態になっているのだ。こうなると無線LANアダプターが欲しくなる。

ブリッジ機能:ルーターを設置するごとに独自のネットワークが作られる。つまり複数ルーターがあるとネットワークが複数できる。ネットワーク同士ではOSのファイル共有機能は利用できないので、ホームネットワークを構築する場合には、必ずブリッジ機能のあるルーターを使う必要がある。知っている人はわざとネットワークを「ゲスト用」と「自宅用」に分けたりすることがある。こうするとゲストは家の重要なファイルにはアクセスできなくなり便利だ。ルーターが二つ以上あることを二重ルーターと呼んだりする。ゲーム機器などがあると期せずして二重ルーター状態になることがあるという。

無線LANアダプター:有線LANしか使えない機器を無線LAN接続させる機械。ボックスとして別になっているものやUSBを使って接続するものがある。速度や使い勝手などは機器によってかなり異なるようだ。

 

次に試したのはUSBにつけるタイプの無線LANアダプターを加えたものである。PowerMac G4は滅多に使わないので参加を諦めた。ファイルの共有程度なら問題はないが、速度が極めて遅い。Planex社製品は今でも安価で売られているのだが、正直性能があまりよろしくない。さらに別の問題も起きた。光ケーブル端子ONU/無線ルーターの負担を減らそうと古いNEC製のwi-fi機器を引っ張り出してきた。これをAppleのAirMac Expressにつないだのだ。二日か三日ごとにリンクダウンが起こるようになった。

リンクダウン:無線環境がよくないと電波が頻繁に切れる。これを防ごうとしてネットワーク機器が速度制限を行い電波状態が改善すればまた速度をあげる。しかし、電波環境がよくないとどんどんと下がって行き、やがて1Mbps程度になりつなげなくなる。つなげなくなること自体をリンクダウンと呼ぶ(らしい)。

無線LAN機器同士でコンフリクトが起こると徐々に最高速度を下げて行き最終的には回復不可能になって落ちてしまうのである。さらにAirMac Expressが行方不明になる。このNECの機械はADSL時代から使っていたのだが問題はなかった。複数機器が混在したからこうなるのか、高速回線に対応できなくなったのかはよくわからない。ルーターにもメモリがあり、あまり多くのトラフィックをさばこうとすると性能低下が起こるようである。

こうなるとNECのLAN親機をリスタートさせてAirMac Expressもリスタートさせなければならない。これを自動で行うスクリプトを組もうかなと考えたあたりで「やっぱり買おう」ということになった。

最終的には無線LANアダプタがついているBuffaloルーターのセットを買ってきた。ハードオフで1000円だった。これを使ってボタンを一発押せばリンクしてくれる。とても便利である。さらにBuffaloルーターをブリッジモードにしておくとセグメント化も起こらないので、すべてのマシン同しで接続もできる。さらに余ったSSDドライブをBuffaloルーターにつけることでNASとしても機能する。Windowsとのファイル共有に便利だ。

WindowsとMacのファイル共有:本来ならMacとWindowsはファイル共有が容易なはずである。だが、これは建前だけで、解説を見て一生懸命に設定しても相手が見えなかったり、いったん見えていたのに消えてしまうということがある。MacはWindowsのファイル共有機能を「セキュリティが甘い」として嫌っており、WindowsはMacを認めないからである。そこでNASを使ってファイル共有できるスペースを作っておくと便利だ。最近では8GB程度のUSBメモリが1000円以下で売られているので、それを使っても良いかもしれない。

とりあえずファイルをここに入れればUSBメモリを持って家の中をウロウロする必要もないのである。

このBuffaloルーターの親子機セットは同一メーカーでなければうまく機能してくれない。さらに同じメーカーであっても組み合わせによって動かなかったりする。これは親機・子機の関係だけでなく、中継機にもあるようで非常にややこしい。Buffaloではウェブサイトまで作って組み合わせを解説している。だからもし無線LAN環境を拡張したければ同じメーカーだけで揃える必要がある。中古のジャンクショップだとなかなか扱っておらず、手に入れられるかは運次第ということになる。

AIrMac Expressは無線LANを使って接続してもよいはずなのだが、行方不明が頻発した経験もあるので有線でつなぐことにした。無線LAN機能をOffにしてある。全く意味がないように思えるかもしれないが、スピーカーを接続して音楽を聞くことができるのである。無線で接続していた時には行方不明になったり音途切れがあったりしたがそれがなくなった。

本来ならば無線規格さえあっていればなんでも使えるはずなのだが、実際には行方不明になったり使えなかったりする。だから、無線LAN環境を整えるためにはいろいろと気をつける必要がある。ストレスを減らしたいなら同じメーカーで揃えた方が良い。

High Sierraが勝手にRootユーザーを作ってしまう件について

High Sierraが勝手にパスワードなしのrootユーザーを作ってしまうというのが話題になっている。「しばらくはMacを放置するな」ということになっているのだが、この際rootユーザーについて勉強してみるのも良いのではないかと思う。

rootユーザーというのはいわゆるなんでもできるユーザーのことなのだが、Macでは当初無効になっている。これを有効にするためには少し複雑な手順をとる。

  1. まずはシステム環境設定の[ユーザとグループ]を開く
  2. カギをクリックしてパスワードを入れてカギを開く
  3. ネットワークアカウントサーバーに接続する
  4. [ディレクトリユーティリティを開く…]を選ぶ
  5. 鍵をクリックしてパスワードを入れて鍵を開く
  6. 上のメニューの編集から[ルートユーザーを有効にする]を選ぶ

するとシステム環境設定の[ユーザとグループ]からアカウントを選び通常の手順でパスワードを変更することができるはずである。

パスワードはターミナルからも設定できる。sudo passwd rootでパスワードを設定することができる。一度設定しておけば、以降誰かが入ってきてもパスワードなしでrootとして入ってくることはできない。

普段使うことがないrootユーザーだが、ウェブサーバーを立ち上げたり、mySQLサーバーを立ち上げたりすると必要になる。つまり、ターミナルが使えるとMacを使う幅が広がるのだ。

ただしこれをやる必要があるのはHigh Sierraだけだ。通常の管理はroot以外のユーザーでもできるので、それ以外のOSの人は下手に触らない方がよいかもしれない。

有効なドライブが見つかりませんでした。[-70012]

iMac (20-inch, Mid 2007)を使っている。中古なのでドライブが壊れかけていてDVDが認識されなかったり取り出せなかったりする。だが、ついているとどうしてもそこにディスクを突っ込んでしまうくせがある。そこで、内臓ドライブを取り出して、外付けでDVDを鑑賞することにした。

もともと外付けだと付属のDVDプレイヤーで外付けドライブを使って再生できていたので、内臓を外しても大丈夫だろうと判断したのだが間違っていた。

付属のDVDプレイヤーはどうやら内臓ドライブを認識した上で、外付けを再生するという手続きをふむらしい。ということで内臓を外してしまうと付属のDVDプレイヤーが使えなくなってしまうのだ。そこで出てくるエラーが有効なドライブが見つかりませんでした。[-70012]だ。

解決策としては使えなくても内臓ドライブを接続した上で外付けドライブを使えばいいのだが、なんども開腹するのは面倒である。そこでVLCを使うことにした。どうしても純正のソフトを使いたいというこだわりがある人以外は、VLCに乗り換えた方が良いのではないかと思う。

昔はDVDが壊れてしまうと、ディスクから起動ができないので問題が大きかったのだが、最近ではディスクからOSを起動することもなくなってしまったので、これですべての問題は解決したと考えてもよいだろう。

Aterm WF-800HPは全く使えない

Buffaloの無線LAN機器をハードオフで買ってきたので退役となったAtern WF-800HP。これがなかなか使い物にならないやつだった。

ADSL時代に単体で使っているうちは良かったのだが、光ファイバーになって頻繁にダウンリンクを起こすようになった。ダウンリンクとは徐々に速度が遅くなり最終的に1Mbpsに下がってしまうという現象である。

このために、毎日1分間停止してから接続しなおすということにしていた。ダウンリンクは2日に一度程度起こるのでこうしていると使えるのだ。

もう一つの問題はAppleのAirmac Expressが時々行方不明になるという問題だった。これは何が悪いのかよくわからないので、わざわざアップルスクリプトを書いてAirmac Expressを再起動し、さらにAtermを再起動するという使い方をしていた。

多分、あまり大きなトラフィックに対応しないのだろうと思われる。意外だったのがac対応だったという点である。なんだか良さそうなのだが有線LANが100Mbpsなので全く意味がない。複数つなぐほどのCPUパワーはないだろうし、かといって有線部が100Mbpsであるというわけのわからない仕様になっている。とりあえず安いものが欲しい人のために作っているんだと思うのだが、できたらやめた方がいいと思う。

さらに電波が飛ばないという話がある。木造構造だと問題ないのだが、どうやらガラスやアルミなどで隔てられていると電波が飛びにくいらしい。ということで、一人暮らしでac対応のスマホを1台接続するくらいならいいが、それ以外の人は使わない方がいいと思う。

Buffalo WZR-HP-G301NHとTX4-AG300N

家の二階に無線対応していないパソコンがあったのでWZR-HP-G301NHとTX4-AG300Nのセットを購入した。Hard Offで1000円だった。5Ghz帯を使う11acを使えないので安くなっているのかもしれない。

設定そのものはいたって簡単だが、いろいろ注意事項もある。

AOSSのおかげでとりあえずの接続は簡単

設定そのものはAOSSのおかげで簡単である。

  1. まず、親機(WZR-HP-G301NH)を設定しルーター付きの終端端子に接続する。
  2. すると自動的にルーターが検知されブリッジモードで接続できる。
  3. 次に子機(TX4-AG300N)を親機のそばに置く。
  4. 子機のAOSSボタンを長押しすると青色のLEDが点滅する。
  5. そこで親機のAOSSボタンを長押しすると数分の間に接続が済む。
  6. 子機の電源を抜いて二階に上がりLAN説接続する。

これで終了なのだが、簡単すぎて中の設定がどうなっているのかがよくわからない。ここでMacユーザーには問題が出てくる。親機の方の設定ツール(と言ってもIPアドレスを検知してブラウザーに送ってくれるだけなのだが……)はIntel Macも対応している。だが、子機の設定はwindowsでなければできないのである。

細かい設定も可能なのだが

設定を変えれば親機のIPアドレスを固定することができる。だが、何か変更して全体が繋がらなくなってしまうのも嫌なので、今回はデフォルトのままにしている。こうすると設定画面へのアクセスが面倒になるので、ユーティリティの力を借りなければならなくなる。多分、AOSSを切ってセキュリティ対策することもできるのだろうが、こうすると子機の設定が飛んでしまうので、これも怖くてできなかった。子機のハードリセットの仕方がわからなかったからである。マニュアルをよく読むと本体にスイッチがありハードリセットするようだ。

親機と子機の間は倍速(実際には2チャンネル化するようだ)で通信するモードもあるが、設定にはWindowsのユーティリティが必要らしく断念した。すでに2.4Ghz帯を使った通信が走っているので(ONUが無線ルーター機能を持っている)ここに影響する恐れも捨てきれない。

子機の設定にはWindowsが必要

子機を使うと有線LANポートしかないパソコンを接続できる。設定なしでもとりあえず使えるが、子機の設定ツールはMac版がなく、設定を見るにはWindowsが必要である。またマニュアルが恐ろしく不親切で子機の設定方法が何も書いていない。製品型番すらわからないので、一体どこを調べていいのかすらわからない。

子機の設定ツールもIPアドレスを見つけるだけのものだった。が、デフォルトのIPアドレスがなぜか1.1.1.1という特殊なものになっていて結局最初だけはWindowsがないと設定ができない。子機と親機はWPA(WPA2ではない)で接続されているので、これを切ってしまうと接続そのものができなくなるのではないかと思う。セキュリティ上は穴になってしまうかもしれないので、あまりよろしくない気もする。

実際にはWPA/AESという設定になっている。脆弱性はWPA/TKIPに関するものだという話もあり、このあたりがよくわからない。

結局どれくらいの速度が出るのか

ONUから親機(WZR-HP-G301NH)の有線接続がGigabitになった。今まではNECのAtermを使っていたのだがこれは100MbでONUと接続されていたので少し早くなっているはずである。

スピードテストの結果は下記のようになった。PowermacG4意外はGoogleのスピードテストサービスを利用した。

  • ONUに直接つながっておりEl Capitanで運用しているiMacは91.9/89.2Mbpsだった。今回の構成とは関係ないが、だいたいこの程度が出るネットワークである。
  • ONUに直接つながっておりOS10.5で運用しているMacbookは79.6/ 25.9Mbpsだった。
  • ONUに直接つながっているiPhone 3Gsは8.01/13.1Mbpsだ。こちらは2.4Ghz帯を使っており、速度はそれほどでない。
  • ONUに直接つながっているLenovo S-10eは15.1/16.5Mbpsだった。こちらも2.4Ghz帯を使っているので、こんな感じだろう。
  • 子機(TX4-AG300N)経由で接続されているMacmini G4は38.3/6.37Mbpsだった。もともとGW-USNano2を利用していたのがこれはUSBポートを一つふさいでしまう上速度も10Mbps程度しか出なかったので(公称ではもっと速度が出ることになっているのだが……)これが一番効果があったと思う。
  • 子機(TX4-AG300N)経由で接続されているG4は16.07/—Mbpsだった。こちらは古い機種にしては意外といい線言っているように思える。

MacMiniG4は速度が改善したが、MacOS10.5だとブラウザーやCPU速度の関係でYouTUbeなどはそれほど満足の行く速度が出ないようだ。Planex GW-USNano2は設定も簡単で便利ではあるのだが、それほどの速度は出ない。

子機と親機は130Mbpsでつながっているらしい。一応倍速というモードがあるのだが怖くて変更できていない。

Appleとの相性はよろしくない

現在、Atermを使って運用していると、Airmac Expressが時々見えなくなるという不具合があり、二、三日に一度AtermとAirmac Expressを再起動している。本当は無線接続して相性を試してみたかったのだが接続ができない。

WPA2・WPAのミックスモードかTKIP/AESの選択に問題があるのではないかと思う。Appleの設定メニューにはTKIPかAESを選択するメニューがない。WPA(TKIP) と WPA2(AES) のみサポートしているという情報もある。

WZR-HP-G301NHの設定をみると、WPA/AESとなっているので、これが原因で接続できないのだろう。いずれにせよ一度設定に失敗してしまうとアクセスができなくなりリセットして最初からやり直しということになってしまうので、設定を変えて試すというのが面倒になってしまうのだ。親機の設定を変更して子機が繋げなくなってしまう可能性もある。

Airmac ExpressはEthernet経由での接続に変えた。これでネットワークから消えることがなくなるのではないかと期待しているのだが、これは試験運用中である。