Windows XPとMacでファイルを共有する

WindowsとMacintoshでファイルを共有するための設定について考えるのだが、最初にお断りすると現在この方法は利用していない。どちらもネットワーク環境があまりにも不安定なので中古ショップで拾ったネットワークルーター(WZR-HP-G301NH)を買ってきてWindows向けにフォーマットしたSDDを一つぶら下げた。ルーター500円・SSD3000円・ハードディスクケース1000円という構成である。共有するかもしれないファイルはとりあえずここに入れておく。最近では32GB程度のUSBメモリなども安価になっているので、サーバーをかませたほうがファイル共有に悩むよりも生産性が高い。SSDだと消費電力もあまり高くないのでこの方法がオススメだ。Amazonだと32GBが2000円弱で手に入る。

Macintosh同士だと「ゲスト」と「登録ユーザ」で情報共有ができる。登録ユーザの場合はボリューム全体を共有することも容易だ。しかし、WindowsとMacintoshでは登録ユーザの接続は難しい。古いMacとWindowsを相互接続するためには、Mac側でSMBファイル共有の設定をする必要がある。それでもうまく行かないことがあるので、その場合はネットワークドライブを設定するか、Google Driveなどのクラウドサービスを検討しよう。

ユーザーを特定してファイルを共有する

  1. Mac上で新しいユーザーを作成する。システム環境設定から[アカウント]を選択する。パネル下の[+]を押して新しいアカウントを作成する。アカウント名はWindowsでログインするものにするが、小文字て設定すること。ユーザー名は一度設定すると変更ができない。
  2. OS10.3.9ではWindows共有にチェックを入れる。どのフォルダを共有するかをシステムから選ぶことはできない。
  3. OS10.5.8では共有を選び、ファイル共有にチェックを付ける。[共有フォルダ:]下のプラスマークを押して任意の共有フォルダを設定する。パネル下の[オプション]ボタンを押す。[SMBを使用してファイルやフォルダを共有]にチェックを入れる。

ゲストがファイルを共有できるようにする

Macintosh側の設定

network001

    1. [ネットワーク]からパネル下の[詳細]を選ぶ。
    2. [WINS]タブを選択し、NetBIOS名とワークグループ名を設定する。ワークグループはすべて小文字で設定する。

network002

      1. 共有を選び、ファイル共有にチェックを付ける。[共有フォルダ:]下のプラスマークを押して共有フォルダを設定する。パネル下の[オプション]ボタンを押す。[SMBを使用してファイルやフォルダを共有]にチェックを入れる。
      2. [セキュリティ]を選択し[ファイアウォール]タブを選択する。ファイル共有(AFP, SMB)がリストされていることを確認する。

Windows側

    1. コントロールパネルから[ネットワークとインターネット接続]を選ぶ。
    2. [ホームネットワークまたは小規模オフィスのネットワークをセットアップまたは変更する]を選ぶ。
    3. [接続されていないネットワークハードウェアを無視する]をチェックする。
    4. [住宅用ゲートウェイ経由またはネットワークの別のコンピュータ経由でインターネットに接続している]を選ぶ。コンピュータの説明とコンピュータ名を入力する。接続にはコンピュータ名が使われる。
    5. ワークグループ名を設定する。[ファイルとプリンターの共有を有効にする]を選択する。
    6. Windowsファイアウォールを選ぶ。
    7. ファイアウォールを有効にする。
    8. 詳細設定タブを開く。
    9. ネットワーク接続している機器(ワイヤレスネットワークなど)を選び[設定]ボタンを押す。
    10. [例外]タブを選び[ファイルとプリンタの共有]を選び、[編集]ボタンを押す。Macintosh側からうまく接続できない場合には[サブネットのみ]ではなく[任意のコンピュータ]などを選び調整する必要がある。
    11. ファイル共有をするためには、TCP139と445が開いている必要がある。またUDP137とUDP138が開いている必要がある。
    12. 任意のフォルダを選び、右クリックする。[共有とセキュリティ]を選び[ネットワーク上での共有とセキュリティ]の欄で[ネットワーク上でこのフォルダを共有する]にチェックを入れる。

新しいMacintosh

YosemiteからはSMB3が標準となり、古いMacと接続する為にはAFPでの接続を許可する必要があるということだ。