Atermではまったこと – 管理画面にアクセスできないとき


ネットワークの設定を見直している。2.4 GHz帯でルーターにしているF660Aの電波の具合が時々悪くなるのだ。いったん通信が滞るとルーターが置かれているところに行っていちいち再起動する必要がある。面倒なのでLANポートにもうひとつwifiルーター(Aterm WF800HP)をブリッジモードでつなぐことにした。こうすれば別の電波経由でLANポートからアクセスできる。リンクダウンが起きてもブリッジだけを再起動すれば、ネットワーク全体に影響を与えずに状態を復旧できるのだ。

だが手順を守らないとブリッジの管理画面にアクセスできなくなる。

  1.  ルーターでブリッジ(Aterm)の固定IPアドレスを登録しておく。ルーターが配布するDHCPの範囲を狭く(例えば、192.168.1.1-192.168.1.200)しておく。
  2. Atermのスイッチをブリッジ側にして、ルーターとブリッジをLanケーブルでつないでおく。
  3. Aterm(ブリッジ)側で詳細モードで[基本設定]に行き、アドレスを固定した上でIPアドレス自動補正機能を[使用しない]にする。アドレスはルーターに登録したものと同じにする。

この手順を守らないとかなり大変なことになる。Atermをブリッジモードしてしばらくすると管理画面にアクセスできなくなるのだ。Atermが勝手にIPアドレスを変更してしまうらしい。デフォルトでは192.168.x.210のはずなのだが、これが動くのだ。これを固定してやる必要がある。

詳細モードに行き、基本設定からIPアドレス自動補正機能を[使用しない]にする。すると現在のネットワーク構成(WANポートに何がつながっているか)を元にネットワーク構成が固定されるようだ。ここでIPアドレスを192.168.x.210に固定する。

もういくつかは作業が終わるまで原因が分からなかった。なぜか当初はブリッジが見られるのに、あるときから突然見えなくなる。何がなにやらさっぱり分からず、作業しているうちに疲れてきた。

AtermのWAN側に何も接続しないでブリッジモードでネットワークを構成してはいけないらしい。IPアドレスやゲートウェイが固定できないので、間違った情報が記憶されてしまうのだろう。必ずWAN側をルーターにつないでネットワーク設定しなければならない。

次は分かってしまうとなんてことはないのだが、DHCPサーバーに関するものだったようだ。作業をするときにONUからLANケーブルを外すとDHCPサーバーがなくなってしまう。すると作業しているパソコンがIPアドレスをなくしてしまうのだ。だから、通信できないのは当たり前。この状態でLANケーブルをつなぎなおしても状況は改善しない。Atermは自分が誰か分からなくなってしまうらしく、初期化しか方法がなくなる。

手順を踏めば簡単なのだが、それがわかるまで長い時間がかかった。

NECのサポートウェブページによると、あらかじめパソコン側のIPアドレスを固定すると良いのだという。例えば192.168.x.1のようにすると、DHCPサーバーなしでも通信ができるわけだ。

ネットワーク設定するときには頭の片隅にDHCPサーバーやルーターのことをイメージしておかないと「つながらない、うごかない」などと慌てふためくことになる。

なお、AtermWF800HPはLANポートの速度が100Mbpsしかない。無線LANが2.4GHz帯の場合は問題がない(54Mbpsでしか接続できないため)のだが、中継機能もないので、無線による中継や複雑な構成にするのなら、もう少しスペックが高いルーターを選んだほうがよいかもしれない。性能の比較はNECのページからできる。

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