iPad2の文鎮化を防ぐにはどうしたらよいのか

前回家族がiPad2のシステムアップデートをかけたら文鎮化しかけた。たかがOSのアップデートくらいでどうしてこんな大騒ぎになるのだろうかと思ったがよく分からなかった。今回iOS9.3.2のアップデートが来たので試しにやってみた。結論だけをいうと、まずAppleIDのパスワードを控えてからアップデート作業をすればトラブルに巻き込まれることはなくなる。

アップデートの手順は下記の通りだ。

  1. 設定からアップデートを選ぶ。
  2. アップデートを選択すると手続きが開始される。
  3. 規約に同意する。
  4. ダウンロードにしばらく時間がかかるので待つ。
  5. 検証中になるので待つ。
  6. 画面が暗くなる。
  7. 展開が始まる(第一回目のプログレスバー)
  8. また展開が始まる(第二回目のプログレスバー)
  9. 再起動する。ここで設定でAppleIDのパスワードを再入力するように指示が出る。
  10. 設定画面に遷移するのでパスワードを入れて完了。おつかれさまでした。

前回のトラブルの謎が解けた。パーソナルユーズのiPhoneと違ってiPadは家族が設定してやっていることもあり、メインユーザーがAppleIDについて理解していない可能性があるのだ。AppleIDの認証に失敗すると、今度はパスコードが要求される。デバイスを買ったときに設定しているはずのパスコードだが、これもお店や家族が設定してあげていることがある。「パスワード(これはAppleIDに対応する)」と「パスコード」とは違う概念なのだが、そもそも素人にはそれは分からない。加えて6桁(英数字込み)と4桁のパスコード(数字のみ)があり、話はさらに複雑化する。

アップルのサポートは親切なのだが「iOSのアップデートにはパスワードは要求されるがパスコードは要求されない」という頭があるのだろう。これは彼らがいつも成功するからだ。だが、失敗する人がいるのだ。だから、なぜパスコードが要求されたのか分からないかったのだろう。

一方、パソコンが分からない人から話を聞いているだけの家族も、実際にどんな操作をしたかを聞き出せず、かといってOSアップデートの経験があるわけではないので、話が混乱する。一度iOSでトラブルがあったというニュースを知っていたので余計恐ろしくなってしまった。

分かってしまえば実に単純な話なのだが、分からないと最終的に「ショップに持ち込む」か「全てのデータを消去する」というところまで話が悪化する。持ち運びを前提としないデバイスとしては、要求するセキュリティレベルが高すぎるのではないだろうか。せめてセキュリティレベルを選べるようにしてもらえないだろうかなどと思ってしまうのである。

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