500円スキャナを使ってパンフレットをペーパーレス化する

CIMG7969いつ読むか分からないパンフレットが溜まっている。で、思い切って捨てたとたんに読みたくなることがある。「ああ、捨てなきゃ良かった」などと思う訳だ。そんなときに役に立つのがスキャナーだ。ハードオフでは500円程度で売っている。入手したものはOCRソフト付きだった。

基本的な流れ

基本的な流れは簡単だ。

  1. スキャナーで画像データを取り込む。
  2. 取り込んだ画像をPDFにする。
  3. PDFはクラウドにアップする。iPadなどのタブレット端末があれば、本と同じように閲覧できる。

解像度に気をつけよう

75dpiで読み込んでモアレが出た例。残念ながらこれを編集で消すことはできない。

だが、実際にやってみると要点になることがいくつかある。まずは解像度だ。iPad閲覧を前提にすると72pdiで十分だ。印刷レベルの300dpiだとファイルサイズが重くなり実用性がなくなる。ダウンロードに時間がかかるためだ。古いスマホではGoogle Driveが落ちることすらあった。

大きさは原寸大の方が良いのだが、解像度の変更にはPhotoshopが必要だった。スキャナーでも解像度は指定できるが、読み込み段階で72dpi(設定だと75dpi)にするとモアレが出るので、いったん150dpi程度以上で読み込んであとで整形した方がよさそうだ。モアレが出るのは写真が網状になっているからである。PDFの作成自体は(Macであれば)OSレベルでできる。プレビューでPDFとして保存すればよいだけなのだ。

文字データを取得するには

文字データを保存しようとするとワークフローが違ってくる。スキャナー付属のOCRソフトでは300pdiで取り込まないと文字変換ができないのだ。変換精度はそれほど悪くなかった。つまり、画像としてPDFを保存するのと文字データを起こすのでは手順が違うわけである。

できたものはクラウドに上げておこう

いったんデータ化するといろいろな加工ができる。今回は寄せ植えの記事をスクラップしたのだが、季節ごとに編集し直した。その後で寄せ植えの写真を切り抜き(これはphotoshopでできる)面付けをIllustratorで行った。ただし、予め面付けする画像のサイズを決めておかないと無駄に重たいPDFになってしまう。スクラップブック感覚でいろいろ加工できるのが良いところだと思う。

ただし、データ量はどうしても重くなるようで、64ページのJPEGファイルで75MB程度あった。クオリティを落とすなどの工夫が必要なようである。光回線でもダウンロードに1分かかった。しかしGoogle Driveに入れておくとあらかじめダウンロードしておいてくれるので、いろいろなパソコンで見ることができる。

なお、オートフィーダー付きのスキャナーは10,000円からで売られているようだ。OCR付きのPDF作成ソフトは3000円で手に入る(いきなりPDF STANDARD Edition Ver.3)が、今回はスキャナーについているものを使った。CD-ROMがついているかをみるといいかもしれない。

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