オリンパスC-470 – コンパクトデジタルカメラで背景をぼかす

CIMG8180植物の写真を撮っているのだが、なかなか雰囲気のある写真が撮れない。いろいろな写真を観察すると背景をぼかしている写真が多いようだ。

「ボケ感」という言葉があるそうなのだが、一眼レフでなければ撮るのが難しいのだそうだ。だが、調べてみるとF値というのを操作すると背景をぼかすことができるそうだ。

コンパクトデジタルカメラの中にもF値を固定できるものがあるようなので、ハードオフで古いカメラを買ってきた。オリンパス(Olympus)のC-470というものだ。値段は864円だった。実験にはちょうどよいかもしれない。

とにかく、F値を固定してみる。最低のF値は2.8で最高値は8である。手前の柱に焦点を合わせてF値を2.8にして撮影した。

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次に同じ構図でF値を8にしてみた。

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十分に距離のコントラストがあれば、背景をぼかすことができるようだ。こういうなんだか意味ありげな写真が撮れる。

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普通に撮影するとこんな感じである。まあ、普通の梅雨空ですよね。

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ということで手前に焦点を合わせるといろいろできる。花と黄昏れるおじさん。

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だが、本来の目的である植木鉢を撮ろうとするとあまり効果的ではない。これだとPhotoshopは手放せないかもしれない。まあ、コンデジだとこの程度なんだろうなあとは思う。

P6090019遠景だとぼけるのかなと思ったが、それほどでもない。ただ、葉っぱの色はかなり陰影が出ている。

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ちなみに、EXILIMのEX-Z55で撮影したらこうなった。こちらはF値を固定できないのだが、ISOを低めにするとF値を小さくできる。実質的に同じことができるわけだが、こちらは全てプログラムまかせなのだ。黒い葉っぱのディテールが少し甘い。これはPhotoshopで陰影を付けることで修正できるのだが、やはりレンズの口径の違いにより入る光の違いが出ているのではないかと思う。

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C-470は7群11枚のレンズを使っているそうで光学で10倍まで望遠できる。つまりカメラとしての性能はよいのだろう。乾電池式なのでとても重い。画素数は300万程度。記録媒体にXDカードというものを使っている。このあたりがこのカメラが864円で売られていたゆえんだと思う。一方、EXILIM EZ-55Zは5群6枚で500万画素だ。3倍までの光学望遠ができる。

葉っぱのディテールを比較したもの。一目瞭然である。レンズの大きさって大切なんだなあと思う。これを補正するためにはレタッチが必要になる。カメラの名前がEX-Z55であるべきところが、EZ-55Zになっている。これは間違いです。compair_cameras

ちなみにこれがiPhoneの写真。F値は同じ2.8だが、全体的に焦点の当たった平べったい写真になる。専門的なことは分からないのだが、本体に厚みがないので焦点を作れないのではないかと思う。ただ、持ち運びには便利だし、GPSデータは付くし、TwitterやYouTuneにも投稿できる。アプリが発達しているので、簡単に背景ぼかしのような写真を作ることができる。結局、持ち運びが簡単なカメラを多く使うことになってしまうのだ。

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