アップルマウス M5769


モニターを買ったついでにマウスを買った。500円だ。普通のマウスは300円くらいで売っているし、無線で飛ばすのが800円だったりするので、ぼったくりに近いのだが、マック純正だったらほいほい買って行くバカがいるという前提の値段づけなんだろうなあと思う。

で、バカが買いました。

で、面白いことにこのマウス「マニュアルはないのか」という声が多いようだ。マックユーザーには想像できないかもしれないのだが「右クリックをどうしていいか分からない」と言う声があるのだ。声を大にして言いたい。

マックに右クリックはないの……

このマウス、当初はApple Pro Mouseと呼ばれていた。2000年頃から発売されたようだ。その後Proが落ちた。裏面には単にApple Mouseと書いてある。もともとシンプルなデザインを指向していたAppleだが、ついにボタンがすべてなくなってしまった。マウス全体でクリックする仕組みになっている。

IMG_2909さて、今ではプロダクトデザインの王様などと言われるアップルなのだが、黒歴史もある。M4848と呼ばれる円形のマウス。機械式トラックボールとのせいもあるのだろうが、狙ったところに行かないだけでなく、持ちにくくて使いにくかった。英語版のwikipediaには「史上最悪の間違い」とまで揶揄されている。製品によって色もお揃いで、当時としてはUSBという先進的なテクノロジーを使ったカッコイイ製品のはずだったのだ。だが、とても持ちにくく、使いにくかった。

アップルマウスはこの丸いやつの後継だ。それまでのデザインが色とりどりだったのだが、この頃からシンプルさを追求するようになった。マウスにもそのミニマルデザインの思想が受け継がれている。

現在のマウスはどうなっているかというとマウスの上面がすべてタッチパッドのようになっていて、ジェスチャーなどが使えるのだという。M5769の欠点は多分スクロールができないことなのだろうと思う。コンテクストメニューが使えないのは不便じゃないのかと問われるかもしれないのだが、古いマックの人はコントロールキー押しに馴れているので、あまり不便を感じないのだ。

まあ、この形をありがたがるのは古いマックユーザーだけかもしれない。

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