ヤフオクのマックはいくらなら「買い」なのか

さて、ヤフオクにはまっている。もうコンピュータは要らないのだが、あのゲーム性にやられてしまった。きっと中毒性があるのだと思う。「他人より安く手に入れる」ことで「勝った」という感覚が得られるのだ。

さて、「勝つため」には相場感というものが必要になってくる。いくらだと「勝った」と言えるのだろうかという問題だ。実に下らないのだが、気になってしまったので調べてみることにした。過去120日に落札された値段をしらみつぶしに調べて表にまとめた。今回は安いほうから111調べた。なので15000以上のまともに動くものについては調べていない。あくまでもジャンクの中のジャンクだ。

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結論から言うとだいたい3000円近辺が一つの山になっているようだ。さらに後半に小さな山がある。しかし、これだと何がなんだか分からないのではないかと思う。次のグラフはブレイクダウンしたもの。価格帯推移という題名だがなんのことだかさっぱり分からないかもしれない。アダプタがついていないものは2000円プラスし、ハードディスクがついていないものは1500円プラスした。

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CPUのタイプで分けた。Core 2 Duoには現在のOSが動作するものとそうでないものがある。Core 2 Duo 2という石はないのだが、El Capitanをぎりぎり走らせることができるものを分類するために便宜的に付けた。

さて、ここで面白いのはCPUによって価格が違う訳ではないということだ。

G4/G5

G4/G5はOS 10.5までしか乗らないし最新のソフトはほとんど使えないのだが、だからといって安く取引されているというわけではない。たまにハードディスクがついていないものがあるのだが、そのまま使える状態のよさそうなものが多い。なかには10000円で落札されたものもある。不思議なことに画面が壊れているというものが少ない。

Core Duo

次が最初のIntelマックであるCore Duoだ。OSは10.6までしか上がらないので、Chromeの最新版が使えない。本体価格は3000円までのものが多いのだが、MacMniで電源アダプターがついていないものがあり、そのままでは使えない。1500円程度で買えれば「買い」なのだが、たいていアダプタがついていないので、結局は高い買い物になる。ただしMac Miniは画面が壊れるということがないので、安定して使える。安いものはiMacなのだが、画面に筋が入っている。

Core 2 Duo

OS10.7までしか上がらない。最近Chromeのサポートが打ち切られたばかりだ。こちらも1500円程度でiMacが手に入れられればまあお買い得かなと思う。iMacはアダプタが要らないので、価格が膨らむことはない。カメラもついていてSkypeなどはできるので、15000円までで手に入れられたらお買い得なのだが、たいていは3000円近辺まで上がってしまう。

不思議なことにMacMiniの人気が高く、価格もiMacより高い傾向にある。画面が壊れないからだと思う。構造が簡単なので故障しにくいのではないかと考えられる。5000円を超えるのが珍しくなく、隠れたベストセラーといえる。ノートパソコン全盛の世の中なのに面白い傾向だ。

Core 2 Duo 2

さて、Core 2 Duoのうち、Early 2009以降のものはかなり高値で取引されている。5000円で買えるものは1つしかなく(しかもアダプターなし)なので、5000円で見つけたらかなり買いだろう。このクラスはiMacに出物がたくさんある。画面の乱れるIMacが出回っているのだ。画面に筋が入っている程度であれば買いかもしれない。中には画面がまったく表示されなかったりバックライトが着れている物もある。構造上熱に弱く、ハードディスクや画面が痛みやすいということである。iMacは画面が壊れると取り替えができないという、割と致命的な欠点があるようだ。

画面が壊れているのに使えるのかという話があるわけだが、外部モニターをつないで使うということだ。

ハードディスクも故障が多いらしいのだが、そのままハードディスクを抜いて中古屋に売ってしまうという人も多いらしい。また、個人情報の流出を恐れてハードディスクを抜いてしまう人もいるのかもしれない。クリーンインストールしてくれればいいのにと思うが、ヤフオク市場ではそんな面倒なことはしたくないという人が多いのだろう。OSがついていない商品が出回っていた。

新しいハードディスクを買うという方法もあるのだが、そのまま外付けから起動するのいうのもありかもしれないなとは思った。そうまでして新しいのを買う必要があるのかという話もある。

ちなみに10000円でWindowsのスティックPCというものが売られている。とりあえずネットサーフィンをするのなら、10,000円以上を出す価値はなさそうなのだが、やはりそこはマックじゃなきゃ嫌だと言う人が多いのではないかと思う。競り落としにかかっていると、相場とかどうでも良くなる。目の前にあるものを人に取られるのが嫌というような気分になってしまうのだ。

しかし、ネット市場を見ているとMacintoshが意外と壊れやすいパソコンだということがよくわかる。バッテリーがダメになるのも早そうだし、グラフィックボードや液晶も割とダメになりやすいみたいだ。古いモニターが、次第に発色が悪くなるということは多いが、筋が入って使えなくなるということは珍しい。薄くてスタイリッシュなパソコンを作る為に犠牲にしていることが多いのではないかと思う。