Mac OSのメジャーアップデートには外付けのハードディスクが必要

さて、今回はMac OSのメジャーアップデートには外付けのハードディスクが必要なんじゃないのかというお話。しかもハードディスクは2つ必要。必ずしも2台なくても同程度のパーテーションがあるディスクを1台用意する必要があるのではないかと思う。理由は直接アップデートすると不具合が多くなるから。だが、改めて書いてみると意外と面倒くさい。

一応手順を書いてみる。

  1. まず、全てのデータを外付けのハードディスク1にコピーする。具体的にはディスクユーティリティを使い復元を選択し、内部ハードディスクの内容を全てコピーする。これが起動ディスクになる。El Capitanの場合にはこのディスクに余っているスペースが7GB弱必要。展開スペースが余分に必要になるので、多分20GB程度は余分なスペースがいる。パーテーションはGUIDで作っておく。
  2. 次にタイムマシーンを利用してハードディスク2にデータをバックアップする。(どうしてもという場合にはハードディスク1だけで作業)
  3. ハードディスク1で起動して、Appセンターに接続し(ということはOSは10.6以上)最新のOSをダウンロードする。インストーラーという形で提供される。ファイルはダウンロードではなく、アプリケーションの中に収まる。
  4. インストーラーを起動する。
  5. ここで内部ハードディスクを消去する。失敗したら、外付け2からデータを復旧することになる。タイムマシーンの復旧は非常にドキドキするのだが、実際にやってみると簡単。ただし、全ての領域のバックアップが取れている必要があるので、内蔵のハードディスクを消す前に確認しておこう。
  6. 消去したところにOSをインストールする。いわゆるクリーンインストールが始まる。悪い影響があるかもしれないドライバーやアプリなどが全て排除されるので、不具合が少ない。
  7. 内蔵ハードディスクから起動したら、外付け1や2で作ったデータからアプリケーションやデータなどを復旧して行く。オリジナルのインストーラーが取ってあれば作業は楽。Appセンターからダウンロードしたことがあるものは、Appセンターの購入済みから再インストールできる。

面倒だと思われた方が多いのではないかと思う。実際の体験では、iMac 2007をLionからEl Capitanにアップデートしようとしてできなかった。途中で止まってしまったのだ。内蔵ハードディスク(実際にはSSDだったのだが)にある6ギガ以上もあるインストーラーにもアクセスできなくなってしまった。昔はディスクでのインストールだったのでこんなことはなかったのだが、嘆いていても仕方がない。

それでも全てが面倒だという人は、少なくともTimeMachineだけはやっておいたほうがよい。しかも2台必要だ。元のOSを環境として残しておくと、どうしても使えないというときにはダウングレードができる。バックアップがないとそれもできない。