古いMacbookをテレビとして再利用する

古いMacbookはテレビとして利用できる

2007年とか2008年ごろに作られた(つまり10年落ちの)Macbookは処理速度は十分だが、ブラウザーのサポートが切れていたりしてしてインターネットで使うのはなかなか難しい。ところが、意外と別の使い道ができる。フルセグのテレビ兼レコーダーとして利用できるのだ。

利用したのは中古のGV-MACTVだ。500円で入手した。Amazonだと3,000円くらいで中古品が入手できるようだ。

ところが家に帰って調べてみると、OSが10.5でないと利用できないという。

また、外付けモニターで利用することもできないのでメインで使っているiMac(安いのを買ったので内臓ディスプレイが壊れているのだ)では使えなかった。ということで、機械は買ったものの数ヶ月間利用できなかった。

だが、どうしても試したくなりついにヤフオクで古いMacbook A1181 (Early 2008) をわざわざ準備した。2,000円だった。馬鹿げているといえば馬鹿げているが、ヤフオクだと3500円くらい出せば確実に入手できるだろう。できればACアダプターのついているものを落とそう。ないものだと余分に2000円程度の出費になる。

セットアップは簡単

システム環境さえ整えばセットアップは簡単だ。BCASカードを入れてからUSBで接続して付属のソフトを起動させるだけである。電波状況さえよければ地域を入力するだけで使えるようになる。デジタル放送にもちゃんと対応している。メモリの要求量はそれほど多くなく、512MB x 2で十分だった。OS10.5 (Leopard)はそれほどメモリ要求力が高くないのだ。さらにMACTV側でデコードしているらしく、それほどメモリやCPUなどを要求しないようだ。

OS 10.7でもできた

試しに外付けハードディスクからOS10.7.5 (Lion)でアプリを起動したところ「イネーブラーが必要」と表示されたので、やはりダメなのかなと思ったのだが、なんなく起動した。32bitOSからアップデートすると最初は32bitで動作するようになっているようだ。64bitで起動している場合でも、ターミナルでsudo systemsetup -setkernelboot architecture i386と入力すると32ビット起動できるようになるという情報がある。しかし、Macbookの古い機種は64bit対応するできても32bitしか使えないように制限がかかっているという話もある。

なぜLionでは起動しないと思い込んでいたかというとiMac(Mid 2007) で試した時に起動しなかったからだ。同じシステムで起動していたのだが、機種によって64ビットだったり32ビットだったりということになる。これが情報が錯綜した原因だろう。ちなみにEl Capitanにはそもそも64ビット拡張という概念がなくなっている。

必要最低限のことはできる

録画も可能で、これだけがあれば地デジでやりたいことは全て実現可能だ。画質もそこそこよいが甲子園を見ることができなかった。サラウンドなので情報が多すぎたのかもしれない。このあたりは住んでいる地域の電波状況によるのではないかと思う。

またiPhoneにも転送ができる。古いiPhone3GSを持っているのだが、TVPlayerはiOS 5.0から使えるということでストリーミング転送が可能だった。ただし、ストリーミングしている時には本体側の映像を止めなければならないのであまり意味を感じない。

問題点もある

問題もいくつかある。テレビ単品と違って配線がごちゃつく。これは整理しようがない。また、当然だがテレビを見ている間はパソコンが使えなくなってしまうので(使おうと思えば使えるがMacbookの画面ではちょっと窮屈だ)当時高価だったMacbookをテレビ専用に使うのはちょっと憚られたのだろう。このあたりがこの製品が普及しなかった理由かもしれない。

外付けモニターなどには対応しておらず(従ってモニターがないMacminiでは利用できないそうだ)、MACTVかMacbookのどちらかが壊れてしまえば録画も再生もできなくなる。OSレベルのキャプチャーにも対応していない。この辺りは著作権対応なのだが、すこし厳しすぎるなあという気もする。

また、リモコンがないと(中古なのでApple Remoteがない)チャンネルの切り替えができない。いろいろやってみたがキーボードショートカットだけではチャンネル切り替えはできないらしい。ということで画面共有で別のMacから操作することにした。これもちょっと不便だ。

キャプチャーには実は抜け穴がある。画面共有を使って別のMacからキャプチャーをとることができるのである。

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