EF28-80mm F3.5-5.6 III USMと EF28-80mm F3.5-5.6 II USMの違いなど

EOS Kiss Digitalを二台購入した。前に一台を壊してしまいなんとなく不安になったからである。レンズを使いまわしても良かったのだがジャンクショップで安く売られていたので買ってきた。最初に購入したものが1000円(税抜き)で次に購入したのが800円(税抜き)だった。

全く同じように見えたレンズだが実は一つだけ違いがある。一つにはⅡと書いてありもう一つにはⅢと書いてある。キヤノンのウェブサイトによると EF28-80mm F3.5-5.6 Ⅲは1995年に発売された EF28-80mm F3.5-5.6Ⅱの後継のようなのだが光学系は全く同じとのことである。

写真を見ていただくとわかるよう左側のレンズにはフォーカスリングにギザギザがある。これで「回しやすく」なっているという。また塗装も若干異なる。左側の方がツヤなしになっているのである。違いは外観と塗装などのちょっとした違いにあるらしい。

この記事を書くにあたっていろいろと検索してみたが、このレンズはあまり評判がよくないようだ。プロ向きではないと書かれているものもあるし、プラスティック製で安っぽいという意見もある。一方で性能には問題がないのに過小評価されているという意見もある。

プロがレンズに何を求めるのかはよくわからないのだが、ブログのための写真を撮影する分にはそれほどの不満は感じられない。

このころのレンズはヨーロッパでできた環境基準に合致するために鉛フリーレンズを使っているという話がある。鉛は高屈曲率を得るために利用されるとのことなのだが、解像度も高くない上に色味もパソコンで補正してしまうのであまり気にならない。フィルム時代には色補正はパソコンではできなかったのだから、こうしたレンズのちょっとした色味の違いには大きな影響があったのだろう。

このレンズは35mmフィルムを前提にして作られている。APS-Cでは焦点距離が若干長くなる。数値で見ても良いのだが体感するためにコンデジ(Panasonic DCM-FX35)で撮影して比べてみた。Panasonicの方が画角が広い写真が撮影できる。上がEF28-80mm F3.5-5.6 III USMで撮影したもので、下がPanasonic DCM-FX35で撮影したものである。

画角が狭くて使えないという話はあるわけだが、風景写真を撮影するのは持ち運びに便利なコンデジなので実はあまり気にならない。

また、マクロ撮影に使うためには別にマクロ用のレンズを買わなければならないのだが、これも1000円〜500円で売られている中古のコンデジで十分に良い写真が撮影できる。Panasonic DCM-FX35だと5cmまで近接した写真が撮影できる。

わざわざ一眼レフで写真を撮影するのは後ろボケを得たいからである。例えばこういう写真はコンデジでは撮影ができない。

ということで、かなり限定的な使い方にはなるのだが、EF28-80mm F3.5-5.6 III USMのような廉価なレンズであまり困ることはない。ブログの写真を少しグレードアップしたいような人にはよいソリューションなのではないかと思う。

 

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