デジタルカメラを格安で手に入れるためにはどうしたらいいか

今回はデジタルカメラを格安で手に入れる方法を考えます。コンデジ1セットを1000円程度の予算で購入するのを目標にします。また一眼レフなら5,000円程度の購入を目指します。

デジタルカメラの本体側の進化は2009年ごろで止まっています。最近のカメラは「業務に使う記録用の格安のもの」「スマホで満足できない人のために高機能だが高価なもの」「wi-fiを使ってパソコンやスマホとの連携を考えたもの」に別れています。主にソリューション側の問題なのです。中には過剰に高機能なものもあります。こうした機能が必要でない場合には、新製品で買うよりも中古品を手に入れたほうがお得な場合が多いです。

具体的には「中古品を探す」ということなのですが、いったいどこで探せばいいのでしょうか。一番簡単なのはAmazonで中古品を探すことです。Amazonで最もよく売れている新品のカメラは10000円近辺のコンパクトデジカメです。しかし、中古を含めるともっと安いものが手に入ります。

まず、スペックについてですが、まず使う目的をはっきりさせる必要があります。ジャーナリストをしていて最新のカメラが必要ならばメンテナンスがしっかりしたカメラを買う必要がありますが、ウェブのために写真を撮影する程度であれば10年前のカメラでも十分に対応できます。サイズが5メガピクセルもあれば十分だからです。また、中古品と言っても正規の品物には違いがないので、メーカーの無料サーバーなども使えます。SONYやCANONなど無料のスペースを提供しているメーカー少なくありません。

それでは実際にオークションと中古ショップで獲得したカメラがいくらだったのかを実際に検証してみたいと思います。

ハードオフで取得する場合

ハードオフには3種類のコーナーがあります。

  • 保障付きケース:割高だが動作しなかった時には交換に応じてくれる可能性がある。
  • 保障なしケース:ジャンクと呼ばれて保障はしてくれないが、一通りのパーツは揃っていて、その場でも確認させてくれる。場合によっては壊れているものもないとは言えない。
  • 保障なしカゴ:そのままでは動作しない。場合によっては壊れていることもある。

保証付きケース

保障付きケースは一週間の動作保障がついているケースです。コンパクトデジカメであればだいたい2500円以上のカメラが置かれており使用に差し支えない程度の付属品がついています。お金に余裕があればここから探すのが良いでしょう。詳しいことは教えてもらえませんが、電源は貸してくれるのでメディアさえ持って行けば試し撮りくらいはさせてもらえます。

保証なしケース

保障がないケースでは300円から1500円程度のカメラが売られています。お金に余裕はないが実用に耐える程度のものはここで買えます。ここで避けるべきなのは「写真そのものがまともに撮影できないカメラ」をつかまないことです。「白っぽく撮影される」ものはCCDに異常があるので修理できないのです。しかし、撮影には影響がないが、少し不具合のあるものや、不具合もなくお店側の勘違いで安くなっているケースもあります。

液晶の一部が映らないで保証なしになったケース – DSC Cyber-Shot DSC-T50

総額約1,000円で入手しました。

  • 本体:500円(税抜き)
  • ケーブル:100円(税抜き)
  • Memory Sitck Duo 2GB: 330円+41円

ソニーのDSC-T50は液晶の一部が映らないので540円で売られていました。写真そのものはきちんと撮影できます。なぜかライブビューだけで問題が起きるのです。

このカメラはとてもスタイリッシュなのですが、タッチパネルは使い勝手に癖がある上に、カメラがぼんやりとした絵を作ります。ノイズリダクションのせいなのかもしれません。レンズが沈胴式ではなく距離が稼げないことが原因となっているのかもしれません。タッチスクリーンで写真を撮影する分には問題ないのですが、セルフタイマーを使うとピントを合わせるのが難しいです。こういうことは複数のカメラを使ってみないとわかりません。

また、SONYのカメラを買うとPlay Memories Homeというアプリケーションを通じて写真をクラウドにアップロードできます。ムービーの保存は5GBだそうですが、’写真に関しては無制限ということです。500円で写真スペースを買えたともいえますね。

電池ラッチが欠けていることで保証なしになったケース – DMC-FX35

総額800円で購入しました。

  • 本体:800円(税抜き)

パナソニックのDMC-FX35は電池を止めるレバーが欠けていました。またフタが薄い上にきちんと閉まらず時々電源が勝手に落ちてしまいます。解決策はガムテープで補強することでした。電池パックを充電するたびにガムテープを変える必要があり、面倒といえば面倒で見栄えもよくないです。

ただ、これが864円で売られていました。同じようなクラスのカメラを保障付きケースで買うと3500円くらいになります。Amazonでも中古品がこれくらいの値段で売られているので、だいたい相場なのだと思います。

このカメラはよくできています。洋服のディテールがきっちりと撮影でき、逆光補正(そもそもこのカメラの売りになっていたらしい)もとてもよく働きます。数年前のものだからといって性能的な不足はありません。

このカメラの難点はセルフタイマーなどのモード設定を記録してくれないという点です。これは携帯電話のP-04でも踏襲されているので多分LUMIXに独自の設計思想なのだと思います。セルフタイマーで何回か写真を撮影するときなどに不便です。また、パナソニックはオンラインストアレッジのサービスは提供していないようです。

レンズが開く音がうるさいということで保証なしになったケース EXLIM EX-H10

EXILIM EX-H10は1,000円で購入しました。

  • 本体:1,000円(税抜き)

EXILIM EX-H10はレンズが開くときの音が異常にうるさいという理由でジャンクとして売られていました。調べたところ、カシオがレンズが沈胴式のカメラを作った最初のようで、この音はデフォルトらしいのです。ただし、メカニズムに問題があるのかレンズエラーで使い物にならなくなるという個体が後を絶たないようです。専用のコネクターが必要なのですが、CASIOのコネクターはなかなか売られていません。

故障はしていないのですが、ちょっと怖いのでしばらく手持ちのメモリカード(32MB) で運用してWi-Fiカードなどを試してみたいと思っています。

CASIOは操作系が一番優れているように思えます。例えばセルフタイマーなどの設定を記録してくれます。わずかボタン操作ワンステップの差なのですが、実際に撮影してみると「ああ、いらないんだった」と思います。こういうのも複数使ってみないとわからないです。

型式が古すぎるという理由で保証なしケースに入った EOS Kiss Digital

EOS Kiss Digtal(本体)は2500円で売られていました。レンズも1000円で入手しました。電池は一応ついていますが、すこしへたり気味で10枚くらいしか撮影できませんでした。これは何も悪くないのに保障なしケースに入っているケースです。

  • EOS Kiss Digital本体・バッテリー・充電器: 2,500円(税抜き)
  • レンズ:1,000円(税抜き)
  • CFカード:64MB:1,300円

合計は4,800円になります。保障付きの棚にも一眼レフカメラは置いてありますが、15,000円から20,000円くらいは見ておいたほうが良いです。新品を買うと70,000円程度くらいだと思います。現在の製品はwi-fi連携などが利用できて、Image Gatewayに直接アップロード可能です。

一眼レフカメラはきちんと後ろボケしてくれるので植物の撮影などに大活躍します。しかし、耐久性に問題があったのか後日購入した代替えバッテリーが悪かったのか一台は壊れてしまい同じような製品をもう一度購入しました。後述しますが、ヤフオクでは500円で売られており運賃800円を出して購入できました。電池がない製品で「電源が途中で落ちる」という触れ込みだったのですが、今の所問題なく使えています。電池も代替え品が1000円程度で売られています。

CANON製品も無料のオンラインストアレッジ(CANON Image Gateway)が使えます。MacだとYosemite以降だと利用できます。無料スペースの合計は10GBです。

ソニーと違って画像管理ソフトと統合されておらず、専用のアップローダーを使います。

古すぎるからという理由で安く売られることが多いEOS Kiss Digitalですが、現在のEOS Utilityでは認識されません。そこで諦めてしまう人が多いかもしれないのですが、実はClassic時代から提供されている古い型式のMac/ Windowsでリモートキャプチャが利用できます。

RemoteCapture Ver2.7.4R2 for Mac OS Xはこちらからダウンロードできます。

メーカー側ではサポートが切れており特段案内もされていません。現在のEOS Utility 2を使ってEOS Kiss Digitalからのリモートキャプチャーは使えません。リモートキャプチャに関する情報はなくなっており、自力で探してくる必要があります。この辺りが中古品の醍醐味とも言えますし、面倒な点とも言えます。MacではOS10.5までリモートキャプチャが使えるので、USBでカメラを接続すれば、設定を変更して写真を撮影し、それをパソコンに写真を取り入れてその場で確認することが可能です。

なお同じような名前でEOS Kiss Digital Nという製品が売られていますが、これは電池や充電池など全てが違っています。知らないと「使えるだろう」と思ってしまうのですが、注意が必要です。

CCDが壊れている

一方、失敗したケースもあります。PENTAX Optio A10も540円で購入したのですが、CCDだけではなく表示レベルでも異常が出ました。紫色になるのですが経年劣化なのかこの機種に特有の問題なのかはわかりません。ちゃんと確認しないとこんなことになります。

カゴ

カゴにはもっと安いものがあります。だいたい324円とか540円という価格がついています。このエリアでは探さない方がいいと思います。充電器がないとか電池がついていないというものが多いからです。代替えバッテリーを使えば済む話ではあるのですが、却って高くなってしまうからです。

ただしアクセサリ類がカゴの中に落ちている場合もあります。これはSONY DSC Cyber-Shot T50で利用できる専用のケーブルですが108円で売られていました。Cyber-Shotの一部の機種はこのケーブルがないとパソコンに写真を取り入れられませんが、パソコンに写真を取り入れることさえできれ、そのままPlay Memories Homeを使って5GBのスペースにアップロードすることもできます。Play Mamories HomeはMac OS 10.10/10.11/10.12/10.13あたりに対応しています。

カメラ本体で唯一の例外は古くてビンテージっぽくなっているモデルのカメラかもしれません。こちらも自力で一揃えさえすれば充電と試し撮りくらいはさせてくれます。

Cyber-shot DSC-P5

このカメラは324円でカゴに入っていたのですが、珍しく使えました。ただし、部そろえると1000円を超えてしまいました。CCDも壊れていないし、レンズもちゃんと出てきます。ACアダプターで充電するタイプなのですがアダプターがPCの別のカゴに入っていたのです。撮影した写真はこちらです。

  • 本体:300円(税抜き)
  • アダプター:500円(税抜き)
  • メモリースティック:200円(税抜き)+輸送費82円

CCDが白っぽくなっていた

この写真を撮影したFinePix F11は324円で売られていました。電池がかろうじて生きており表示はまともでした。しかし充電器がなく別のハードオフで324円で探しました。xDピクチャーカードという特殊なものを使うのですがこれも350円でヤフオクで落札しました。つまりF11のために1000円使ったのです。

しかし、撮影してみて異常に気がつきました。撮影する写真に縞模様が入ります。明らかな失敗でした。

ということでカゴから探すのなら、ビンテージ化していて懐かしいカメラを見つけるようにした方がいいと思います。これなら写真が撮影できなくてもなんとか我慢ができるからです。

ヤフオクで探す

EOS Kiss Digital

いったんあたりがついたり、付属品を持っているならヤフオクで探した方が安く手に入る場合があります。EOS Kiss Digitalは充電池と充電器がない状態で500円で落札しました。輸送費が800円かかったので、実質1300円でした。512MBのCFカードをヤフオクで500円で手に入れて、800円のレンズをハードオフで購入しました。

  • 本体:500円
  • 輸送量:800円
  • レンズ:800円
  • CFカード512MB:500円

電池と充電器は持っているものを使ったので、EOS Kiss Digitalの合計は2,600円でした。

フルで購入するとヤフオクとハードオフはあまり値段が変わらないと思うのですが、もう部品は持っていて本体だけが欲しいなどという場合は意外と掘り出し物を見つけることができることがあります。

メディア

また、ハードオフはメディアを扱っていないケースが多いのでメディアはヤフオクで探した方が良いと思います。だいたい500円以下で揃うようです。CFカードなどはもうあまり使われていないので、家電店で探そうとするととても高価になります。新品を手に入れるとしてもAmazonのほうが良さそうです。

またマルチカードリーダを持っていると何かと便利です。この手の品物はハードオフのカゴにたくさん入っています。パソコンに画像を取り込むという人が減っているのかもしれません。

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