
しばらくぶりにハードオフを覗いたらEOS D10が2,000円で売られていた。不要不急の外出をしてはいけないことになっているのにたまに覗くと欲しいものが見つかってしまう。低価格だったのは電池も充電器もないので動作確認ができないからだそうだ。
EOS Kiss Digitalと電池・充電器が共有なので確認したところ問題なく動作するようだ。1日迷ってから買うことにした。
結論からいうと、EOS Kiss Digitalとそれほど違いはないので特に買う必要のないカメラではあった。Wikipediaによると2003年に出たハイアマチュア用のカメラだという。この半年後にEOS Kiss Digitalが出ていてスペックはそれほど変わらない。逆にいうと、電池・充電池・ソフトウェアともにEOS Kiss Digitalと同じものが使える。
もちろん違いも少しある。まず操作系が異なる。EOS Kiss Digitalの操作系はあまり評判がよろしくないようだがボタンが少ない分だけ単純で使いやすいと思った。どうやら拡大・縮小ボタンのうち縮小ボタンが壊れているようだった。あと連写性能が少しだけよいらしい。良いらしいのだが連写はしないのでよくわからない。

期待していたのはフォーカス機能だった。この時代のEOSはあまりオートフォーカス性能がよくない。EOS Kiss Digitalは顔認証して合わせてくれないのだ。一応オートフォーカスがサーボとワンショットから選べるのだが無駄だった。やはりセルフタイマーなどは置きピンしなければならない。
同じ時代でもSONYアルファ100はきちんと顔を見つけてピントを合わせてくれる。
ただ、ピントはマークをつけておいて事前に合わせておけばいい。基本性能に問題はなく、カメラとしては使いやすい。システムと合わせて使う場合には古いパソコンを持っていなければならない。Macをつかっている場合にはOS10.5を持っているとシステムが合わせやすい。ただし、USBが1.0なので取り込みが極めて遅い。
- Mac OS 10.5.8
- EOS Utility 2.9.1
- Remote Capture 2.7.4.23