Canon EOS Kiss Digitalのレンズを変えて楽しむ

一眼レフはレンズを変えて楽しむものだ。ということで安価な変えレンズを買ってきていろいろ試してみた。この中ではF1.8の単焦点レンズが一番高かった。が、不思議なことに新品で買うとこれが一番安いはずだ。いずれもデジカメ前からあるかなり古いレンズで、ヤフオクやハードオフなどでよく見かけるレンズである。

  • EF 28mm-80mm F3.5-5.6 USM III
  • EF50mm F1.8
  • Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)

アマゾンで新品を買うとこんな値段になる。どちらもお手軽レンズである。EF 28mm-80mm F3.5-5.6は純正品の扱いがないようだ。

左からEF 28mm-80mm F3.5-5.6、EF50mm F1.8、Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)

まず最初に言えるのはEOS Kiss Digitalというかなり昔の機種でもウェブで使う分には全く問題のない写真が撮影できるという点である。もちろん「動かない被写体であれば」という前提はつくのだが……

標準的なレンズEF 28mm-80mm F3.5-5.6 USMの28mm側。これくらいの視界が取れる。この構図だと後ろが派手にボケたりもしていないのでコンデジで撮影して同じような絵になってしまうかもしれない。
EF 28mm-80mm F3.5-5.6の80mm側。このくらいまで寄れる。F5.6になっている。この構図だとたまたま看板のところに焦点が当たり後ろがいい感じにボケている。初心者的には一眼レフならではの満足感が得られる。
EF50mm F1.8。50mmなのでちょうど中間の画角になる。手前の木がボケて見えるのがわかる。奥側も自然な感じのボケ具合になっている。構図をうまく撮るといいえになるのだが、距離のメリハリをつけないで写真を撮影すると、単に画角が狭いだけのレンズになってしまう。このレンズは人や花などテーマが決まっていると面白いが風景を撮る分にはそんなにありがたみがない。
EF50mm F1.8。何かを中心に据えて背景をぼかすとそれっぽい絵が作れる。
Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)の70mm側。標準レンズの一番遠くを撮ったのと同じぐらいの画角になる。曇りの日ということもあってレンズの性能がそんなに悪いという感じにはなっていない。これで1,500円だったのだが、純正でなくても別にいいんだなと思った。
Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)の300mm側。ググッと寄ってみたのだが、単なる木なのでありがたみはない。

安価な投資でカメラが上手になった気分に浸れるというF-1.8単焦点撒き餌レンズを試してみた

CANON EOS Kiss Digitalを買ってからしばらくたった。これまではEF 28mm-80mm F3.5-5.6という標準的なレンズを使っていたのだが、ボケがちゃんと出るものが欲しくなりF1.8レンズを探すことにした。

左からEF 28mm-80mm F3.5-5.6、EF50mm F1.8、Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)

結局、ヤフオクでEF50mm F1.8 IIというのを2,500円で探してきた。曇っているという注意事項があったのだがEOS Kiss Digitalではそれほど曇っているようには思えない。「撒き餌レンズ」というそうだが安価な価格で高い性能を実現しているというのである。しっかりと背景がボケるのでポートレイトの撮影などに大活躍している。このレンズは今でもSTMバージョンが14,000円程度で売られている。USMという音が静かなバージョンも売られているようだがこちらは44,000円と値段が高い。

季節的に光が良い感じになってきたこともあり「明るいレンズ」はコントラストの高い写真が撮影できるので、これを持っているだけで写真の腕が上がったような気分に浸ることができる。

ただ難点もある。フィルムカメラ用のレンズなので50mmだと1.6をかけて80mmレンズになってしまう。このため170cmの人物が収まるように撮影するためには6m位離れなければならない。28mmという焦点距離が短いレンズも売られているのだがこちらはUSMで54,800円とさらに高価になってしまう。趣味で使っている分には6mくらい離れても「まあ仕方がないな」と思うのだが、プロだとそういうわけにも行かない。エントリーレベルできれいに後ろボケする写真を体験させてから高価なレンズに誘導しようというメーカー戦略と言われており、これを「沼」というそうである。

これとは別にTamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)という望遠レンズを買った。この3本セットをカメラバッグに入れて持ち運ぶことにした。このテレマクロレンズを使うと遠くのものがよく撮影できるのだが、今の所あまり使い道がない。

実際に鳥を撮影しようと思ってやってみたのだが、EOS Kiss Digitalは鳥の早い動きについて行くことはできないのである。

Mac OS10.5とEOS Kiss Digitalを使ってリモートキャプチャー環境を作る

中古のEOS Kiss Digitalを購入してしばらく経った。CANONにはパソコンとカメラを連動したワークフローがあるのだが、カメラが古すぎると使えないことがある。そこでOS10.5を使ってリモート撮影環境を再構築する方法を調べてみた。

大まかにいうと、キャノンのインストーラーをハックしてインストールする方法(無料)と、ヤフオクなどでディスクを手に入れる方法がある。

多分、インストーラーをハックする方法はCANONは推奨していないし著作権にも触れる行為なのかもしれない。実際に日本語ではハック情報は出回っていない。そして、このやり方でセットアップできるのはIntel Macだけのようだ。PowerMac G4ではEOS UtilityはインストールできたがDigital Photo Professionalはインストールができなかった。PowerPCでフルセット揃えるためにはヤフオクで手に入れたディスク(20.2)が必要だった。OS10.5にはバージョン20の前後が対応している(#1)ということである。

また、アップデーターを使わずに、「EOS Utility 2.4~2.7.2」がインストール可能なEOS DIGITAL Solution Diskのバージョンは「18~21」でございます。(#1. キャノンお客様相談室)

まずカメラを準備するのだが、電池の持ちが悪いと電源をオンにしておけないので、ROWAあたりから新しい電池(BP-511)を購入しておくことをお勧めする。

手順は次の通りになる。

  1. まず、カメラが認識できる程度に古いEOS Utilityを入手する。EOS Kiss Digitalの場合には2.7.2までしか対応していない。
  2. 次にDigital Photo Professionalを入手する。
  3. これらが入手できたらセットアップする。

まず、EOS Utilityを入手する必要がある。カメラからソフトウェアを選ぶ画面からはデジタルソリューションディスクは手に入れられない、現在オンラインで手に入るデジタルソリューションディスクを入手するにはGoogleでデジタルソリューションディスクを検索する必要がある。カメラのシリアルナンバーを入れればこのパッケージは手に入れることができる。しかしこれだとEOS Kiss Digital向けのEOS Utilityは入手できない。バージョンが高すぎるのだ。

まずはヤフオクを探してみた。たまたま20.2を500円で手に入れたのだが、必ずしも古いディスクが手に入れられるとは限らないようだ。出回っているものには28.2が多いようである。EOS Kiss Digital向けのEOS Utilityは2.7.2が最高で、それ以降はサポートが打ち切られてしまっている。だから最新のソフトを入手しても、カメラが認識されない仕組みになっている。

EOS Utility2.7.2の「アップデータ」はあるのだが、実はこれがインストーラになっている。単にパソコンにEOS Utilityが入っているのかをチェックしているだけなのだ。そこで英語では「インストーラーパッケージの中のあるファイルを削除しろ」という情報がYouTubeで出回っている。良く考えてみるとユーティリティをダウンロードしてもカメラがないと使えないのだから、CANONが、プログラムを過剰にプロテクトしているのかがわからない。

もしEOS Utilityが入手できなくてもRemote Captureを使えばリモート撮影環境は作れる、この二つのソフトはそれぞれできることが微妙に異なっている。最

最初の画面がEOS Utilityだ。OS10.5を使ってパラメータをコントロールしながら撮影をしてDigital Photo Professionalに送っている。

次の画面はRemote Captureだ。こちらは操作できる項目には限りがあるのだが、ライブプレビューができない点を考慮したのかテスト撮影ができる。試し撮りをして露出がアンダーなら調整するなどということができるわけである。

さて、Remote CaptureはOS10.5に簡単にダウンロードできる。しかし、Digital Photo Professionalはインストールにコツがいる。こちらもアップデータしか用意されていないのでオリジナルディスクがない人は10.5.8にはダウンロードできないのだ。ただし、先行して入っているDigital Photo Professionalは「新しくても構わない」。そこで、まずOS10.11などの新しいOSにDigital Photo Professionalをダウンロードする。ソリューションディスクを展開すれば良いのだが、様々なバージョンがあるので検索してOSとの相性を確かめていただきたい。10.6から10.11に対応するバージョンが見つかった。

そして、これを「動かなくても構わないので」10.5が入ったIntel Macにコピーすると「インストールされた」ことになり、古いソフトをインストールできる。つまり、これもアップデータではなくインストーラだったのである。

ここまできて必要なソフトが揃った。ただし、古いソフトとカメラなのでライブプレビューができないという弱点がある。新しいバージョンと違ってフォーカスもパソコンからコントロールできないようだ。ファインダーを覗いて画面を確認する必要があるし、USBケーブルでカメラとパソコンを接続しておく必要がある。また、USB接続も1.0であり転送速度は必ずしも早くない。

それでもパソコンで写真を確認しながら撮影し直したりすることもできるので、カメラからいちいちCFカードを抜いてiPhotoなどに取り込んでからレタッチをするという手間はなくなった。USBの延長ケーブルなどを使えばスタジオ撮影などでは便利に使えるのではないかと思う。

EOS Kiss Digitalの代替電池

中古で一眼レフカメラを買った。電池は消耗していたのだが「きっと高いのだろう」と考えて買わなかった。だが、寒くなってくるとついに数枚撮影しただけで電池が落ちるようになった。セルフタイマーの場合には1枚でダメになってしまう。そして、なぜか充電ができない。どうも消耗はしていないが電圧が足りないという状態になっているようだ。

ついに限界かと思ってAmazonを見た。BP-511の代替電池は意外と高くない1300円ちょっとで買えるようだ。持たないという話もあるみたいだが、試しに買ってみた。

何枚か写真を撮影してみたが電池がフルのままでなかなか消耗しない。やっぱり頑張らないで買うべきだなあと思った。ただ、まだ充電はしていない。充電ができないというレビューもあるようなので、ちょっと安心はできない。

しかし、なぜか古い方の電池も使えるようになった。調べてみるとリチウムイオン電池は寒さに弱いらしい。ここのところ暖かかったので電池が回復したようだ。買わなくてもよかったのかとちょっとだけ後悔したのだが、どっちみちまた寒くなる。

EOS KIss Digitalは古いカメラなので、電池の互換性をチェックしたり充電器が互換品を跳ねたりすることはないらしい。却って古いカメラの方が融通が聞くということもあるんだなあと思う。2個セットで安く売られているものもあるし(2000円以上なので送料が無料になる)Amazonの発送でないもののなかには関東地方への送料が無料というものもあった。中古カメラを買ったら予備電池も揃えておいたほうがよいかもしれない。

EOS Kiss Digitalにはフィルムカメラ用のレンズが付いており味のある写真が撮れる。また、コンデジと比べるとピントが当たる範囲が狭いのでカメラの腕が悪くてもそれなりに雰囲気のある写真が撮影できる。

EOS Kiss Digital とパソコンを接続する

EOS Kiss Digital(初代)を買うといろいろなソフトウェアをダウンロードして使うことができる。しかし、ダウンロードしたソフトウェアの機能を全て使うことはできない。中にはEOS KIss Digitalに対応していないソフトウェアがあるからだ。

カメラ画像を取り込む

カメラ画像を取り込むためにはEOS Utilityを使うのだが、現在のダウンロード可能なバージョンはEOS Kiss Digitalに対応していない。Macの場合はカメラを接続するとiPhotoかイメージキャプチャが立ち上がりそのまま画像を取り込むことができる。Windows XPはデバイスとして認識されるのでそこからコピーすることになる。なおカタログ上はXPのEOSユーティリティはカメラを認識することになっているのだが、実際は接続ができなかった。

画像を編集する

画像の編集やRAW現像にはDigital Photo Professionalを使うことができる。Windows XPやMac OS 10.7で使えるバージョンは3である。CD-ROMがなくても(中古の場合にはよくある)シリアルナンバーさえあればダウンロードが可能である。

パソコン経由で撮影する

Digital Photo Professional4とEOS Utility2にはパソコンの画面を見ながら撮影し画像を直接パソコンに取り込むことができる機能がついているようだが、Mac OS 10.7では使えそうにない。

ところがリモートキャプチャというソフトを使うとこれが可能になる。どういうわけかパッケージには含まれておらず別途インストールする。不思議なことにMac OS10.1/10.2用のアプリがダウンロードできる。これはOS10.5(PPC)でも使うことができた。Windows XPでも使える。だが、Intel Mac用のソフトがないのだ。

設定(露出、ホワイトバランス、絞り)を変えて写真を撮影し、それをハードディスク上にそのまま保存したり……

remote_capture001

カメラの設定(といっても名前と時間だけなのだが……)を変更することができる。花の写真や物取りなどカメラを据え付けておける場合には、いちいちCFカードを取り外して確認するという面倒なことをしなくてよいので、便利だ。WiFi接続はできないのでUSBケーブルが必要。

remote_capture002

なお、カメラがライブビューに対応していないので、アプリにもその機能はない。

 

CD-ROMのないEOS一眼レフデジカメを手に入れたら

OLYMPUS DIGITAL CAMERAさて、中古ショップでEOS Kiss Digital手に入れてから二週間経った。撮影には問題がないのだが、電池以外の付属品がついていないので、ソフトを手に入れるのは諦めていた。

しかし、実際にはCD-ROMのないパソコンが増えてきているので、ダウンロードできるサービスがある。ところが、このサービスは一般のリンクからはたどれない。一般のリンクにはアップデータしか置かれていないのだ。

リンクを探すためには、Googleで「EOS Digital Solution Disk Software」と検索すると良い。ダウンロードするときにはシリアルナンバーが必要だ。シリアルナンバーは本体の底面に記載されている。EOS Kiss Digitalも対象になっている。いくつか別バージョンが出てくる。Macはインテル版用しかない。Windows XPでも利用できる。

  • Windowsバージョン
  • Mac OS(10.6.8)が使えるバージョン
  • Mac OS(10.7-9)が使えるバージョン
  • Mac OS(10.9/10.10)が使えるバージョン

この中にはいくつかのソフトウェアが含まれている。

Digital Photo Professionalは、Photoshopで行っているようなレタッチ作業ができる。古いバージョンのPhotoshopにはHDR写真の合成ができないのだが、このソフトウェアにはHDR写真の合成ソフトがついている。

Image Browser EXは、ファイルの管理と簡単なレタッチができる。レタッチした写真はCanon iMage Gatewayという会員制のサイトにファイルをアップロードできる。ファイルの記憶容量は10ギガバイトである。こちらも、製品のシリアルナンバーが必要だ。Macの特定のOSにはiPhotoが付属してないので、代わりに使うには十分な性能と言えるだろう。

また、Picture Style Editorというソフトでは、色の設計ができるようである。これはアマチュアのカメラマンには必要のない知識かもしれないが、プロユースにも使えるように設計されているようだ。

EOS Kiss Digital(初代)の時代には、Photoshopがついていたようだ。つまり、今配布されているソフトウェアはEOS Kiss Digitalには対応していないのものもある。EOSユーティリティも試してみたのだが、カメラを認識しなかった。MacとWindowsで試してもダメだったので、対応していないのではないかと思う。カメラから直接ファイルを取ることはできず、イメージキャプチャーなどを経由することになる。なお、iPhotoで写真を読み込むことは可能だった。Windows XPもカメラを認識する。

デジタル一眼の最大の欠点は細かい点をパソコンで確認するまでできあがりが分からない点だと思うのだが、WiFi機能のついたEOSだとパソコンで撮影した写真をそのままパソコンでチェックすることができる。設定もパソコンからできるようだ。プロのスタジオなどではかなり使えるのではないかと思う。

中古であってもキャノンのカメラを買うと、このようなプロユースの機能が気軽に覚えることができるわけだ。

古いEOS Kiss Digital 初代は使えるのか

ブログの写真をきれいに撮りたいと考えてEOS Kiss Digital(初代)を使っている。一眼レフカメラなので背景ボケのある写真が撮影できるのである。

このカメラは中古ショップやヤフオクなどで安く手に入れることができる場合があるのだが、色々と問題もある。まず解像度が6Mピクセルしかない。今ではコンデジでも10M超が当たり前なのでいかにも貧弱に思える。しかし、ブログ用途だと結局640×480などに落として使うので意外と気にならない。手ぶれ補正がないので明るい室内でも三脚が必要なことが多い。揺れに弱くコンデジ感覚で持ち歩くと壊れてしまう上に、オートフォーカスも弱いので運動会の撮影のようなことはできないだろう。

さらにソフトウェアが入手できない。これについては色々とハックがある。

これらのデメリットを割り引いても価格は魅力的だ。場合によっては500円程度で本体が手に入ったりすることもあるし、レンズもフィルムカメラ時代のものが安く手に入る。

購入価格

デジタル一眼レフカメラが欲しかったのだが、新品にはなかなか手が出ない。そこで中古を物色することにした。

最初にハードオフで見つけたものは本体3,000円だった。バッテリー1つとバッテリーチャージャーが付いている。さらにフィルムカメラ用のレンズが1,000円だった。合計4000円である。あとCFカードを購入する必要がある。カードは新品を買うと1500円程度から買える。やはりAmazonが一番安い。32MBという小さなサイズのものを買った。バッテリーの持ちが悪いので1300円で新しい代替品のバッテリーを買った。

しかしこのカメラはある事情から壊れてしまい、またハードオフで新しいものを買った。こちらも3000円でバッテリー2つとバッテリーチャージャーがついている。レンズは持っていたので買わなかった、また、16MBのCFカードが中に入っていた。

ある日ヤフオクを見ていたらかなりの安値で売られていることがわかった。「時々落ちる」という触れ込みになっているものを500円で手に入れて800円の輸送費を払った。バッテリーとチャージャーはない。何回か試し撮りしてみたが今のところ落ちることはない。ヤフオクでも相場は3000円程度のようである。ハードオフに行って最初に購入したのと同じレンズを買った。800円だった。このほかに500円のレンズなども置いてあった。

カメラが故障する

最初のカメラは使っているうちに壊れてしまった。思い当たる原因は二つある。まず、持ち運びのさいにコンデジを扱うように乱暴に扱ってしまった。中を振るとカラカラするので振動に弱かったかもしれない。カメラバッグかストラップなどを買えば良いのだろうが、結局怖くて持ち運びができなくなってしまった。

もう一つの理由は代替電池である。Amazonで購入したのだが、これが悪さをしたのかもしれないと思っている。そこでヤフオクで捨値のカメラを買ってもう一度この電池を入れて試しているところだ。徐々に使用時間を伸ばしているのだが問題は出ていない。

今のところ問題は出ていない。後で調べてみると「ロワジャパン」のように実績があるメーカーとそうでない会社があり玉石混交のようである。

バッテリーパックはEOS 5Dなどでも使える。まだカタログに掲載されている商品なので代替を含めて供給がなくなることはしばらくないだろう。なお、EOS Kiss Digital NやEOS Kiss Digital Xはバッテリーの小型化も売りだったようで、EOS Kiss Digatalとはバッテリーの形状が異なっている。このため、EOS Kiss Digitalを手に入れても周辺機器を共有することはできない。Kiss Digitalが共有できるのは10Dとその後継機種だ。

一応分解してみたのだが、個人ではどうしようもない。そもそも隠しネジ(プラスティックの部品に覆われてアクセスできなくなっている)があり、素人による分解は想定していないようである。開けてもストロボ付近がカラカラ言っている上に結局機械部分は分解すらどうして良いのかわからなかった。

2003年発売のパソコンはOSの関係で現役使用ができないことが多いが、カメラは使えなくなるということはない。ただし故障すると修理はしてもらえない。気軽に持ち運べないというのは欠点なのだなとは思った。価格が安いので「使い捨て覚悟」で購入する必要はある。

CFカードを準備する

近所の家電店には4GB・5000円という高価なものしかなかった。Buffaloが32MBという小さなサイズのものを1,300円で出しているのでそれを使うことにした。Amazonは2,000円以上で送料無料である。4GBくらいあるものを買ってもよいかもしれない。実は32MBも4GBもそれほど値段が変わらない。AmazonでもCFカードは購入できる。家電量販店より格段に安い。

ヤフオクでは1G程度のものが600円くらいで売られていたりする。こちらは郵送してもらうと送料が82円(定形外で追跡なし)から164円(追跡あり)程度ある。ミドルサイズで撮影するとだいたい1枚1MBという感じなので128MBだと120枚程度写真が収まることになる。多分持ち運ぶ人はこれでは少ないだろうなと思う。

また、プロはRAWで撮影したいだろうから1GBでもきついかもしれない。RAWで撮影しない理由は2つある。現像が面倒だし、ファイルの保存に大容量のハードディスク(あるいはクラウド)が必要になるからである。また、EOS Kiss DigitalはUSB2.0に対応していないので転送にも時間がかかる。

とりあえず撮影してみる

中古でもデジタル一眼なので背景ぼけがきちんと得られる。この写真では「赤い花を見せているんだな」ということがよくわかり大満足である。

IMG_2581

ただ、この写真と撮影するまでが結構大変だった。

写真素人が一番行き詰まるのはモードの選択だ。色々考えだすと設定がややこしい。AFという絞りが固定できるモードにして絞りと露出を調整するのがよいのかもしれないが、それも面倒になり絞りを固定できるAvモードで撮影している。つまり、後ろボケが得たいので絞りを一番小さくしたいのである。

すこし柔らかい雰囲気になっているのは、シャープネスの設定をデフォルトにしており、色空間にsRGBを採用しているからだ。sRGBはソフトで色を修正することを前提にしている。

パラメータを操作すればコンデジやスマホカメラみたいな写真も撮影できる。画素数は630万画素しかないのだがA4で印刷するくらいには十分な性能だそうだ。カラープリンターがなくてもコンビニなどで気軽に印刷ができるし、Web用に一眼の写真が欲しい人にはちょうどよい性能だ。

慣れてくると露出を変えてHDR写真を撮影したりできる。ちょっとしたコツはいるが古いパソコンとこのカメラでもソフトウェアが利用できる。するとこういう写真も撮影できるのだ。

フィルムのレンズが使えるが……

中古屋で探すこつはレンズの見立てかもしれない。レンズの規格はメーカーごとに違うのだがフィルムとデジタルはレンズが共通だ。Canonの場合、EFとEF-Sマウントが使える。ヤフオクにはキャノンのレンズが多く売られているが、FXという古いマウントが結構混じっているので気を付けたい。ハードオフではジャンクコーナーにたくさんのレンズが売られている。

フィルムカメラのイメージセンサーは35mmなのだが、このカメラは少し小さめのAPS-Cというセンサーを使っている。細かい理屈は省略するが50mmの標準レンズでもすこし狭目(具体的には50mm x 1.6)になるのでちょっと注意が必要だ。

最新カメラとの違い

もちろん、古いカメラなのでそれなりの欠点もある。このため、記録用にはスマホカメラが活躍する。ウェブ用にちょっと改まった写真が欲しいときには一眼が便利だ。

  • ライブビューがないのでファインダーを覗く必要がある。
  • WiFiに対応していないので、iPhoneに写真を送るなどということができない。パソコンに写真を取り込む場合にもコードをつなぐ必要がある。ただこれもwi-fiに対応したアダプタが利用できる。
  • GPSも付いていないので、旅の記録なんかはスマホの方が便利だ。
  • 外に持ち出すのが面倒な上に動くものを追いかけるという使い方はあまり得意ではない。
  • キャノンが提供する一部のソフトに対応していないので、ダウンロードにちょっとしたコツがいる。

CD-ROMが付属していなくても大丈夫……

EOS Digitalには本格的なフォトレタッチツールなどがついている。本当は添付するCD-ROMからインストールするのだがCD-ROMがなくてもキャノンのサイトからダウンロードできる。光学ドライブがないMacが増えたからなのかもしれない。だから、Mac OSの場合現在手に入るインストーラーは3つある。また、OS10.5以下には対応していないようだ。当時は光学ドライブのないMacはなかったからだろう。

ダウンロードの際にはシリアルナンバーを聞かれるので、ラベルがはがれていないカメラを選ぼう。

一眼レフカメラは基本的なところをきっちりと押さえてフォーカスをきちんと合わせないとまともな写真が撮れない。このためコンデジ気分では使えないのだが、ばっちりと決まったときの快感もかなりのものだ。

このあたりが、パソコンなどのデジモノとは決定的に違ったところだ。どことなくアナログの要素があり、古いカメラだからこそはまったという人もいるのではないかと思う。