バージョン別のMacintoshの移行処理

MacintoshのOSはアップグレードされるうちに様々な変更が行われている。大きく変わったのは移行手続きだ。

Mac Mini(PPC)の場合

まず、古いバージョン(PowerMac時代)の以降処理。OSのアップデートが終わったら次のような手続きが必要。移行ユーティリティを使う手もあるが、データを手でコピーすることが多かった。一方でシステムはクリーンインストールする必要はなかった。システムが割と安定していたためだ。

  • ネットワークの設定や時計の設定を行う。
  • ディスクからOS10.5.4をインストールしたら、各種アップデートを確認する。
  • 自分のアカウントを設定する。
  • ネットワーク(共有設定やコンピュータ名)を設定する。
  • 各種アプリケーションのインストールと再設定手続きをする。
  • データを手作業でコピーする。
  • キーチェーンをコピーする。
  • メールの設定を変更する。
  • サーバーの設定を行う。
    • mySQLをインストール
    • phpMyadminをインストール。
    • php.iniでアップロードできるファイルの上限を変更。etc/php.ini
    • ディレクトリユーティリティでルートユーザーを有効にする。

ターミナルでmysqlに入り
/usr/local/mysql/bin/
mysqlにhidezumi@localhostというアカウントを作る。
mysql –user=root
CREATE USER ‘xxxx’@’localhost’ IDENTIFIED BY ‘password’;

grant all privileges on *.* to hidezumi@localhost identified by ‘password’ with grant option;

  • iPhotoメインライブラリのコピー
  • iTunesなど音楽をコピー
  • デフォルトでないフォントのインストール。
  • 無線LAN装置GW-NANO2Aを導入する。(無線LANがついていなかったため)

iMac(Intel)の場合

一方、iMac(Intel)の以降処理はかなり状況が変わっている。OSの機能に依存する部分もあるのだが、クラウドサービスが発達したことが大きい。システムを一気に上げようとすると失敗することが多いので、クリーンインストールした方がよい。

キーチェーンが不安定になったという報告が多数でているので、Chromeなどに移行したほうがよいのかもしれない。

  • 外付けのドライブにOS10.6以降のOSをインストールする。
  • El CapitanをAppストアからダウンロードする。Appストアのアカウントがなければ登録手続きをする。
  • 内蔵ドライブにEl Capitanをインストールする。この時点で全てのアップデートがかかっている。
  • 各種アプリをインストールする。例えばChromeを使っているとブックマークやパスワードなどはこの時点で同期される。
  • システム環境設定の[インターネットアカウント]で各種メールアカウントの登録を行う。この時点でメールなどの設定が自動的に作られる。アドレスブックやメモの同期もデータをコピーするのではなくクラウドのデータへのアクセスで行う。
  • Google Driveをインストールする。ファイルの自動同期が始まる。
  • 写真のアップデート方法は少し変わっている。iPhotoライブラリアップグレーダを利用して古いiPhotoライブラリを変換する。Appleのページは直近のiPhotoからのアップグレード方式にしか対応していない。

Macintoshの-36エラーでコピーができない

Macintoshを使ってデータをコピーしようとすると-36エラーが出ることがある。データが壊れていることもあるのだが、原因はそれだけではないようだ。

よくある解決策

一つ目の解決策は、.DSと呼ばれる隠しファイルを削除することだ。次の解決策は「コピーできないから削除してしまえ」というもの。この2つの解決策はいろいろなところで検索ができるし、YouTubeで解説している人もいた。その他にもいろいろな説が飛び交っている。例えばUSBハブを使ったらなおったという人もいる。

疑ってみるべき問題

しかし、実際にはコンピュータのUSBをコントロールする部分に問題があるかもしれない。解決策はハードディスクドライブを取り替えることしかない。

Macbook Late 2006を買って来た。これをTimemachineしようとすると途中で止まってしまう。ログを見ると2つのファイルで引っかかっているようだ。TimeMacineは一つでもコピーできないと途中で止まってしまうのだ。メーカー(Logitec)に確認したところ、フォーマットし直してはと言われたが、それは試している。OSの不具合かもしれないと考えて、OS10.5とOS10.7を試したが結果は同じだった。

PowerPCでは使えるので、Intel系がダメだったのかなと思ったのだが、iMac Mid 2007で試したところ無事に使うことができた。どうやらMacbookとこの特定のドライブの問題のようだ。MacbookでもFirewireで接続できるドライブでは問題は起きなかった。しかし、Firewire/USB2のドライブをUSBでつないだところ問題が再現できた。ということはUSBの問題だろう。

ハードに固有の問題なので、あれこれ試行錯誤しても仕方がなく、使えるドライブを探すしかないということになる。

Yamaha WX11

中古のMacMiniがどれだけ使えるかを試すシリーズ。古いバージョンのGaragebandを引っ張りだしてきた。かなり使えるのだが、昔の作曲ソフトのように演奏をくみ上げてゆく形にはなっていない。ループと呼ばれるできあいの音楽があり、それを重ねて作曲するようになっている。15分くらいあればそれっぽい物ができて、

Garagebandのループはロイヤルティフリーなので、YouTubeのバックグラウンドミュージックくらいには使えるはずなのだが、実際には警告が来ることがあるようで、収益化をしている場合には注意が必要なようだ。

ということで、カラオケを作ってサックスやフルートの演奏をすれば面白いのかなと思い、タンスの上に転がしてあったウィンドシンセサイザーを取り出してきた。Yamaha WX11という。

IMG_2913

もともとはウィンドシンセサイザーのために開発されたMIDIコントローラーという位置づけ。単体で使う場合には別売りのパック(単三乾電池が6つ入るようになっていた)を購入してMIDI端子につなぐ必要がある。このためにパソコンにつなぐ場合には、[コントローラ]~[パック]~[MIDI/USB]~[パソコン]という複雑な構成になっている。

現在出回っているものはYAMAHA ヤマハ MIDIコントローラー WX5というこの一世代後の物だ、電池が本体に内蔵式になったようで、ACアダプタに直接刺せるそうだ。パソコン用にUSBで接続できるものがあればいいのに……と思って調べてみたところAKAIが出しているらしい。

運指はフルートやサックスに似ているので、この2つの楽器をやった人ならすぐに使い始めることができる。リップによって音程を調整できるはずなのだが、Garagebandはピッチベンドに対応していないようで、息の強さ以外は反映されなかった。ウィンドシンセにうるさい人なら、物理モデルで息の強さに応じて音色も変えられないと意味がないというようなことをいうかもしれないのだが、ちょっとした楽しみに使う分にはパソコンだけでも構わないと思う。ウィンドシンセの本体は製造中止になっており、中古のものがなくなれば手に入らなくなりそうではある。

EOS Kiss Digital とパソコンを接続する

EOS Kiss Digital(初代)を買うといろいろなソフトウェアをダウンロードして使うことができる。しかし、ダウンロードしたソフトウェアの機能を全て使うことはできない。中にはEOS KIss Digitalに対応していないソフトウェアがあるからだ。

カメラ画像を取り込む

カメラ画像を取り込むためにはEOS Utilityを使うのだが、現在のダウンロード可能なバージョンはEOS Kiss Digitalに対応していない。Macの場合はカメラを接続するとiPhotoかイメージキャプチャが立ち上がりそのまま画像を取り込むことができる。Windows XPはデバイスとして認識されるのでそこからコピーすることになる。なおカタログ上はXPのEOSユーティリティはカメラを認識することになっているのだが、実際は接続ができなかった。

画像を編集する

画像の編集やRAW現像にはDigital Photo Professionalを使うことができる。Windows XPやMac OS 10.7で使えるバージョンは3である。CD-ROMがなくても(中古の場合にはよくある)シリアルナンバーさえあればダウンロードが可能である。

パソコン経由で撮影する

Digital Photo Professional4とEOS Utility2にはパソコンの画面を見ながら撮影し画像を直接パソコンに取り込むことができる機能がついているようだが、Mac OS 10.7では使えそうにない。

ところがリモートキャプチャというソフトを使うとこれが可能になる。どういうわけかパッケージには含まれておらず別途インストールする。不思議なことにMac OS10.1/10.2用のアプリがダウンロードできる。これはOS10.5(PPC)でも使うことができた。Windows XPでも使える。だが、Intel Mac用のソフトがないのだ。

設定(露出、ホワイトバランス、絞り)を変えて写真を撮影し、それをハードディスク上にそのまま保存したり……

remote_capture001

カメラの設定(といっても名前と時間だけなのだが……)を変更することができる。花の写真や物取りなどカメラを据え付けておける場合には、いちいちCFカードを取り外して確認するという面倒なことをしなくてよいので、便利だ。WiFi接続はできないのでUSBケーブルが必要。

remote_capture002

なお、カメラがライブビューに対応していないので、アプリにもその機能はない。

 

中古Macを見つけたら確かめること

中古ショップには多くの中古マッキントッシュが売られている。高価な物は数万円するが、安いものは数千円だ。この文書ではマッキントッシュにあまり馴れていない人向けに、どのように調べればいいかを書いた。

マックを見つけたらまず底面にあるシリアル番号を見つけよう。シリアル番号をAppleのサイトに入力するとモデルが分かる。

モデルはiMac Late2006のようになっている。ヤフオクにはMacBook(A1181)などとひとくくりになっている場合もあるのだが、同じA1181にも違うモデルがある。モデルによって使えるOSが異なる。

例えば、iMac Late2006はシステム10.7が利用できるが、iMac Early 2006はシステム10.6までしか利用できない。システム10.11が利用できるマックの条件はリンク先にある。

なぜ、このような面倒なことをする必要があるかというと、価格とシステム条件が必ずしも一致していないからだ。マッキントッシュはマイノリティなので、中古ショップで目利きができないのかもしれない。PowerPCのほうがIntelより高く値段設定されていたりする。例えば次のような感じ。

  • PowerPC G4 MacBook(システムあり) 21,600円
  • PowerPC G5 10,800円(ハードディスク・システムなし・モニターあり)
  • Intel Core Duo iMac 3,240円(ハードディスクあり・システムなし)
  • Intel Core 2 Duo iMac 4,320円(ハードディスクあり・システムなし・間違えてCore Duoと記載されていた)

システム10.5までしか利用できないもの

macmini
ヤフオクで3000円だった。PowerPCなので10.5までしか入らない。スピードはそこそこ快適。

PowerPCという一世代前のアーキテクチャのパソコンは10.5までしかアップデートできない。Chromeが使えず、Firefoxも利用できない。TenFourfoxというモダンブラウザーを利用することになる。iOSとの連携はほとんどできない。

というと全く使えないようだが、PowerPC時代のソフトウェアが動作するというメリットがある。PowerPC時代のソフトは10.7から利用不能になった。

PowerPCでシステムが入っていないものは注意が必要だ。システムが高価なのだ。Mac OS X 10.5.6 Leopardがアマゾンで売られているが中古で9,000円近くする。最終的に10.5.8までアップグレードできる。アップデートは無料である。

PowerPCはOpenOfficeも利用できないので、古いバージョンのMS Officeを持っていない人には辛いかもしれない。逆に古いアプリを持っていて、修理できないマッキントッシュを持っている人にとっては安いPowerPCは貴重である。

システム10.6までしか利用できないもの

ChromとFirefoxのアップデートは受けられないので、脆弱性が残る可能性がある。Chromeにアップデートしたら使えなくなったという情報がある。Sleipnirも使えないらしい。iOSとの連携にほとんど対応していない。あまり意味がないバージョンなのだが、ここからシステムの価格が安くなった。なぜかアマゾンで買うと高いのでAppleから直接買ったほうがよい。Core Duoはここまでしかアップグレードできない。

システム10.7しか利用できないもの

IMG_2851
ヤフオクで3000円だったが、電源が付属せず、システム10.7までしか利用できない。電池もなかった。Chromeのサポート中止直前に買ったので無事にインストールできた。外付けハードディスクに10.5をインストールしたところPowerPC時代のソフトも使うことができた。

現在、Chromeはダウンロード可能なようだが、アップデートは受けられないので、脆弱性が残る可能性がある。Firefoxもサポートが終了しつつある。代わりに10.7以降ではSleipnirというブラウザーが使える。一応保険として覚えておくとよさそうだ。Twitterがモバイル版で開いた。

iOSとの連携に対応しているが、システムによっては一部利用できない機能がある。人によって価値観は様々かもしれないが、10,000円以上するのにシステム10.7までしか利用できないもの(実際にそういうのがある)は買わないほうがよいと思う。

システム10.11が利用できるもの

最新のブラウザーが利用できるのだが、この手のものが格安で売られていることはほとんどないはずだ。新品を買ったほうがよいかもしれない。

システムが入っていないもの

ハードディスクがない製品が格安で売られていることがあるが、交換が面倒なことがあるので避けたほうが無難だ。なぜかハードディスクからOSが消されているものがある。例えば10.11は無料なのだが、10.11をインストールするためには、10.6以上のシステムがインストールされている必要がある。10.6は税別2,222円だ。ちなみに10.7も税別2,222円。

その他に必要なもの

マッキントッシュはキーボードが特殊なので、別途キーボードが必要。中古屋では少し高くて1000円くらいするものがある。マウスは家にあるWindowsPC用のものが使える。以外と落とし穴になるのが電源だ。Mac Miniの初期のバージョンは専用の電源が必要なのだが、これがついていないことがある。電源は必ず確認したい。またMac Miniにはディスプレイがない。メモリはAmazonやヤフオクで探すと意外となんとかなる。

MacとWindowsの違う点

MacはOSの使い回しができる。外付けのハードディスクにOSを入れると使えるのだ。ただし、PowerPCとIntel系(Core Duo, Core 2 Duoなどなど)の相互互換性はない。また、パーテーションを分けて2種類のOSを入れることもできる。また、TimeMachineを使えばバックアップも簡単なので、外付けのハードディスク(内蔵ハードディスクと同程度の容量を持ったもの)を準備すると良い。

ソフトがないという人

Intel系であればOpenOfficeが無料でダウンロードできる。ワープロ、表計算、プレゼンソフトなどの機能がついている。古いMacOSには写真管理ソフトなどのグラフィックソフトがないのが難点だったのだが、3000円で購入したキャノンのデジカメにプロ使用の写真管理ソフトが一式ついていた。このように工夫すると意外とソフトを買わなくてもなんとかなる。

 

CD-ROMのないEOS一眼レフデジカメを手に入れたら

OLYMPUS DIGITAL CAMERAさて、中古ショップでEOS Kiss Digital手に入れてから二週間経った。撮影には問題がないのだが、電池以外の付属品がついていないので、ソフトを手に入れるのは諦めていた。

しかし、実際にはCD-ROMのないパソコンが増えてきているので、ダウンロードできるサービスがある。ところが、このサービスは一般のリンクからはたどれない。一般のリンクにはアップデータしか置かれていないのだ。

リンクを探すためには、Googleで「EOS Digital Solution Disk Software」と検索すると良い。ダウンロードするときにはシリアルナンバーが必要だ。シリアルナンバーは本体の底面に記載されている。EOS Kiss Digitalも対象になっている。いくつか別バージョンが出てくる。Macはインテル版用しかない。Windows XPでも利用できる。

  • Windowsバージョン
  • Mac OS(10.6.8)が使えるバージョン
  • Mac OS(10.7-9)が使えるバージョン
  • Mac OS(10.9/10.10)が使えるバージョン

この中にはいくつかのソフトウェアが含まれている。

Digital Photo Professionalは、Photoshopで行っているようなレタッチ作業ができる。古いバージョンのPhotoshopにはHDR写真の合成ができないのだが、このソフトウェアにはHDR写真の合成ソフトがついている。

Image Browser EXは、ファイルの管理と簡単なレタッチができる。レタッチした写真はCanon iMage Gatewayという会員制のサイトにファイルをアップロードできる。ファイルの記憶容量は10ギガバイトである。こちらも、製品のシリアルナンバーが必要だ。Macの特定のOSにはiPhotoが付属してないので、代わりに使うには十分な性能と言えるだろう。

また、Picture Style Editorというソフトでは、色の設計ができるようである。これはアマチュアのカメラマンには必要のない知識かもしれないが、プロユースにも使えるように設計されているようだ。

EOS Kiss Digital(初代)の時代には、Photoshopがついていたようだ。つまり、今配布されているソフトウェアはEOS Kiss Digitalには対応していないのものもある。EOSユーティリティも試してみたのだが、カメラを認識しなかった。MacとWindowsで試してもダメだったので、対応していないのではないかと思う。カメラから直接ファイルを取ることはできず、イメージキャプチャーなどを経由することになる。なお、iPhotoで写真を読み込むことは可能だった。Windows XPもカメラを認識する。

デジタル一眼の最大の欠点は細かい点をパソコンで確認するまでできあがりが分からない点だと思うのだが、WiFi機能のついたEOSだとパソコンで撮影した写真をそのままパソコンでチェックすることができる。設定もパソコンからできるようだ。プロのスタジオなどではかなり使えるのではないかと思う。

中古であってもキャノンのカメラを買うと、このようなプロユースの機能が気軽に覚えることができるわけだ。

古いバージョンのMacintoshで使えるブラウザーのまとめ

古いMacintoshを物色するのは楽しいのだがブラウザーが対応しているかが気になる。つまり「インターネットができるか」という問題があるのだ。古いブラウザーでTwitterにアクセスするとモバイルページに飛ばされてしまったりして悲しい思いをすることがある。そこで各OSがどの程度インターネットに対応しているかを調べてみた。ザックリまとめるとこんな感じになる。

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古いEOS Kiss Digital 初代は使えるのか

ブログの写真をきれいに撮りたいと考えてEOS Kiss Digital(初代)を使っている。一眼レフカメラなので背景ボケのある写真が撮影できるのである。

このカメラは中古ショップやヤフオクなどで安く手に入れることができる場合があるのだが、色々と問題もある。まず解像度が6Mピクセルしかない。今ではコンデジでも10M超が当たり前なのでいかにも貧弱に思える。しかし、ブログ用途だと結局640×480などに落として使うので意外と気にならない。手ぶれ補正がないので明るい室内でも三脚が必要なことが多い。揺れに弱くコンデジ感覚で持ち歩くと壊れてしまう上に、オートフォーカスも弱いので運動会の撮影のようなことはできないだろう。

さらにソフトウェアが入手できない。これについては色々とハックがある。

これらのデメリットを割り引いても価格は魅力的だ。場合によっては500円程度で本体が手に入ったりすることもあるし、レンズもフィルムカメラ時代のものが安く手に入る。

購入価格

デジタル一眼レフカメラが欲しかったのだが、新品にはなかなか手が出ない。そこで中古を物色することにした。

最初にハードオフで見つけたものは本体3,000円だった。バッテリー1つとバッテリーチャージャーが付いている。さらにフィルムカメラ用のレンズが1,000円だった。合計4000円である。あとCFカードを購入する必要がある。カードは新品を買うと1500円程度から買える。やはりAmazonが一番安い。32MBという小さなサイズのものを買った。バッテリーの持ちが悪いので1300円で新しい代替品のバッテリーを買った。

しかしこのカメラはある事情から壊れてしまい、またハードオフで新しいものを買った。こちらも3000円でバッテリー2つとバッテリーチャージャーがついている。レンズは持っていたので買わなかった、また、16MBのCFカードが中に入っていた。

ある日ヤフオクを見ていたらかなりの安値で売られていることがわかった。「時々落ちる」という触れ込みになっているものを500円で手に入れて800円の輸送費を払った。バッテリーとチャージャーはない。何回か試し撮りしてみたが今のところ落ちることはない。ヤフオクでも相場は3000円程度のようである。ハードオフに行って最初に購入したのと同じレンズを買った。800円だった。このほかに500円のレンズなども置いてあった。

カメラが故障する

最初のカメラは使っているうちに壊れてしまった。思い当たる原因は二つある。まず、持ち運びのさいにコンデジを扱うように乱暴に扱ってしまった。中を振るとカラカラするので振動に弱かったかもしれない。カメラバッグかストラップなどを買えば良いのだろうが、結局怖くて持ち運びができなくなってしまった。

もう一つの理由は代替電池である。Amazonで購入したのだが、これが悪さをしたのかもしれないと思っている。そこでヤフオクで捨値のカメラを買ってもう一度この電池を入れて試しているところだ。徐々に使用時間を伸ばしているのだが問題は出ていない。

今のところ問題は出ていない。後で調べてみると「ロワジャパン」のように実績があるメーカーとそうでない会社があり玉石混交のようである。

バッテリーパックはEOS 5Dなどでも使える。まだカタログに掲載されている商品なので代替を含めて供給がなくなることはしばらくないだろう。なお、EOS Kiss Digital NやEOS Kiss Digital Xはバッテリーの小型化も売りだったようで、EOS Kiss Digatalとはバッテリーの形状が異なっている。このため、EOS Kiss Digitalを手に入れても周辺機器を共有することはできない。Kiss Digitalが共有できるのは10Dとその後継機種だ。

一応分解してみたのだが、個人ではどうしようもない。そもそも隠しネジ(プラスティックの部品に覆われてアクセスできなくなっている)があり、素人による分解は想定していないようである。開けてもストロボ付近がカラカラ言っている上に結局機械部分は分解すらどうして良いのかわからなかった。

2003年発売のパソコンはOSの関係で現役使用ができないことが多いが、カメラは使えなくなるということはない。ただし故障すると修理はしてもらえない。気軽に持ち運べないというのは欠点なのだなとは思った。価格が安いので「使い捨て覚悟」で購入する必要はある。

CFカードを準備する

近所の家電店には4GB・5000円という高価なものしかなかった。Buffaloが32MBという小さなサイズのものを1,300円で出しているのでそれを使うことにした。Amazonは2,000円以上で送料無料である。4GBくらいあるものを買ってもよいかもしれない。実は32MBも4GBもそれほど値段が変わらない。AmazonでもCFカードは購入できる。家電量販店より格段に安い。

ヤフオクでは1G程度のものが600円くらいで売られていたりする。こちらは郵送してもらうと送料が82円(定形外で追跡なし)から164円(追跡あり)程度ある。ミドルサイズで撮影するとだいたい1枚1MBという感じなので128MBだと120枚程度写真が収まることになる。多分持ち運ぶ人はこれでは少ないだろうなと思う。

また、プロはRAWで撮影したいだろうから1GBでもきついかもしれない。RAWで撮影しない理由は2つある。現像が面倒だし、ファイルの保存に大容量のハードディスク(あるいはクラウド)が必要になるからである。また、EOS Kiss DigitalはUSB2.0に対応していないので転送にも時間がかかる。

とりあえず撮影してみる

中古でもデジタル一眼なので背景ぼけがきちんと得られる。この写真では「赤い花を見せているんだな」ということがよくわかり大満足である。

IMG_2581

ただ、この写真と撮影するまでが結構大変だった。

写真素人が一番行き詰まるのはモードの選択だ。色々考えだすと設定がややこしい。AFという絞りが固定できるモードにして絞りと露出を調整するのがよいのかもしれないが、それも面倒になり絞りを固定できるAvモードで撮影している。つまり、後ろボケが得たいので絞りを一番小さくしたいのである。

すこし柔らかい雰囲気になっているのは、シャープネスの設定をデフォルトにしており、色空間にsRGBを採用しているからだ。sRGBはソフトで色を修正することを前提にしている。

パラメータを操作すればコンデジやスマホカメラみたいな写真も撮影できる。画素数は630万画素しかないのだがA4で印刷するくらいには十分な性能だそうだ。カラープリンターがなくてもコンビニなどで気軽に印刷ができるし、Web用に一眼の写真が欲しい人にはちょうどよい性能だ。

慣れてくると露出を変えてHDR写真を撮影したりできる。ちょっとしたコツはいるが古いパソコンとこのカメラでもソフトウェアが利用できる。するとこういう写真も撮影できるのだ。

フィルムのレンズが使えるが……

中古屋で探すこつはレンズの見立てかもしれない。レンズの規格はメーカーごとに違うのだがフィルムとデジタルはレンズが共通だ。Canonの場合、EFとEF-Sマウントが使える。ヤフオクにはキャノンのレンズが多く売られているが、FXという古いマウントが結構混じっているので気を付けたい。ハードオフではジャンクコーナーにたくさんのレンズが売られている。

フィルムカメラのイメージセンサーは35mmなのだが、このカメラは少し小さめのAPS-Cというセンサーを使っている。細かい理屈は省略するが50mmの標準レンズでもすこし狭目(具体的には50mm x 1.6)になるのでちょっと注意が必要だ。

最新カメラとの違い

もちろん、古いカメラなのでそれなりの欠点もある。このため、記録用にはスマホカメラが活躍する。ウェブ用にちょっと改まった写真が欲しいときには一眼が便利だ。

  • ライブビューがないのでファインダーを覗く必要がある。
  • WiFiに対応していないので、iPhoneに写真を送るなどということができない。パソコンに写真を取り込む場合にもコードをつなぐ必要がある。ただこれもwi-fiに対応したアダプタが利用できる。
  • GPSも付いていないので、旅の記録なんかはスマホの方が便利だ。
  • 外に持ち出すのが面倒な上に動くものを追いかけるという使い方はあまり得意ではない。
  • キャノンが提供する一部のソフトに対応していないので、ダウンロードにちょっとしたコツがいる。

CD-ROMが付属していなくても大丈夫……

EOS Digitalには本格的なフォトレタッチツールなどがついている。本当は添付するCD-ROMからインストールするのだがCD-ROMがなくてもキャノンのサイトからダウンロードできる。光学ドライブがないMacが増えたからなのかもしれない。だから、Mac OSの場合現在手に入るインストーラーは3つある。また、OS10.5以下には対応していないようだ。当時は光学ドライブのないMacはなかったからだろう。

ダウンロードの際にはシリアルナンバーを聞かれるので、ラベルがはがれていないカメラを選ぼう。

一眼レフカメラは基本的なところをきっちりと押さえてフォーカスをきちんと合わせないとまともな写真が撮れない。このためコンデジ気分では使えないのだが、ばっちりと決まったときの快感もかなりのものだ。

このあたりが、パソコンなどのデジモノとは決定的に違ったところだ。どことなくアナログの要素があり、古いカメラだからこそはまったという人もいるのではないかと思う。

iPadが文鎮化しかかる – OS9.3.1アップデートの不具合

iPad2のOSアップデートの後、アクティベートに失敗するという問題に遭遇した。結経、端末をリセットするしかなかった。もし、バックアップを取る設定になっていない人は今すぐiCloudにバックアップする設定にした方がいい。実際には大した問題ではないのでこうした事態を防ぎたいだけの人は解答編を見ていただきたい。とはいえ自分のデバイスを管理しているだけの人は心配しなくてよいだろう。問題なのは「家族があまりよく分からないままiOS機器」を使っている場合だ。

朝、家族が深刻な顔で「iPadが使えなくなった」と訴えてきた。どうやらOSのアップデートしたところパスコードを求められたのである。キーボードが英文キーボードだったので、英文を入れるべきなのだが、何のコードを入れるべきなのかは分からなくなっていた。そこで、Apple IDのパスワードを試してみたが入らない。何回か間違えると「1分間使えない」旨の表示が出た。ロックされたらしい。

ニュースで「10回失敗するとデータがすべて消える」という話を聞いていたので、真っ青になった。(後にこれは設定によって変えられるということが判明した。そういう設定にはしていなかったようだ)。ただし、アクティベートできないので、データにはアクセスできず、復元するにはデータを全て消去する必要がある。

自力では解決できず、サポートに連絡した。パスコードとは何かと聞くと「4桁の番号だ」という。そんなものを設定した覚えはない。ということで「リセットしてくれ」ということになった。設定も何もかも飛んでしまうのかと考えたのだが、致し方ない。iTunesにつないでリセットを行った。

リセットの仕方はサポートで教えてくれるし、ここにも情報がある。

幸いなことにすべてのデータはクラウド上にすべてバックアップしてあった。とにかく何でもバックアップしておいたのは正解だった。メールなどの設定も無事だった。写真のダウンロードに手間取った。どうも、wifiの速度が遅いとダウンロードが止まってしまうらしい。これは2.4Ghz帯から5Gh帯につなぎなおすことで解決した。最近回線を光に変えたばかりだったのでスムーズにいったが、これがADSLのままだったら復元にはかなりの時間がかかっただろう。

そこで気がついたのだが、数字4桁のパスコードを入力する画面に出てくるキーボードは数字しか表示されない。最初にロックしたときのパスコード入力画面は英文キーボードだった。

後で調べたところApple IDのパスコードを入れて再アクティベーションをする画面が出ることがあるとのことなのだが、リンク先(Appleサポートページ)にあるような画面でもなかった。後にiOS9.3.2をアップデートして分かったのだが、アップデートが終わると、AppleIDのパスワードを聞かれる。ここで認証に失敗したのでパスコード要求がかかったのだろう。つまり、家族はAppleIDのパスワードが分からないのに「とりあえず何か入れてしまった」のだ。分からないからサポートにも申告せず、従ってサポートも「訳もわからずとりあえず何か入れてみる」ユーザーがいるとは思わないままなのだろう。

ディスカッションボードには「確認コードを試したか」というアドバイスがあった。確認コードとは新しい端末とiOSを結びつけるためのコードらしい。だが、唯一のiOS端末からロックアウトされてしまうと確認コード自体が確認できない。電話機器に確認コードを送れという指示画面もなかったので、これも違うのではないだろうか。

念のためにAppleIDと結びついた連絡先は携帯電話にしておいた方がいい。固定電話にはSMSサービスが使えないからだ。Googleは音声でもパスコードを教えてくれるので、アップルでも採用してほしい。

別のページにはアクティベーションサーバーの不具合が考えられるからパソコンを使ってアップデートしろと書いてある。要はwi-fiが信頼できないということだろう。だが、パソコンが最新でない場合はうまく連携ができないかもしれないとのこと。結局、これもだめだった。

パソコンがなければアップルストアに行けという。近くにアップルストアはない。市内にも1店舗しかないらしく、わざわざ車で30分くらいかかるところに行く必要があるとのこと。iPad単体ではリセットもできないのだ。

サポートの人は「英文キーボードでApple IDの記載もないパスワード画面なんか見たことがない」という。あるいは「アクティベーションサーバーとの連絡がうまく行かなかったのかも」と言っていた。

そもそもアクティベーションの問題が起きていたのでアップデートは控えていた。しかし、画面に「ダウンロードしといたから、インストールだけしろ」と出れば、わからないユーザーはその指示に従ってしまうだろう。そこでアクティベーションサーバーに接続できませんでしたという話になれば、ユーザーが迷うのは当然だ。

幸いなことにデータはすべてクラウド上かパソコン上に保存してあったので、データを失うことはなかった。バックアップは大切だ。また、サポートの人は丁寧で何回も電話をかけてきて「大丈夫か」と聞いてくれた。その点には不満はない。定例会でも議題としてあげてくれるそうである。

だが、家族はすっかりiPadが怖くなってしまったみたいだ。せっかく使いやすいことで知られているので、これはもったいないことだ。

Appleのディスカッションボードには似たような経験をしている人が一定数いるらしい。また、この記事も一定の閲覧数があるので、同じ経験をした人がいるようだ。顕在化しないとサポートは動いてくれないようなので、一度サポートに連絡することをお勧めする。長い時間待たされるが、対応自体はかなり親切だ。

Panther(10.5)にWordPressとMediawikiを移行する方法

ということで、PowerbookG4のバックアップ大作戦はつつがなく終了しつつある。ウェブやメールの移行はそれほど難しくなかった。一方難航したものもある。それはLAMP環境の移行である。ご存知のようにMacはUnixベースなので、Apacheが使える。このため、PowerbookG4にはWordpressとMediawikiを入れている。コードや読んだ本などの情報を入れておくのだが、これの移行がなかなか難しかった。一度やっているはずなのに、やり方を完全に忘れていたのだ。

今回MacminiG4に環境を移行した。まず、MySQLをインストールし、phpMyadminをコピーしてきた。だが、これだけでは動かない。Apacheの設定を見直してPHPを動かす必要がある。設定はprivate/etc/apache2の中にあるhttpd.confにある。

次にルート権限でMySQLに入る。そもそも位置を忘れていた。/usr/local/mysql/binにある。ここで、ユーザーを追加する。ユーザーを追加しただけでは何もできない。ルート権限で作ったデータベースを読むことすらできないのだ。そこで権限を付与する。呪文は次の通り。

CREATE USER ‘xxxx‘@’localhost’ IDENTIFIED BY ‘password‘;

grant all privileges on *.* to xxxx@localhost identified by ‘password‘ with grant option;

次にphp.iniを編集し、アップロードできるファイルの上限を変更する。php.iniはetc/にある。

新しく作るのなら、wordpressとmediawikiをダウンロードしてくればよいのだが、今回は移行なので、古いパソコンのphpmyAdminへ行きデータベースをエクスポートする。新しいパソコンのphpmyAdminでデータベースを作り、データをインポートした。

これで完了。手順としては簡単だが、調べながらやると意外と時間がかかった。次にセットアップするタイミングがいつかはわからないが、多分忘れていると思うので、ここに記録しておくことにした。

ローカルにmediawikiを持っていると、調べ物をまとめたり、使いかけのコードなどを記録しておくのに便利だ。メモをクラウドに入れてしまう人の方が多いのだと思うのだが、お互いの連携がとれるというのは意外と便利なのだ。