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ローズマリーの更新と挿し木

ポイント

  • シソ科の低木は挿し木をとっておいたほうが良い。
  • 成長は早くないので毎年挿し木をして置いておくと良い。

2017年11月の状態。小さくなりすぎてスリット鉢に植え替えたが予後はどうなるかわからない。

同じ株の2016年4月の状態。素焼き鉢に入れておいたので根が回って崩せない状態になっている。一年半で株が衰えて根が少なくなったことがわかるが、老化現象と割り切ったほうが良さそうだ。

気になっていたローズバリーの大鉢がある。しばらく持て余していたのだが、思い切って確かめてみることにした。ローズマリーとアイビーだけが植わっており、日当たりが悪いところに置いてある。

この株の一番古い写真は2012年まで遡れる。6年程度は楽しめたことになる。冬も常緑なのでビオラの背景などとしても便利である。

開けてみると根がスカスカになっていた。ローズマリーは数年放置していると根がダメになってゆくのかもしれないし、日当たりの悪い場所に放置したのがいけなかったのかもしれない。一応、スリット鉢に移したのだが実はあまり気にしていない。「枯れてもいいや」と思っているからだ。

なぜかというと2年ほど前に挿し木したものがありそれが元気に育っているのである。よく見ると葉っぱの太さが違っている。まだ老木化もしていないので扱いやすい。このように挿し木で増やしておくと、いざという時に慌てないで済む。

ローズマリーの難点は増える速度が遅いことである。赤玉土などに刺して枯れなければ生育しているのだがほとんど動かないので面白くもなんともない。

だが、毎年更新して小さめの鉢に入れて外で乾かし気味に生育させれば数年でそこそこ大きな株になる。石灰を撒いてアルカリ性にしたほうがよいという話もあるが土はそれほど選ばないと思う。このローズマリーは1年と半年でここまで大きくなっている。できるだけ木質化していないものを使ったほうが定着率が良い。

インテリアっぽくするならセラミス植えにしても良い。セラミスに挿して数日しおれなければ何とか生きているし、忘れたころに確認したら根が出ているかもしれない。それくらいの気楽さでとりあえ作ってみることができる。

今年はラバンジンでも同じような体験をした。夏の間に調子を崩してスリット鉢に移したのだが移植に耐えられずにそのまま枯れてしまった。こちらも数年前に見たときには根がかなり張っていたのだが、ほとんどなくなってしまっていた。夏から秋にかけての長雨など思い当たる節もあるのだが、そもそも寿命だったのかもしれない。こちらもいくつか挿し木を取っていたので無事だった。

2009年の状態。まだ扱いやすい小木だった。すでに木質化しているのでしばらく経過したものだと思う。

2016年の状態。この頃は調子を崩すなどとは全く思っていなかった。

タイムの増やし方

「簡単に増やせる」とされているタイムだが、増やすのはなかなか難しい。

  • 最初は小さめの鉢に植える。時々乾燥するくらいのほうがよい。
  • 日の光に当てる。
  • 早めに外に出した方がよさそう。
20101008

一年ほど外で育てたものを株分けした。根が旺盛に生育している。

株分け

六号平鉢で1〜2年育てていると根がいっぱいになるので2〜3株に分けることができる。根ははさみなどで切っても大丈夫。ただし、売り物になっているような旺盛なものでないと株分けはできない。

挿し木

挿し木をすると手っ取り早く増やすことができる。春の早いうち、まだタイムが成長を始める前に枝を取って赤玉土に挿し木する。

CIMG8116タイムは比較的簡単に根付く(二週間はかからないと思う)ので、しばらく育てていると簡単に増やすことができる。短い日数で多く増やすには挿し木が簡単だ。

室内で育てていると徒長するのでピンチすると株を大きくすることができる。この状態では枝が細く外に出せなさそうなので、ひ弱なまま中で育てた。生育が良かったはずなのだが8月の暑さで枯れてしまった。

根伏せ

匍匐する種類であれば根伏などができるそうだ。試しにこのタイム(コモンタイムだ)で、赤玉土をかぶせてみたが根付かなかった。

枯れかけたものを復活させる

20160422-04こんなものもあった。クリスマスローズの下に埋もれて瀕死だったタイム(株分けしたものの片割れ)を掘り出した。そのまま枯れてしまうと思っていたのだが、南向きの日当りのよいところに出して3号鉢で育てたところ、梅雨を乗り越えててそのまま生育している。意外と乾燥や暑さには強いようだ。

放置していたせいで木質化している。すると寄せ植えなどには使えなくなる。

結局、展開もせずかといって枯れもしないで育っている。環境の良いところで育てると少しは新芽が出るはずなのでここから挿し芽を取りたい。

タイムとローズマリーの挿し木 – 成功と失敗

3月の初頭に採取したローズマリーとタイムの挿し木。あるものは成功し、あるものは失敗した。共通するのは日当りと用土。昼間の3時間程度日に当たる場所に新しい赤玉土だけの6号平鉢を準備した。

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ローズマリーは伸びかけていたまっすぐな枝を使ったもの1本のみが成功した。木質化して枝分かれしたものは失敗だった。つまり、新枝を使うとよいことが分かる。

タイムの新芽は柔らかすぎるので挿し木には使えない。成功したものと失敗したものに顕著な違いは見られないが、大きさに若干違いがあったかもしれない。発根しなかったものは少し小さすぎたかもしれない。伸びだす前のしっかりした枝を使うのがコツかもしれない。

4月下旬から5月の日差しに当てるとしんなりとしてしまうので、夏までは室内で管理した方がいいのかもしれない。

オレガノの収穫と使い方

暑さで参ってしまう植物が多い中、がんばって成長するものもある。その代表格がオレガノなどのハーブ類だ。

CIMG5599オレガノは花が咲いている時期の香りが良いとされているので、花が咲いたら収穫期になる。気温が上がるごとに、小さくてカワイイ花を付ける。

花にはそこはかとなく「パウダリー」な香りがある。甘いと言われれば甘いが、それほど顕著なものではない。

これを陰干しにすると、苦みの中にぴりっと辛い(よく、コショウのようなと形容される)香りが混じるようになる。花の甘さもそこはかとなく残っている。これをトマトなどとあわせると、トマトソースの甘さや酸味とよくなじみ、おいしいソースができる。

本には「アルカリ性の土がよいから石灰を混ぜるとよい」などと書いてある。しかし、基本的には雑草なので、それほどこだわる必要はないだろう。草丈が1mくらいにはなるので、小さな草花だと圧倒されてしまうかもしれない。

冬になると地上部は枯れてしまうが、春にはちゃんと生えてくる。また、株分けも容易。