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シェフレラ(ホンコン・カポック)の挿し木と生育

挿し木で容易に増えるシェフレラ(ホンコンカポック)

カポック

シェフレラ(ホンコン・カポック)は挿し木で容易に増やすことができる。最初はインテリア観葉植物として使える。植物自体には派手さがないので、鉢を選ぶとよいと思う。

ただし、生育は早い

肥料もろくにやらないのに急速に生育する。外で育てると3メートル以上に生育するのだそうだ。株や種類にもよるのだが、この株はひたすら上に伸びてゆく。伸びるわりには根が広がらないので、ついには支えが必要になった。
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あまりにも上に伸びすぎた……

あまりにも上に伸びすぎたので、先端を1/2切って土に挿した。すると一ヶ月後には根付いたようである。コツはない。ただ、刺すだけ。環境も特に気にする必要はなく、日向でも日陰でもなんとなく育つ。徒長を防ぐためには日向に出しておいた方がよいそうである。
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アイビー(ヘデラ)の挿し木を成功させるには

アイビー(ヘデラ)の挿し木はとても簡単だ。コツは何もないと言ってもよいほど。

今回は長い挿し穂(左)と短い挿し穂(右)を準備した。先端でもいいしランナーの途中のものでもよい。ルートンをまぶしておく。結論としては少し長めに取っておいた方がよいようだ。短すぎると枯れてしまうこともないが根が出ない。

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培地は二種類。100円均一で売っているカラーゼオライト(白いカップに入れた)と古い植木鉢の土(もともとは赤玉と堆肥だったと思われる)だ。肥料は入れていない。5月8日に挿して5月31日に確認した。土のものもゼオライトの物もほとんど脱落しなかった。短い挿し穂だけを取り除いた。

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ゼオライトのものは管理がやや難しい。乾いているかどうかが分からないので、水を入れて余分な水を捨てるという作業を「気が向いたときに」続けた。忙しい人だとつい乾かしてしまうかもしれない。土を使っていないので虫やカビが生えたりということはない。気に入った小物(穴があいていなくても良い)にゼオライトをつめればインテリア代わりに使えそうである。

アイビー(ヘデラ)は日向で育てていると徒長する。数年に一度、刈り込みをかねて気軽に増やすことができる。寄せ植えなどに使えるしインテリアにもなる。室内で育てるなら、葉色が濃い方が良いのだという。

コリウス・ときめきリンダ

CIMG8095マーケティングなどあまり信じていないのだが、ハルディンのページで「こんなに大きくなる」というのを見てついつい買ってしまったコリウス・ときめきリンダ。

最初は「本当にこんなに大きくなるのか」ととても疑問だった。実際に育ててみると生育は旺盛。ハイドロカルチャーの素材としても使えそうだ。

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最初はとても心もとない。

説明を読むと「夏の直射日光を避ける」などと書いてある。日当りがんがんのところに植えようと思ったので計算が狂った。ハンギングに使えるというので植えてみたが、植え付け直後は寂しかった。根鉢を崩さずに植えて二週間放置するのだそうだ。

ところが二週間くらいすると本当に大きくなった。太い茎がどんどん伸びてゆくので、ピンチが必要かもしれない。横に伸びてゆくらしい。

 

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雨の時期になるとこの通り立派に育つ。本当に急激に大きくなる。

 

100円均一の素材で作ったハイドロカルチャー。ちょっとしたビンで気軽にインテリアが作れる。

太い茎が出ているので取って挿し木にすることができる。すぐにへたってしまうのかと思ったのだが意外と丈夫なようだ。

一本は土に挿したのだが、もう二本は水耕栽培にしてみた。100円均一のカラーゼオライトに珪酸白土を少し混ぜたものに挿してみた。色合い的にはきれいだが、土が乾いているかどうかがよく分からないという難点もある。この場合水挿しにしてもそこそこ状態がキープできる。

2018年の梅雨の状態。

結局、冬越しを繰り返して2年たっても元気に生育している。秋の早い時期に枝を取って水に挿しておくと一週間くらいで出根するので赤玉土に植える。それを春先に外に出すと梅雨時期に旺盛に成長をする。その繰り返しである。

2018年にも「これは今年こそ枯れてしまうのではないか」と思っていたのだが、梅雨になって急激に大きくなった。放置しておくと葉が大きな枝が出てくるので、それを切って水に挿しておくと増やすことができる。

パキラが折れたら

CIMG4701長い間育てていると観葉植物が大きくなりすぎて持て余すことがある。パキラの場合、単に全ての葉っぱを取ってしまえばよい。夏のこの時期なら2〜3週間もすると新しい葉っぱが展開する。心配ならマグァンプのように根が触れると徐々に栄養が出てくる肥料か、苦土が入った肥料(100円ショップなどに売っている)を入れておくとよいだろう。

このようにパキラはとても丈夫な木なので、茎が折れたくらいで諦める必要はない。夏の暑さにも耐える。しばらくすると葉っぱが展開して元通りになる。

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パキラの葉が黄色くなる

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黄変したパキラの葉っぱ。こうなると枯れてしまうのではないかと不安になる。

寒さが緩むころになると各種のQ&Aサイトで「パキラの葉っぱが黄色くなってきた」という質問が寄せられるようになる。

結論から言うと心配しなくても大丈夫だ。これは新しい葉が育つために古い葉を落とす生理現象だ。つまり、春先の黄変は成長の証だ。

もちろん、全てのパキラがこのようになるわけではない。パキラは上が大きく茂る割には根が発達しない。植え替えを繰り返したりして株が疲弊すると栄養が取れなくなる。寒くなる前に根が回復しないとこのように自分の体の一部を再利用して新しい環境に馴染もうとするようだ。丈夫なパキラだが、植え替えは最低限にした方がよい。半年から1年ほど同じ土で馴染ませつつ肥料を与えてやると元気に育つ。

徒長したパキラ。こうなったら枝を全部取ってしまっても大丈夫だ。

寒い所にあったパキラは全ての葉っぱが落ちてしまうことがある。すると、下のほうがすかすかで汚らしくなってしまう。この場合は、成長が始まってから茎を取ると新しい茎が伸びてくる。

幹の部分を押してみて軟らかくなっていたら枯れるか枯れている可能性が高いのではないかと思うが幹さえしっかりしていれば茎を全部切ってしまっても大丈夫だ。

また、長年同じ土を使っていると栄養分が抜けてしまう。暖かくなったら土の入れ替えをするのがよいだろう。100円均一の観葉植物の土は栄養分が少ないので赤玉土主体にした方が管理が楽だと思う。ハイドロボールも清潔そうでよいのだが管理は難しい。長期間育てるなら赤玉土などが無難である。

最後の写真はリセットした後のものである。元気になると枝が四方八方に広がるので整理が必要になる。蜂がパキラしかない場合にはこれでもよいのだろうが、いろいろと植わっていると邪魔になりがちだ。

土の中のマグネシウム成分(いわゆる苦土)が足りないと葉が黄色くなることがあるのだという。ハイポネックス マグァンプK 中粒 (リンク先はアマゾン)などの肥料を少しだけ混ぜてもよいかもしれない。葉が全体に黄色みを帯びてきたら化成肥料を撒いても良い。ただし、日陰で育てている徒長する可能性があるので、肥料は最低限にとどめておいた方がよいだろう。

パキラの下葉が黄色くなる

パキラを育てていてよくある質問に「葉っぱが枯れてきた」というものがある。いくつか理由がある。まず第一の問題は低温障害なので、冬の窓際には置かない方がよい。しかし、温度と水やりに問題がないのであれば、栄養不足の可能性がある。苦土の入った肥料を与えるとよいようだ。

原因1:水をやりすぎて根が腐ってしまった

パキラは水辺に生えているので、湿気には強い。それでも水をやりすぎていると根が腐ってしまうことがある。この場合、水やりを控える。植木鉢を持って軽くなったら水をやる。

理由2:逆に水が足りない

夏に乾いているにも関わらず水をやらないとやはり同じように葉っぱが落ちる

理由3:生理的な理由で葉っぱが枯れる

これは、下葉が黄色くなって落ちたもの。どうやら上の葉を展開させるために落ちてしまったようだ。これが「新陳代謝の為に枯れる」という状態らしい。直接の原因は肥料切れのようだ。別に「全体が枯れる」わけではないので心配する必要はない。

ただ、栄養は足りなくなっているので、気温が20度を越えるくらいになったら液肥などをやった方が良いだろう。薄い液肥をやると若芽が展開してきた。ただし、古い葉は全て落ちてしまった。その後苦土の入った肥料をやると回復した。

これが去年の写真。他の草花に液肥をやるついでに薄くした液肥を投入していた。すると、大きな葉が展開してとてもきれいに育つ。しかし冬になり肥料が切れると、そのまま成長が止まる。今年は冬の寒さが厳しかったので、寒冷障害で黄色くなった葉っぱもある。春になり成長が再開する時、栄養が足りない。そこで、下の葉っぱから栄養を吸い取って伸びようとしたのではないかと思う。