竹田城跡合わせ焼き

img_2966兵庫県のおみやげ。贈答用のお菓子というと「生の果物を使いました」とか、なんとなく豪華そうなものが多い。たしかに高そうな感じはするわけだが、記憶としてあとには残らない。

この「雲海に浮かぶ竹田城跡合わせ焼き」は、取り立てて形容するところもない、小麦粉の皮にあんこを入れてあるだけのお菓子だ。しかし、それだけに昔懐かしい味わいがある。いちおう、地元産の栃の実が入っているという点が売りになっている。

だが、やはり強調したいのはその素朴さである。旅館のお茶菓子としておいてあって「あれ、これしみじみと美味しいね」というような感じなのだ。

他人を驚かせるためにはちょっと高級で謳い文句があるお菓子を選んだほうがよいのだと思うが、仲のいい人にはこういうもののほうがいいのかもしれない。

お茶が欲しくなる。