α100を入手した

税込2000円+送料でSONY α100を手に入れた。AF(オートフォーカス)が壊れているという触れ込みだったので買い手が付いていなかったのだ。

このカメラを買ったのはハードオフにミノルタのレンズがゴロゴロと転がっているからだった。500円から1000円でジャンクの棚にさえ入れられずカゴに置かれている。これは使えるのだろうかと思ったのだ。結局、SIGMAの28mm-80mmレンズのうちオートフォーカスがきちんと動くものを500円で買ってきた。つまり、レンズによってAFが効かなかったりするわけである。

SIGMAが嫌ならミノルタの純正品でも1,000円で手に入る。パワーズームというグリップを回すと電動でズームがぐーっと回るやつもあったのだがいまひとつ存在理由がわからなかった。また明るいレンズも残念ながら置いていなかった。

結論からいうと使えたばかりか場合によってはCANON EOSS Kiss Digitalよりも使いやすいところがあった。

昼間の明るいところでも液晶が見やすい。また壊れているはずのオートフォーカスも使えることがわかった。EOS Kiss Digitalは人物を判別して後からフォーカスを合わせてくれるということはないのだが、こちらはきちんと合わせてくれるのでセルフタイマーによるポートレート撮影が楽である。

左からEF 28mm-80mm F3.5-5.6、EF50mm F1.8、Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)

もう一つ楽なのが手振れ補正である。本体にスイッチが付いていて手振れ補正が自動で行われる。実はCANON EOS Kiss Digitalには手振れ補正が付いていない。このため小物を撮影するのにも三脚を使っていた。

今の一眼レフデジタルカメラよりも使いにくいというのだが、今のものを知らないので何がいけないのかはよくわからない。ただ欠点もあった。

とにかく光の加減を調整するのが苦手のようで露出をよく失敗する。あと、ポートレートモードで撮影したものをあとでPhotoshopで調整しようとすると色味が崩れてしまった。もしかしたらCCDに不具合があるのかもしれないなあと思ったのだが、よくわからない。室内で小物を撮影してみたのだが特に不具合はでなかった。

最後にMacintoshとのインテグレーションはCANONのほうが進んでいる。EOS Kiss DigitalはMacとつないでライブ撮影みたいなことができるのである。

面白いものでEOSで一つ一つ調整してから撮影するのに慣れているので自動で何もかもやってくれると却って物足りなさを感じてしまう。

Canon EOS Kiss Digitalのレンズを変えて楽しむ

一眼レフはレンズを変えて楽しむものだ。ということで安価な変えレンズを買ってきていろいろ試してみた。この中ではF1.8の単焦点レンズが一番高かった。が、不思議なことに新品で買うとこれが一番安いはずだ。いずれもデジカメ前からあるかなり古いレンズで、ヤフオクやハードオフなどでよく見かけるレンズである。

  • EF 28mm-80mm F3.5-5.6 USM III
  • EF50mm F1.8
  • Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)

アマゾンで新品を買うとこんな値段になる。どちらもお手軽レンズである。EF 28mm-80mm F3.5-5.6は純正品の扱いがないようだ。

左からEF 28mm-80mm F3.5-5.6、EF50mm F1.8、Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)

まず最初に言えるのはEOS Kiss Digitalというかなり昔の機種でもウェブで使う分には全く問題のない写真が撮影できるという点である。もちろん「動かない被写体であれば」という前提はつくのだが……

標準的なレンズEF 28mm-80mm F3.5-5.6 USMの28mm側。これくらいの視界が取れる。この構図だと後ろが派手にボケたりもしていないのでコンデジで撮影して同じような絵になってしまうかもしれない。
EF 28mm-80mm F3.5-5.6の80mm側。このくらいまで寄れる。F5.6になっている。この構図だとたまたま看板のところに焦点が当たり後ろがいい感じにボケている。初心者的には一眼レフならではの満足感が得られる。
EF50mm F1.8。50mmなのでちょうど中間の画角になる。手前の木がボケて見えるのがわかる。奥側も自然な感じのボケ具合になっている。構図をうまく撮るといいえになるのだが、距離のメリハリをつけないで写真を撮影すると、単に画角が狭いだけのレンズになってしまう。このレンズは人や花などテーマが決まっていると面白いが風景を撮る分にはそんなにありがたみがない。
EF50mm F1.8。何かを中心に据えて背景をぼかすとそれっぽい絵が作れる。
Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)の70mm側。標準レンズの一番遠くを撮ったのと同じぐらいの画角になる。曇りの日ということもあってレンズの性能がそんなに悪いという感じにはなっていない。これで1,500円だったのだが、純正でなくても別にいいんだなと思った。
Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)の300mm側。ググッと寄ってみたのだが、単なる木なのでありがたみはない。

安価な投資でカメラが上手になった気分に浸れるというF-1.8単焦点撒き餌レンズを試してみた

CANON EOS Kiss Digitalを買ってからしばらくたった。これまではEF 28mm-80mm F3.5-5.6という標準的なレンズを使っていたのだが、ボケがちゃんと出るものが欲しくなりF1.8レンズを探すことにした。

左からEF 28mm-80mm F3.5-5.6、EF50mm F1.8、Tamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)

結局、ヤフオクでEF50mm F1.8 IIというのを2,500円で探してきた。曇っているという注意事項があったのだがEOS Kiss Digitalではそれほど曇っているようには思えない。「撒き餌レンズ」というそうだが安価な価格で高い性能を実現しているというのである。しっかりと背景がボケるのでポートレイトの撮影などに大活躍している。このレンズは今でもSTMバージョンが14,000円程度で売られている。USMという音が静かなバージョンも売られているようだがこちらは44,000円と値段が高い。

季節的に光が良い感じになってきたこともあり「明るいレンズ」はコントラストの高い写真が撮影できるので、これを持っているだけで写真の腕が上がったような気分に浸ることができる。

ただ難点もある。フィルムカメラ用のレンズなので50mmだと1.6をかけて80mmレンズになってしまう。このため170cmの人物が収まるように撮影するためには6m位離れなければならない。28mmという焦点距離が短いレンズも売られているのだがこちらはUSMで54,800円とさらに高価になってしまう。趣味で使っている分には6mくらい離れても「まあ仕方がないな」と思うのだが、プロだとそういうわけにも行かない。エントリーレベルできれいに後ろボケする写真を体験させてから高価なレンズに誘導しようというメーカー戦略と言われており、これを「沼」というそうである。

これとは別にTamron 70-300mm F4-5.6 LD TELE-MACRO(1:2)という望遠レンズを買った。この3本セットをカメラバッグに入れて持ち運ぶことにした。このテレマクロレンズを使うと遠くのものがよく撮影できるのだが、今の所あまり使い道がない。

実際に鳥を撮影しようと思ってやってみたのだが、EOS Kiss Digitalは鳥の早い動きについて行くことはできないのである。

SONYのバージャルサラウンドシステムを試す

ハードオフでスピーカーを物色した。SRS-VS1という2000年に発売されたアクティブスピーカーが1000円で売られていた。

もともと、SONYの別のホームシアターシステムを持っていた。プラグの形が独特で抜き差ししているうちに接続が甘くなってしまい時々調整しないと音が聞こえなくなったりする。これがちょっとイライラするのだ。

ホームシアターシステム。結線が複雑という欠点がある。
このプラグが独特だ。今は売っていないらしい。

SRS-VS1は6つのスピーカーを2つで代用する仕組みである。実際にはいくつかのスピーカーが縦に並んでいるらしい。線は1本しかない上にプラグも太いので壊れにくい気がする。古い中古品なのだが音割れはない。

SRS-VS1はスピーカーが縦に並んでいる。

実際に試してみた。5.1chシステムの方はHDDレコーダーとテレビにつないである。そしてバーチャルスピーカーはMacから直差しでデジタルとアナログにつないだ。YouTubeの音源で比べてみたのだが実は違いがあまりわからなかった。アナログとデジタルも切り替えた直後は違いがわかる(ような気がする)のだが、そのうち別に気にならなくなる。バラエティ番組中心のテレビはそもそもステレオですらあまり意味を感じない。

一番違いを感じそうなのはアクション映画のDVDである。実際にやってみた。迫力はあるのだが、後ろから音が迫ってくる感じはない。もっとも「飛行機が後ろから飛んでくる」くらいのことがなければあまり恩恵は感じないのかもしれない。

もう一つ思ったのはSONYのスピーカーの優秀さだ。これを買う前にロジクールのアクティブスピーカー(中古で800円)を持っていたのだがこのしょぼすぎる性能にがっかりしていたのだ。音割れさえなければある程度のメーカーのものであれば古くてもそれなりに満足が出来るというわけだ。

とはいえ、Braviaは内臓のチューナーが壊れてしまったし(いわゆるSONYタイマーというやつだ)5.1Chシステムはプラグが壊れやすい。統合があまり得意でなかったのかもしれない。

ということで使い勝手はとてもよかったのだがSONYはデスクトップを前提としたこの手の商品をあまり作らなかったようである。現在ではSRS-XB41というBluetoothでリンクできるスピーカーが売られているようだ。

MACで散乱したデスクトップ環境を整理する

思いつくままにMacを買っていたら収拾がつかなくなった。そこで机を整理した。

まずは、直線に並べるのが一番簡単だった。画面で壁を作ってスピーカーとMacMiniをラックに入れて並べた。

今回これができたのは立て置き型のスピーカーを見つけたからだ。2000年に発売されたSONYのSRS-VS1というバーチャル5.1ch再生ができるスピーカーだが、これとモニターを並べたらうまく構成ができた。

横にMacMiniを並べたら「いかにも雑然とおきました」という感じになったのでダイソーで台を探したのがよいものがなかった。

そこでセリアで見つけた台所ワイヤーラック2つ購入した。200円だ。100円ショップの台でも使えるのだが、ダイソーは軒並み値上がりが進んでいる。探すならセリアがいいと思う。

ここまでは家にあるハギレ板で作ったのでサイズがまちまちである。

デスクトップにはとにかく小物が散乱しがちなのだが、こういうものは箱に入れて片付けるに限る。100円均一で買ってきてもいいのだろうが、今回は木片を組み合わせてダイソーのネジとニスを買ってきて自作をした。何回か塗るとそれなりの風合いになるので初心者でも作りやすいと思う。

次にホームセンターで大きめのMDFボードを買ってきた。1回木を買うと10カットまでしてもらえる。今回は支柱を切ってもらった。

MDFボードにボンドで脚をくっつけた。
ボンドでくっつけてから念のためネジ止めした。
MDFは水濡れに弱いというので念のためにニスを塗った。
よく見るとフチに塗りムラがある。
下にMacMiniを入れたところすんなりと収まった。

ポータブル録画機として使えるMacbook

ジャンクなMacで遊ぼうという企画。今回はMacbookで遊びます。Intel Core2 Duoを積んでいるのにMacOSが10.7までしか上がらないという中途半端なスペックです。

このマシンの目的はジャンクで500円で見つけたGV-MACTVの利用でした。これを使うために2000円くらいでヤフオクを物色し、もう2000円かけてアダプター(非純正)をてにいれました。

意外だったのは100円で手に入れた東芝製のアンテナ(DUA-300P)です。指向製がないのでスカイツリーが見えないところでは利用できないだろうと思ったのですが、意外とちゃんと使えました。室内で使うのではなく窓に向けていますが、撮影用に室内においたらちゃんと電波を拾ってくれました。

気軽に使えるMacTVですが不満な点もいくつかあります。データ放送のブラウザーが不完全でインターラクティブな放送が利用できません。またiOSにムーブできるはずなのですがこれもうまく動きません。さらにデジタルで外に映像が出せず、外付けモニターでも使えず、さらにデジタル音声さえも外に出せないという「ガチガチの」仕様になっています。

MAC TVと赤外線リモコン

結局ハードオフで2000円のHDDレコーダーを手に入れたので、こちらはサブマシーンになりました。しかし、最近の地デジの放送は大画面で見るような価値はないものも多く、意外と気軽に見えるテレビとしては優秀なんですよね。

あとはOS10.5を入れて写真の編集に使っています。画面が小さいのでちょこちょことした編集にはこちらが向いているようです。CPUは非力ではないもののOS10.5で使えるブラウザーではYouTubeなどはまともに見られません。ネットもやりたいならもっと新し目のものを手に入れた方がいいと思います。

  • Macbook:2000円
  • アダプタ:2000円
  • MACTV:500円
  • IRリモコン:300円

まだまだ現役で使えるiMac Mid 2007

ジャンクなマックでどこまで遊べるかということをテーマにして書いている。今回はメインマシーンのiMac Mid 2007のご紹介である。

このマシーンはまだ現役で使えている。ウィルスソフトも入れているしYouTubeの動作にも全く問題がない。だが、マシーンとしては型落ちである。El Capitanまでしかアップデートできないのである。

加えてこのマシーンには重大な欠点がある。メインスクリーンが死んでいるのだ。これが多分安かった理由である。3000円弱で手に入れた。そうまでしてこれを選んだのには理由がある。開腹が容易なのだ。専用のトルクドライバーだけ用意すれば中を開けてハードディスクをSSDに変更することができる。すると起動が1分ほどで済んでしまうのである。

よく使うメインマシーンで一番大切なのは最新のブラウザーがアップデートできることと起動に苦痛がないことだ。4000円ほどで126GBのSSDを手に入れて入れ替えを行った。お金がある人は10万円以上かけて良いMacを買えば良いと思うのだが、お金がない人にはこういうソリューションもある。El CapitanであればMaxの4GBもあれば快適に利用できる。

  • iMac Mid 2007:3000円
  • SSD:4000円
  • USBキーボード:500円
  • USBマウス:300円
  • メモリ(+2GB):3000円

MacMini 2010をネットテレビにしよう

ジャンクなMacを使って遊ぼうというシリーズの記事です。今回はMacMini Mid 2010をネットテレビにします。

ハードオフで15,000円のMacMiniを見つけました。ハードオフはMacをリセットして売らなければならないらしいのですが、このMacはOSのない状態で売られていました。リセットできないとデータを全て消してジャンクで売ってしまうようです。High Sierraまで行けるのでもったいない限りです。DVDが使えずカードスロットを認識しないという不具合があります。

回復のためにはまずOS10.7より上のOSが必要です。今回はすでにEl Capitanを持っていたのでそれをTimeMachineからコピーして使いました。詳しい経緯はここに書きました。あとはHigh Sierraをダウンロードして新規インストールすれば終わりです。

実はこのMacがうちにある6台のMacの中で一番ハイスペックになります。メインのマシンであるiMac Mid2007は同じCPUと処理速度なのですが、El Capitanまでしか行かないのです。さらにヤフオクで中国語の無線キーボードを見つけ、旧式のBluetooth Mightyマウスも入手しました。

テレビにはHDMI一本で接続できますから、電源コードとHDMIだけあればあとはコードレスで遊べます。難点は開腹が難しいことです。メモリを変えるのは簡単ですが、あとはちょっと面倒臭いらしいです。

よく非力だと言われるMacMiniですが、クリーンインストールすると動作が遅いということはないです。しかしSSDにせずにハードディスクで運用すると起動が若干もっさりしています。

主にテレビで使っていてAbemaTVとYouTube専用端末になっています。スペックを考えるとちょっともったいないかも。

本当はテレビと一緒におきたいのですが、Macを起動すると地デジの電波が乱れることがあります。HDMIケーブルからノイズが出ているのかもしれません。

  • MacMini Mid2010:15000円
  • Apple Keyboard:1000円
  • Apple Bluetooth Mightyマウス:1500円
  • ダイソーのHDMIケーブル:300円

JunkなMacMini G4で遊ぶ

ヤフオクやハードオフなどで見つけたJunkなOld Macで遊ぶという新シリーズです。今回はMacMiniG4を使って遊びます。

ハードオフでWacom DTI520という古い液晶タブレットを見つけました。ACアダプターがないということで1000円で売られていました。似た規格のACアダプター500円で見つけたら動いたので「少なくともモニターとしては使えるだろう」ということで引き取ってきました。結論からいうと、問題はありませんでした。液晶の表示もきれいです。よく「この世代の液タブは使えない」などという話を聞くのですが、Retinaディスプレイなどと比べて見劣りするというだけの話で、品質としてそれほど悪いものではありません。

絵を描くわけではないので液タブとしては使わないのですが、タッチパネルのように使えるのではと思い、昔作ったシステムを試してみました。天気に合ったファッション写真を選んで表示し、写真をクリックすると次々と新しい写真が出てくるというもの。

フルスクリーンにするにはOperaを使えばいいのですが、PowerPCのOperaはもう配布されておらず、別のMacからコピーしてきました。ただ、画面に合わせてインターフェイスを作らないと液タブだけではスクロールができません。DTI-520にはスクロールボタンなどがついているのですが、これはWindowsでしか機能しないようです。液タブの上にもボタンがついていますが、これも専用のシェアウエアでないと動きません。ちょっと中途半端です。

あとは音楽プレイヤーやDVDプレイヤーとしては利用できそうですが、MacMiniG4は赤外線リモコンが使えない上スピーカーもかなり貧弱です。YouTubeはちょっと厳しいです。使えないことはないがという感じです。TenFourFoxというブラウザーが使えるのですが、やはりストリーミングビデオを見るにはちょっと力不足です。

もう一つの使い方はカメラです。CanonのEOS Kiss Digital(初代)関連のソリューションが使えますが、ネットで配布されているわけではないのでこれもソフトウェアをヤフオクなどで入手する必要があります。いったん環境ができると撮影スタジオが作れます。持ち運びもできると思います。が、この世代はファインダーをパソコンで見て撮影するということができません。

もちろんパソコンなのでそのまま写真の編集作業などもできるので、使いようによっては格安でフォトスタジオが作れます。

  • MacMiniG4:4000円
  • Wacom DTI-520:1000円・アダプタ:500円
  • Canon EOS Kiss Digital:3000円(レンズ込み)
  • EOS Kiss Digital Solution Disk:500円

MacMini Mid 2010の復元とセットアップ

ハードオフでMacMini Mid 2010が売られていた。OSが入っておらずジャンクだそうである。ヤフオクで相場を調べたらやや高めなのだが、やり取りをして送料を負担してという手間を考えると、その場で買えた方がいいやとも思える。で、結局必要もないのに買ってしまった。

ジャンク扱いされていた理由は二つある。DVDドライブが働かないというのが一点。もう一つはOSが入っていないことである。で、なぜOSが入っていないかを聞いたところ、AppleIDを入れてダウンロードを試みたができなかったとのことだ。これは「買いだ」と思った。Macは起動さえしてハードディスクが大丈夫ならなんとかなることが多いのだ。

まずは、Command+Rでユーティリティを起動した上で、TimeMachineを使ってiMacで使っているEl Capitanを復元することにした。この復元は1時間程度で終了した。このくらいの世代のものはネットに接続してネット経由で復元ユーティリティとアクセスするらしいのでwi-fi環境などは整えておく必要がある。

この時点で使ってみたが動作が遅く使い物にならない感じだった。コントロールパネルが開けないので「購入を失敗したかな」とすら思った。

そしてMacMini2010が対応している最終のOSであるHigh Sierraまで復元することにした。コツはまず起動した状態からHigh Sierraをダウンロードしてインストールすることである。Command+RでAppleストアにアクセスしてもダメなのだ。

途中ブラックスクリーンが出たので怖くなって電源を落としてしまった。するとHigh Sierraのセットアップユーティリティが飛んでしまった。こういうことがあるので、OSを入れるときは内臓ハードディスクにパーテーションを作り新規にインストールした方がいい。失敗してもオリジナル(この場合はEl Capitan)からやり直せるからである。

ブラックスクリーンやビープ音(昔は壊れた時に出る音だった)などが出て、慌てたがシステムのインストール自体は1時間程度で終了した。昔(PantherとかLeopardとか)あたりと比べると格段に早くなったと思う。

で、数時間でHigh Sierraのインストールが完了し何もなかったかのように起動した。

MacMini Mid 2010にはビデオポートが二つある。一つはHDMIでもう一つはThunderboltという名前がついている。これにMiniDisplayという名前も付いている。Amazonでこれに対応したアダプターがいくつかでているのだが、HDMIで接続することにした。ダイソーで300円のケーブルが買えるのである。このケーブルでつなぐと音も同時に伝送できるらしい。画質には少しにじみが見られるが、これがテレビのせいなのかMacのせいなのかはよくわからない。最初はメニューが表示されずに心配したのだがモニターのコントロールパネルから対応が可能だった。

起動したのでいろいろなデータを移行したりしているのだが、何に使うのかは全く決めていない。この世代のMacMiniは電源アダプターが必要ない上にHDMIケーブルだけでどんな液晶テレビとも接続することができる。ネットテレビとして使えるので、意外と便利なのではないかと思った。ただ、Appleとしてはこうしたコンセプトの製品を作るつもりはないらしく、最近出たMacMiniはずいぶん価格が上がってしまっているようである。