最近YouTubeの「理想のデスク」動画ばかり見ている。最初は中古Macを扱っているアメリカのサイトを見ていたのだがそのうちDYIで古いPCをリサイクルするイギリスのチャンネルにはまった。あまりにもあっさりと作っているので自分でもできそうな気がするのである。ついに我慢できずにやってみることにした。
ただ、最初から大きなものを作ると後悔することはわかりきっていたので、小さな飾り棚を作ることにした。小失敗した。
まずホームセンターで2X4規格の板を探して来た。ちょうどキーボードが乗る大きさにしようと棚板は1X6にした。

寄せ集め感があり雑然としているのも難点だ。
一度、棚を作るプロジェクトをやったことがあるのだがこの時は色々なものを置きすぎて結局収まらなくなってしまった。そこで今回はモニターの高さを合わせて、その高さに合わせて棚を作ろうと思った。アクティブスピーカーなどは撤収する。
今回はScketchUpで図面を書いている時が一番楽しかった。
失敗してもやり直せるからである。いろいろやってみてキーボードが乗る台を作ることにした。Appleキーボードは奥行きが12cmあり長さが44cm程度である。2×4規格だと6が14cmになる。3F(91.4cm)の物にすると2本取れる。ちなみに高さが調整できないiMac21.5inch(mid 2010モデル)は高さが46cmくらいある。MacMiniのモニターをマウンターでこの高さにに合わせた。
台もそろえると高さも45cmくらいでいいようだ。ホームセンターで切ってもらえばいいので加工はしなくてもいいことになる。
ここまでは順調だったが、結果としてはちょっと失敗したと思う。まず第一にネジの適当な長さがわからなかった。貫通させるならもっと長いネジが必要だった。板厚の二倍というのが相場なのだという。一応ねじ止めできているというだけで、若干心もとない。
次に補強金具とネジの経を合わせなければならないと言うことを知らなかった。ロイヤルホームセンターの人に聞いて見たのだが何も教えてはもらえなかった。とにかく「ここにあるものから選べ」と言う。

見通しをつける前に始めてしまったので全体工程がわからず「とにかく組み上げてしまえばいいのだ」と思った結果、台がガタガタになってしまった。
ここで固定金具をネジで止めるのは諦めて瞬間接着剤で止めることにした。一応形にはなったがどうも歪んでいる。これをどうやったらきれいにできるのかが次の課題だ。ネットで調べたところ角材を挟んで整えるのだそうだ。
今回作った棚はこう言う形なのだが、予算内に収めることだけを考えていて構造のことは全く考えていなかった。

コーナークランプという道具を使うといいらしいのだが、流石にそこまではやりたくない。
実際には補強をつけて直角を保つのだそうである。おそらく木工ボンドもちゃんと買って強度を保って作るのだろう。一回作ると「こうやればよかった」とというイメージは湧く。
おそらく最初に棚板を作ってあとで支柱をつけてやるといいのだと思う。だが、実際に手を動かして作業する前には「こういう補強をすべきである」と言うようなイメージは全くできなかった。

おそらく、棚板の厚さを考慮した上で揃えて金具をつけて置いたり……

添え木をして垂直を取りながら角材ではなく板をついだ方が綺麗に作れたのだと思う。実際に作るまで「垂直を取るのが難しい」ということを知らなかった。これは、一度失敗したからこそわかるのだが……
予算は合計1,128円だった。1,000円を少しこえてしまった。
- ホワイトウッド:1x6x3Fを1本
- ホワイトウッド:1x1x3Fを2本
- ステンレス皿木ネジ
- 金折金具4個セットを2セット
- 瞬間接着剤(ゼリータイプ)
ただ、実際にやってみて「とりあえず上の辺を揃える」だけで随分と整った感じになるんだなあと思った。ガタガタになった棚は捨てるのももったいないのでガラス戸棚の中に入れて使っている。結局、カメラを収納するケースになった。
作者について
Macを使って、写真撮影・管理、レタッチと加工、MIDI楽器を使った作曲、YouTubeに使う動画の撮影と編集などがやりたかった。お金がないので「古いMacを使ってどうにかしよう」とヤフオクなどを漁り始めた。
だんだんガジェットMacを物色すること自体が楽しくなり、家に使いもしない古いMacBookなどが溜まりつつある。MacBookだけで、MacBook Late 2007, MacBook Early 2008, Late 2008, EarlyかMid 2009, MacBook Air 2010がある。どれも古いものばかり。
時々短いiMovieで加工したYouTubeビデオなどを上げているが、まだ編集の仕方がよくわかっていない。