壊すつもりで500円モニターを買ってきたら意外と使えるやつだった

MacBook A1181を3台手に入れた。全部で2400円だった。1台は完全に修理できたので電池を買うことにした。1台は動くようになったがキーボードが使えない状態になっている。起動するためにいちいちロジックボードをドライバーでこすらなければならない。そして1台は完全に壊れてしまった。LCDが残ったので「これは再利用できないものか」といろいろ調べてみたくなった。

色々調べるついでに「動いているモニター」を分解したくなった。近所のハードオフに行き500円モニターの中で一番軽いものを買ってきた。アイオーデータのLCD-AD192SEDBという方式だ。ジャンク理由は「画面の黄ばみ」だった。

家に帰って設定を触っていると「ブルーリダクション」という項目があることに気が付いた。これが黄ばみの原因なのでは?と触ってみたところ、あっさりと普通に色が出るようになった。特にジャンクというわけではなかったのである。

今回液晶ディスプレイを調べるにあたってPanelookのスペックをみている。中に入っているのはBOEという中国の聞きなれない会社のディスプレイだったのだが、調べてみると中国がパナソニックに影響を受けて作った老舗企業のようだ。松下幸之助の協力でと書いているのでパナソニックの技術が入っているのだろう。

視野角を見ると89/89/89/89 (Typ.)(CR≥10)と書いてある。これはノートパソコンのディスプレイよりもかなり優秀なものである。MacBook Late 2007に入っていたSAMSUNG LTN133W1-L01の視野角は40/40/15/30 (Typ.)(CR≥10)なので、かなり広い視野角を持っていることがわかる。レスポンスタイムも悪くはない。つまりかなり良いモニターだったわけだ。

ちなみにCOBYというメーカーが作っているテレビのモニターも開いてみてみたのだが、視野角が狭く45/45/20/45 (Typ.)(CR≥10)であった。だがレスポンスタイムは3.6/1.4 (Typ.)(Tr/Td)と悪くなさそうだ。モニターのパネルもスペックの読み方がわかると面白いなと思った。

ちなみにアイ・オーの2015年のリリースによると「目に優しい」ことを謳った商品だったようだ。一定時間ごとに「休息をとりましょう」という表示が出るように設定できる。

このモニターはADS(Advanced Super Dimension Switch)という方式を使っているそうだ。このブログには「IO-DATAから発売されている液晶ディスプレイに使用されている」と書かれている。IPSという方式の一つのようだ。

ただ、iMac mid 2007に入っているパネル(LCD LM201WE3-TLF1)を見ると、視野角が広く80/80/75/85 (Typ.)(CR≥10)、レスポンスタイムも1.1/3.9 (Typ.)(Tr/Td) msと短いのだが、方式はTNである。一概にはADSの方がTNより良いとも言えないのかもしれない。

アイオーデータはADSとTNのメリットデメリットを書いている。色再現性に優れていてどの角度から見てもキレイい見えるのがウリのようだ。設定にあったオーバードライブの意味がわからなかったが「ADS/IPS」は応答速度が遅いのが欠点なのでそれを補う機構がついているということのようである。

応答速度を見るのにアクション映画のDVDをかけて見た。14msという数字はゲーム用のモニターだと遅いということになるようで5ms程度が必要とされるようだ。だがDVD鑑賞くらいであればオーバードライブなしでもなんら問題は感じられなかった。

ちなみに今回使ったMacBookはキーボードが壊れたものなのだがChallgengeも見ることができるものだし意外と使えるなあと思った。AliExpressで400円くらいでフレキケーブルが手に入るので直して使う価値はあるかもしれない。

そんなことを勉強した上でAmazonを見ると確かにADSをウリにしたモニターをいくつも出していた。

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