IO DATAのLCD AD192SEDをレビューする

500円でジャンク品の中にあったモニターを買ってきた。元々は分解して中を調べて遊ぼうという趣旨で買ったものだ。だが意外といいモニターだった。とにかく視野が広くどこからでもよく見える。また写真を見てみたのだがディテールがくっきりとわかる。また、ノングレアなので目が疲れにくい。調べて見ると法人用・文教用だそうである。特に子供の教育用に目が疲れにくい設計になっているのだろう。

文教用・スクエアとしては15/17/19インチと3種類出ていてこれが一番大きいのだそうだ。価格を抑えているのだろう。ボタンの作りがしょぼい。また解像度も高くない。最近のウェブサイトを表示するためにはおそらく足りないだろうなあという1280 x 1024ピクセルしかない。

広画角の秘密はBOE製のパネルにあるそうだ。中国製と侮ってはいけないんだなと思う。普通はIPSパネルという言い方をするそうだが、IPSという名前はジャパンディスプレイなどに抑えられていて使えないのだろう。IOデータではADSモニターといっているようだ。

IOデータのウェブサイトを見ると「新しいパネルなのでよく知られていないのだが」と書いている。従来型の方式に比べて知名度がないことを気にしているようである。

だが実際に画質を見るとコントラストの良さなど一目瞭然だ。おそらく写真のレタッチをやりたい人などには必須のモニターと言って良いのだと思う。

このモデルはもう中古でしか手に入らないのだが24インチのモニターがAmazon限定で売られているようである。画質の良さを前面に推し出すべきだと思うのだがADSモニターの従来の欠点である反応速度の遅さなどの方に気を取られている気がする。わざわざ「ゲームなどでも使えますよ」と謳っている。

むしろ広い視野であることを生かして、写真のライブ撮影をしながらみんなで色を確認したりというような本来の使い方を訴求した方がいいのではないか?と思える。

価格的に見て「たいした性能ではないのだろう」と思ってしまいそうだが、なかなか画質は侮れないなあと思った。一方でこうした使い方だとブルーライトのカット機能などはあまり重要ではなさそうである。カラーマネージメントはパソコンの側でやるからだ。

おもしろい使い方としては店頭プロモーション用のモニターとして利用できる。

どこから見てもよく見えるので実はテレビ用なのだ。サンワサプライからIOデータのモニター用のディスプレイスタンドが売り出されている。パソコンと接続してデジタルサイネージなどに使う場合に便利だろうなあと思った。実質視野は180度な上にスピーカーもついているのでこれだけあればデジタルサイネージに使えるのである。

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