ここではA1181を念頭にMacOS 10.5 Leopardでできることを解説する。ここでやることはつぎの三つである。
- CANONのカメラをつないでデジタルスタジオを作る
- 楽器になる
- デジタルテレビチューナーとして使う
CANON製カメラを使ったデジタルスタジオが作れる
- Canon製カメラ(EOS Kiss Digital, EOS Kiss Digital N, 10D, 20D, Xだと利用できない機能がある)
- Digital Solution Utility 20.2(ネットで公開されていないのでディスクをヤフオクなどで探す必要がある)
- Adobe Photoshop, Illustratorなどを持っていればグラフィック環境が作れる。
- ハードオフなどでスキャナーが500円程度で手に入る。
MiniDVアダプターを準備すれば外付けのモニターも利用することができる。

楽器になる。
- USB MIDIインターフェイス(EDIROL USB MIDIインターフェース UM-1EXが手に入る)
- GarageBand
- OS10.5は手持ちのiLife 04をインストールすることができた。持っていなければヤフオクなどで見つけてくる必要がある。iLife 04のバージョンは1である。基本的な作曲はできるレベルだ。
- OS10.6用のiLife 06を別途手に入れたが「OS10.6専用」と書かれていた。2006年ごろからMacにiLifeにバンドルるようになったので、特定のOSと結びついたものとと単体で販売されているものがあるようだ。当時「バンドルされたものを別のMacでも使いたいが使えなかった」などという混乱もあったようだ。入手する際には気をつけなければならない。
- OS10.11はAppleストアでインストールを選択すると、最新版はインストールできないが古いバージョンがインストールできる。次第に製品にバンドルされるようになり、最終的には無料で入手できるようになったのである。バージョンは10.2だった。
- OS10.13もAppleストアでインストールできた。バージョンは10.3.5だった。
- OS 11.3(Big Sur)は14.3だった。
- 任意のMIDI楽器
デジタルテレビ・録画機として使える
- M2TVなどの外付けチューナー
- 大きめのハードディスク
- B-CASカード
数時間程度の予約録画であれば問題なくこなすことができる。ただしハードディスクの容量が必要なので少し大きめのハードディスクを買っておくと良い。M2TVだと番組を外に持ち出すことはできない。また32bitでしか動かないのでMacOSは10.5か10.7程度にしておいたほうがいい。専用ソフトウェアはなくてもI/O Dataのサイトからダウンロードできる。外付けモニターには画像が出せないのでMacMiniなどでは利用できない。
My Gadget MacBook Collection

High Sierraまで上げられるモデル。処理速度は早くないがとにかく軽くて電池の持ちが良いのでちょっとしたワープロ作業や持ち運びには便利かもしれない。電池が膨れた状態で格安入手した。電池を入れ替えて使えるようにした。ただし画面は小さい。

ポリカーボネートモデルの最終盤。過去のA1181と共通の部品を使って修理が可能。El CapitanまでOSがあげられるので、ぎりぎりネットやiCloudに接続して利用できる。3台のジャンクを2,400円で購入し使える部品を集めて再編成した。最後に電池を購入して装着してある。

グラフィック性能が向上したアルミニウムユニボディモデルの元祖。El Capitanまでアップグレード可能。1円で落札して使えるようにしたがフロントガラスがなくカメラも抜かれていた。現在グラフィック機として現役稼働している。

この世代まではLionまでしか上げられない。PowerPC時代のソフトが使えるOS 10.5環境の保全などに最適。キーボードコネクタが破損しているため、ロジックボードから直接ブートする。コネクタケーブルを中国から輸入したがスイッチ以外は動くようにならなかった。
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