乗りかかった船に完全乗船する

このあたりで古いサーバーが回復したので記事をエクスポートして新しいサーバーに全て移行した。この時にURLが2つあるとエクスポートしたものをインポートするだけでサイトの移行が終わる。問題なのはURLが一つか使えない時だ。

URLを切り替える場合

  1. hoge.hoge.comからデータを全てエクスポートする
  2. hoge2.hoge.comにデータをインポートする(これでメディアデータもコピーされる)
  3. 今後はhoge2.hoge.comで運営する

URLを切り替えない場合

  1. hoge.hoge.comからデータを全てエクスポートする
  2. hoge2.hoge.comにデータを全てインポートする
  3. hoge.hoge.comに向かっていたDNSのIPアドレスをhoge2.hoge.comに変更する
  4. サイトのURLを変更する。やり方は3つある。うまく接続しないことがあるので複数やり方を知っていると「サイトに接続できなくなった」という最悪の失敗をしなくてすむ。
    • サイトの設定からURLを変更する。こうするとメディアファイルのメタデータが書き変わる。このやり方が理想だ。
    • 仮にこのやり方でうまく接続できなかった場合にはconfファイルにURLをハードコードするとURLを強制的に変更できる。この場合にはメディアファイルのデータが書きかわらないので設定画面を開いた上でconfファイルにハードコードされていたURLを消し設定画面をリロードする。するとURLが変更できるようになるのでhoge2.hoge.comをhoge.hoge.comに変更する。
    • さらにこれでもうまくいかない場合は最終手段としてwp_optionsにあるURLを書き換えることができる。ただこれもメディアファイルの書き換えができない。
  5. 今後は前と同じhoge.hoge.comで運営する。
define( 'WP_HOME', 'https://hoge.hoge.com' ); 
define( 'WP_SITEURL', 'https://hoge.hoge.com' );

URLを変更した場合には検索エンジンが必要になる。まずGoogle Search Consoleに新しいサブドメインを登録し古いサブドメインのトップに.htaccessファイルを設置する。やり方は「301リダイレクト」で検索するとよい。だが一度301リダイレクトをしてしまうと旧URLへのアクセスはできなくなる。強制的に新しいURLに飛ばされてしまうからだ。

一旦URL移行を始めてしまうと元に戻れなくなる。ここが「引き返せない」というPoint of No Returnになっているのだ。検索エンジンランキングなどは無事に引き継がれたようで「検索を開始しました」というお知らせがGoogle Search Consoleにあとからやってきたためちょっと安心した。

サーチエンジン対策は終わりアクセス数は減らなかったがそもそもアクセスが増える原因になったまとめサイトからの流入はいったん失われてしまった。

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