パナソニックのマイクロフォーサーズカメラ(DMC GF-2とDMC GF-6)

マイクロフォーサーズシステムのカメラのボディは比較的安価なものが手に入る。しかしながらどういうわけかレンズを入手するのが難しい。Olympusのレンズはフレキケーブルが切れかけたものがよく売られているが望遠で使っていると最終的にはレンズエラーを起こす運命にある。

DMC GF2 + BCL1580とDMC GF6 + Olympus標準ズームレンズ
DMC GF2とPanasonic標準ズームレンズ

オリンパスとPanasonicから出ているレンズ交換式のミラーレス一眼カメラの形式。DMC GF2とDMC GF6を所有している。電池はそれぞれ固有のものを使うがレンズは共有できる。最初にOlympusの標準レンズを買ったのだがフレキケーブルが切れて使えなくなってしまった。そのあと、ボディキャップレンズだけで使っていた。望遠が効かないOlympusレンズを2,000円で手に入れ、さらにPanasonicのレンズを購入した。

PanasonicとOlympusで違っている手ぶれ補正機構

Panasonicはレンズ側に手ぶれ補正がついており本体側で制御する。レンズに手ぶれ補正ボタンがついていないものもある。Olympusは本体側に手ぶれ補正がついておりレンズ側に手ぶれ補正はない。Olympusはレンズの小ささにこだわったので手ぶれ補正をレンズに収めない選択をしたのだろう。Panasonicよりレンズ口径が小さいのだがこのためフレキケーブル切れが多発するレンズになってしまったようだ。Olympusの標準レンズはできるだけ望遠にしないで使った方がいい。Olympusのフォーサーズレンズではフレキ切れという話は聞かないためおそらく小型化に失敗したと考えていいのではないかと思う。

GF 6はWi-Fi対応

GF-2にはWi-Fiでファイル共有ができるSDカードを入れてある。GF-6はボディにWi-Fi機能がついておりPCやMacに直接ファイルを送ることができるが初期設定はやや難しい。

明るいところでのブツ撮り

NIKON P300とCANON EOS Kiss X4と同じセッティングでブツ撮りに挑戦した。昼間の日の光をカーテンで遮光して補助光なしで撮影した。レンズはOlympusのレンズを使っている。

この実験をして、GF-2からGF-6の間に大きな技術革新があり明るいところに強くなっていることがわかった。光が難しいところではGF-6が便利に使えそうだ。

F3.6ということでさほど明るくないオリンパスの標準レンズなのだがきちんと描写してくれる。また手ぶれ補正がついていないにも関わらずブレることはなかった。これくらいの世代のカメラでは当たり前なのかもしれないがEOS Kiss Digitalだとブレブレになってしまう。マイクロフォーサーズって適度に後ろがボケてくれて意外と使いやすいんだなあと改めて評価し直す結果になった。普段の室内の撮影はもうこれでいいのかもしれない。手軽に撮影ができる上にWi-Fiで画像を送るのも簡単だからだ。

ボディキャップレンズとGF2の組み合わせ

フォーカスがないボディキャップレンズ(BCL-1580)とDMC-GF2の組み合わせでムービーを撮影してみた。どっちみち全体を大きく捉えているだけなので全体的にフォーカスが甘くてもさほど気にならない。本体のムービー機能はコンデジよりも優秀な上にとても薄いレンズなので持ち運びが格段に楽になる。ただ本体に手ぶれ補正機能はないので編集上の工夫は必要になりそうだ。

比較のためにPanasonicの標準レンズ(HFS-014042)でもムービー撮影をしてみた。


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