コスパ重視で選ぶ後悔しない一眼レフカメラ選び:APS-Cとフォーサーズ規格を中心に

カメラを趣味にしてみたいのだがあまり高いカメラは欲しくない。こういう人のためにコスパ重視のカメラ選びについて考えてみた。スマホカメラとコンデジは除き一眼レフカメラに絞る。フルサイズセンサーのカメラは高いので10年落ち程度のAPS-Cカメラとマイクロフォーサーズのカメラから選択することにして、実際に色々集めてみた。

なお、文字だけでみてもわからないと思うので、PHOTOHITOのリンクを貼っておく。作例をみて検討するのが一番手っ取り早いと思うからだ。

最も安いソリューションで3,000円以下だった。最も高いソリューションで15,000円程度だ。


【マイクロフォーサーズ規格】Olympus E-PL3:予算3,000円以下

2011年9月3日発売

掘り出し物が売られていることがある。気軽にお散歩に持ち歩けるが実は本格的なムービーも楽しめる。


メリットと注意点

電池がなく状態がわからないカメラを手に入れた。電池は既に持っている。Olympusのカメラのものが流用できるので試しに入れてみたら問題なく動いた。電池蓋に問題があるのでビニールテープで補強している。レビューを見ると「電池蓋が壊れて無くしてしまった」という人がいる。

このカメラに1,650円で売られていたレンズを組み合わせた。ハードオフで「暗くなって写真が撮影できません」としてジャンクで売られていたが望遠側に回すとレンズを認識しなくなるというよくある持病レンズだった。

こうして2,650円で使えるカメラを一式手に入れた。いまのところチルト式液晶は生きているが「液晶が映らなくなった」という報告もあるので動かさないように使おうと思う。

ムービーはフルサイズHDと本格的。ただし長さに制限があるのでメーカーのWebサイドなどで確かめた方がいい。またAVCHDを編集するためにはある程度スペックが高いMacが必要だ。Mac Mini2014では取り込みがうまくゆくが、High Sierraの入ったiMac 2010ではうまくゆかなかった。

レンズの違い

マイクロフォーサーズで使える標準ズームレンズにはオリンパスで3世代のレンズがある。第一世代と第二・第三世代では性能が若干異なる。第二世代はオートフォーカスのスピードに改良がなされている。多く出回っているのは第二世代・第三世代だ。ただしこのレンズには望遠側に回すとフレキケーブルが切れてしまうという持病がある。このため望遠側で認識されなくなるというレンズが多く売られている。望遠側に回し続けると本当に壊れてしまう。

一方でPanasonicレンズには14-45mmと14-42mmレンズがある。おそらく価格を抑えるために望遠側を少し削ったものと思われるが性能はそれほど違わないようだ。どちらも中古で5,000円以下で売られている。

Panasonicレンズと組み合わせて使ったところMacでムービーを取り込むとふらふらと揺れるという独特な問題があった。ちなみにカメラの手ぶれ補正をオンにしてもふらふら揺れが出た。どうやらMacのムービー取り込みとはあまり相性が良くないようだ。結局オフにして使うことにした。

価格



【フォーサーズ規格】Olympus E-410:予算5,000円以下

2007年4月21日発売

標準ズームレンズ・望遠ズームレンズの組み合わせが格安で手に入る……のだが


メリットと注意点

マイクロフォーサーズではなくフォーサーズ規格のカメラ。敢えて探すようなカメラではないのだが、ヤフオクで格安品を見つけたら検討してもいいカメラだ。

マイクロフォーサーズのカメラはM.ZuikoでありフォーサーズカメラはZuikoと書かれており区別ができる。これを知らないと間違ったレンズを購入する人がいるかもしれない。マイクロフォーサーズレンズを探していて間違ってフォーサーズレンズを落札してしまったという人は多いかもしれない。

フォーサーズカメラは短い期間しか作られなかったために状態のいいレンズが捨て値で売れられている。なお、電池はOlympus Penシリーズと共用できる場合が多いのだが、レンズは共有できない。口径が違っているためにアダプターがないとレンズが装着できない。

センサーサイズがAPS-Cより少し小さく暗いレンズが多いため後ろボケなどは期待できない。

メディアはXDメディアカードとCFカードである。CFカードはハードオフで1,000円程度で売られているがSDカードよりは手に入れるのが難しい。ケーブルが専用のものである。ヤフオクなどで手に入れられないことはないのだが入手はちょっと難しいかもしれない。

また最後に暗いところにはあまり強くない。

用途

普段使いには十分なカメラなのだが暗所には弱い。またムービー機能はついていない。さらにフォーサーズマウントのレンズは選択肢があまり多くない。市場に出回っているレンズで揃えると標準ズームと望遠ズームレンズのセットになる。つまり単焦点レンズの安いものがない。付属のソフトウェアもあまり良いものがないので余裕があるならCANONのAPS-Cカメラを検討した方がいい。

ただしこのカメラはかなり過小評価されている。PHOTOHITOの作例を見ればわかるがこのカメラで美しい写真を撮影している人は大勢いる。

価格

  • カメラ本体と標準ズームレンズ:E-410+ED 14-42mm(4180円)
  • 40mm-150mmズームレンズ(540円)


【APS-C規格】SONY DSR-A1000 (α100):予算6,600円程度

2006年7月21日発売

普段使いのAPS-Cカメラ。豊富なレンズが格安で揃えられるのが魅力。


メリット・デメリット・注意点

あまり向いていない用途

手ぶれ補正がついた普段使い用のカメラ。ただし暗いところの撮影には向いていない。つまり日中に写真撮影する人に向いたカメラと言える。物撮りもできるがAPS-Cカメラにフィルム時代の標準ズームレンズを組み合わせるとあまり近くに寄ることができない。そう言う人はマイクロフォーサーズのカメラを検討した方が良さそうだ。

このカメラは「野鳥撮影」には向かない。望遠レンズは簡単に手に入るがAF性能がそれほど良くない。仮に十分なAF性能が欲しいなら次世代型以降のSONYカメラを探すかCANONのカメラを探した方がいい。ボディの手に入れやすさはCANONの方が高いと思う。

またα100ではムービー撮影はできない。

向いている用途

例えばSNSで写真を公開するというようとには必要十分な画素数だ。

最大のメリットはなんといってもMinolta時代のAマウントレンズが格安で手に入ること。ハードオフで110円とか1,000円などといったほとんど捨て値でカゴに入って売られている。110円レンズなど使えないと思われそうだが、実際には全く問題がないレンズが110円や550円といった値段で売られていたりする。

ただ古いカメラとはいえ必要十分な機能を備えている。PHOTOHITOには本格的な写真がいくつも掲載されていてポテンシャルの高さを感じる。カメラの性能というよりジャンクで手に入れたレンズの性能によるのかもしれない。セットで揃えたSigmaのレンズは28-80mmレンズが一般的になった時代にミニマクロ機能をつけて廉価で販売されたものである。標準ズームレンズキットの代用品として人気があったようだ。曲面でないasphericalレンズを使い小型化を図っている。

メディアがCFカードである。CFカードはハードオフで1,000円程度で売られているがSDカードよりは手に入れるのが難しい。ケーブル入手はそれほど難しくない。

レンズの状態がさまざまななので足で稼ぐ必要がある。またCanonのカメラと違いダウンロードできるソフトウェアがない。なので自分で色調補正をしてSNSにアップしたいという人はCANONを選んだ方がいいかもしれない。

価格

  • カメラ本体:DSLR-A1000(α100)(4,400円)
  • 標準ズームレンズ:Sigma 28-80mm (110円から1,100円程度)
  • 望遠ズームレンズ:Sigma 70mm-200mm(110円から1,100円程度)


【マイクロフォーサーズ規格】LUMIX GF2:8,000円以下

2010年12月3日発売

タッチ操作が便利で家電感覚で使えるお散歩ムービーカメラ。


メリットと注意点

LUMIC DMC-GF6と比べるとやや暗いところに弱い印象がある。またWi-Fiに対応していない。SDカード経由で写真をやり取りするのが面倒という人はいるかもしれない。しかGF6でも接続にはボタンを押す必要があるわけでそれほど大きな手間ではない。ムービーの性能もGF6に比べると劣るのだがAVHCD規格であればそれほど遜色はない。

タッチスクリーンがついておりフォーカスの移動などが簡単だ。Olympusの同世代のカメラにはタッチスクリーンがないためPENシリーズと比べると家電としての性能はこちらの方がいい。PENシリーズとGFシリーズが同じ価格で売られていたら迷わずGFシリーズを手に入れると思う。

Gシリーズ、GHシリーズとの違いもある。廉価版GFシリーズの初期型は外付けマイクに対応していない。音声にこだわる人はもう少し予算を足した方がいいかもしれない。一応ステレオマイクなので性能はそれほど悪くないが、あくまでも趣味の領域なのでオーディオにこだわりたいという人はいるだろう。

マイクロフォーサーズカメラはレンズの使い回しができる。PENシリーズは電池の使い回しもできるのだPanasonic Lumix GFシリーズは独自のものが使われている。電池なしだと使いまわせないので電池付きのものを購入した方が無難。

用途

格安で手に入るお散歩用ムービーカメラ。Panasonicの標準ズームレンズとの組み合わせで持ち運びに便利なムービーカメラが手に入る。CANONやSONYのAPS-Cカメラと比べるとやはりミラーレスは軽い。

レンズの違い

マイクロフォーサーズで使える標準ズームレンズにはオリンパスで3世代のレンズがある。第一世代と第二・第三世代では性能が若干異なる。第二世代はオートフォーカスのスピードに改良がなされている。多く出回っているのは第二世代・第三世代だ。ただしこのレンズには望遠側に回すとフレキケーブルが切れてしまうという持病がある。このため望遠側で認識されなくなるというレンズが多く売られている。望遠側に回し続けると本当に壊れてしまう。

一方でPanasonicレンズには14-45mmと14-42mmレンズがある。おそらく価格を抑えるために望遠側を少し削ったものと思われるが性能はそれほど違わないようだ。どちらも中古で5,000円以下で売られている。

Panasonicのボディには手ぶれ補正がついていないのでできればPanasonicのレンズを使った方がいい。レンズ側に手ぶれ補正がついている。

Olympusのボディキャップレンズを使えばほとんどコンデジという大きさになる。晴れの日にムービークリップを撮影するならこれで十分だがズームしたいとか暗いところも撮影したいなどと思う人は「これでは物足りないなあ」と感じるかもしれない。できれば標準ズームレンズは揃えたい。Amazonで中古品が手に入る。

価格



【マイクロフォーサーズ規格】OLYMPUS PEN E-PL1s:予算8,000円以下

2010年12月4日発売

掘り出し物が多く市場に出回っている。小回りがきくお散歩の友達カメラ。


メリットと注意点

ハードオフで4,400円で手に入れたのだが中途半端なスペックでちょっと後悔した。手ぶれ補正が壊れているものがヤフオクで多く売られているのだが、写真を撮影するのにそれほど困難はない。実はこのカメラも手ぶれ補正機能が壊れており点滅が見られる。

マイクロフォーサーズカメラはレンズの使い回しができる。PENシリーズは電池の使い回しもできるのだPanasonic Lumix GFシリーズは独自のものが使われている。つまりPENシリーズはフォーサーズカメラも含め電池なしのものを買っても他のカメラと電池が共用できる。ただしBLS1とBLS5では充電器が違う。BLS-5の代替電池は1,000円程度出てに入

用途

お散歩ムービーカメラ。のちに1,000円でE-PL3を手に入れた。スペックはE-PL3の方が上なので余っていたボディキャップレンズを使ってお散歩ムービーカメラにすることにした。ただPHOTOHITOの作例を見るとわかるのだがボディキャップレンズだからといっておもちゃみたいな作品しか撮れないのかと言われればそんなことはない。

つまり仮にヤフオクなどで「実用品」が格安で見つかれば十分魅力的な選択肢だと言える。

価格



【マイクロフォーサーズ規格】Lumix DMC GF6:予算10,000円程度

2013年4月24日発売

Wi-Fiでパソコンやスマホに簡単に写真が転送できる。Macと組み合わせたミニスタジオの構築にピッタリ。


メリットと注意点

Wi-Fi機能がついているためSDカードを外さなくてもMacやスマホに画像を送ることができる。またスマホやiPadを使って撮影ができる。今回手に入れたのは難あり品だ。タッチスクリーンが機能しないため細かい操作をスマホやiPadから行う必要がある。また液晶をチルトさせると液晶が消えてしまうことがある。ビニールテープで固定している。PENシリーズもGFシリーズもチルト式のジャンク品の中には「液晶が全く映らない」というものがあるが、こうなると写真は撮影できるが時計のセットアップを含む一切の操作ができなくなるので修理できる人以外は避けた方が無難だ。

接続はやや面倒だが非接触型のNFC規格に対応したアンドロイドスマホを持っていれば簡単に接続ができる。Panasonic Image Appのインストールが必要でOSバージョンが4.4-12である必要がある。ハードオフにはアンドロイド4.2の端末が多く売られているので格安で手に入れる場合には注意が必要。

ただしレンズはそれほど安くないため、格安でレンズを選びたいならボディが少し高くてもCANONのカメラを探した方がいいように思える。

あえてマイクロフォーサーズのカメラを選ぶ人がいるとすれば、おそらくは筐体の小ささだろう。持ち運びに苦労しない。

Gシリーズ、GHシリーズとの違いもある。廉価版GFシリーズの初期型は外付けマイクに対応していない。音声にこだわる人はもう少し予算を足した方がいいかもしれない。一応ステレオマイクなので性能はそれほど悪くないが、あくまでも趣味の領域なのでオーディオにこだわりたいという人はいるだろう。

マイクロフォーサーズカメラはレンズの使い回しができる。PENシリーズは電池の使い回しもできるのだPanasonic Lumix GFシリーズは独自のものが使われている。電池なしだと使いまわせないので電池付きのものを購入した方が無難。

用途

タブレットを使いながら簡単なホームスタジオが作れる。この場合はズームが必要ないので安いOlympusの標準ズームが使える。望遠側に回すとレンズが認識できなくなるという持病を持っている標準ズームレンズが格安で手に入る。もし持ち運びたい場合にはズームが回せるPanasonicの標準ズームレンズを買った方がいい。

レンズの違い

マイクロフォーサーズで使える標準ズームレンズにはオリンパスで3世代のレンズがある。第一世代と第二・第三世代では性能が若干異なる。第二世代はオートフォーカスのスピードに改良がなされている。多く出回っているのは第二世代・第三世代だ。ただしこのレンズには望遠側に回すとフレキケーブルが切れてしまうという持病がある。このため望遠側で認識されなくなるというレンズが多く売られている。望遠側に回し続けると本当に壊れてしまう。

一方でPanasonicレンズには14-45mmと14-42mmレンズがある。おそらく価格を抑えるために望遠側を少し削ったものと思われるが性能はそれほど違わないようだ。どちらも中古で5000円以下で売られている。

Panasonicのボディには手ぶれ補正がついていないのでできればPanasonicのレンズを使った方がいい。レンズ側に手ぶれ補正がついている。

価格



【APS-C規格】EOS-Kiss X4:予算15,000円以下

2010年2月26日発売

ジャンクレンズ群から単焦点レンズ群まで豊富なレンズが選び放題。本格的な一眼レフ写真が格安価格で楽しめる。


最後のセットははEOS Kissシリーズである。CanonのEFマウントはフィルム時代のレンズが格安で手に入る。手に入れたものの最小構成の合計を調べてみたら12,210円だった。

メリット・デメリット・注意点

デメリット

まず最初にデメリットを書いておく。

EOS-Kiss Digital, EOS-Kiss Digital N, EOS-10Dなどの初期型のカメラはMacでの取り込みが難しかったりするので避けた方が無難。

X4はSDカードが使えるのでメディアを手に入れるのはそれほど困らないだろう。ケーブル入手もそれほど難しくない。だが古いものはCFカードのみでの運用になる。

またミラーレスに比べると大きいので持ち運びはやや不便。普段撮りをしているだけでも「何を撮っているのか」と注目されることがある。普通の人には「本格的なカメラ」に見えてしまうのだろう。

メリット

シリアル番号があればプロでも使えるソフトウェアが無料で手に入るので本体を手に入れる時にはシリアル番号が読めるものを手に入れよう。

最も大きなメリットはレンズが手に入れやすいことだ。

単焦点レンズは絶対になければならないわけではないが、このレンズで写真にはまったという人がたくさんいる。きれいな後ろボケが作れるからだ。もともと12,000円程度の格安のレンズで「撒き餌」などと言われていたらしい。

さらに野鳥撮影ができるような望遠レンズが1,000円程度で売られていたりする。状態は様々で壊れているものもあるのでジャンクでも必ずボディに装着して使えるかどうかを確かめた方がいい。

たまたま見つけたカワセミを撮影してみた

あると便利なものと注意点

自撮りをする場合にはリモコンがあると良い。リモコンがない場合や届かない場合にはあらかじめ三脚などで焦点を合わせて三脚をどかしてMFで撮影する方法がある。リモコンで自撮りをする場合には標準ズームレンズを使えば全身をカバーできる。

シグマ製の標準ズームレンズも中古で売られているがデジタルカメラに対応していない場合があるので必ずカメラボディに付けてから購入したい。

価格


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