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まだまだ現役。SONY α100でできることとできないこと。

SONY α100を二台持っている。かなり古いカメラだがまだまだ現役で使うことができる。このエントリーではα100でできることとできないことを簡単に確認したい。

できること

SONY α100はAPS-Cのセンサーを持つ1020万画素のカメラだ。普通にブログ用の写真を撮影する目的であれば十分に使うことができる。テーブルフォトだときれいな後ろボケが作れるのでスマホにはない満足感が得られる。ポートレートの場合はF1.8・50mm程度くらいできれいな後ろボケになる。

魅力は何と言ってもMINOLTAのフィルムカメラ用に開発されたレンズが豊富に使えることである。ジャンクレンズであれば100円からレンズが売られている。2000円も出せばそれなりのレンズが手に入る。

だが、普通にAマウント用のSONYレンズを使えば普通に現役の一眼レフデジカメとして利用できる。カメラのキタムラでSAL-35F18を6,100円で見つけた。ハードオフには標準ズームレンズが4,000円で売られているのも見た。ジャンクレンズを探して沼にはまり込むのであれば最初からデジタル用に設計された質のいいレンズを手に入れた方がいいかもしれない。さすがにジャンクレンズだと、やはり等倍に拡大すると細かい文字がぼやけていたりする。

特筆すべきはボディ内手ぶれ補正である。これが意外と優秀だ。

電池はNP-FM55HかNP-FM500Hを使う。この手の電池は大抵ROWAが出しているがこの電池はEDOGAWAのものしか見つからなかった。AmazonにはNPーFM50というものも出ているがこれは使わない方がいいのではないかと思う。

このカメラはワイヤレスリモコンがないのだがサードパーティーのソリューションを使うとワイヤレス撮影やインターナル撮影などができる。

やや注意が必要なこと

  • ジャンクレンズを使った場合逆光に弱いなどの問題が出る場合がある。また細かい文字の解像度には流石に不満が残る。ジャンクなりの写りでもそれなりの写真は楽しめるのだが、せっかくなんだからキレイな写真を楽しみたいという人はSONY製のレンズをヤフオクやカメラのキタムラなどで探した方がいいかもしれない。
  • おそらく一番の弱点は暗所に弱い点だ。直射日光の当たらない室内だと等倍すらノイズが出ることが多い。
  • オートフォーカスの追尾はやや遅めなので動物や鳥などを追いかけるのは苦手である。やってやれないことはないが現在のカメラの実力を知っていると不満が残るという人はいるかもしれない。

できないこと

おそらく最も大きな弱点は動画が撮影できない点だろう。そもそも機能がついていない。安く済ませたいけど動画が撮影したいという人はマイクロフォーサーズのカメラなどを買った方がいい。CANONのEOSなども動画撮影機能がついているが初期型はオートフォーカスを追尾してくれない。

ジャンク特有の注意点も

実は2台α100を持っている。一台は2000円で購入しミノルタ製のレンズやSIGMAのレンズで使っていた。レンズはいずれもシャフトがありボディでAFを制御する方式だ。ところがレンズにモーターがあるSAL35F18は使えなかった。いろいろ調べた結果、どうやらカメラに不具合があるらしい。

そこでもう一台を480円で手に入れた。こちらは「撮影エラー」があるという触れ込みだった。絞り込みが必要だと0x5bというエラーが出る。これも持病らしく絞れないカメラがある。ただSAL35F18は使えた。つまりこちらはレンズ側AFは制御できるのだ。

CANONのEFマウントのカメラではこのような複雑なエラーは見たことがない。ジャンクなので手持ちのレンズとの組み合わせを確認するか、レンズ付きで動作確認ができているものを買った方がいい。SONY製のレンズもボディ側でAFを働かせるものとレンズ側でAFを働かせるものがある。

状態については別エントリーでまとめた。


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