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Logicoolのキーボードを買ってきたのだが、よく見るとMac対応と書いていない。しまった、失敗だ!と思った。

だが、慌てる必要はない。元々Macは少数派なのでWindowsのキーボードしか持っていないという人が大勢いる。だからOSレベルできちんと対応できるようになっているのだ。特にMacMiniを持っている人はわざわざMac用にキーボードを買い替えない人も多い。Windowユーザーの乗り換えを狙って売り出されたという経緯があるからだ。落ち着いて設定をすればMacでも使えるようになる。

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LogicoolにもMac対応と呼ばれるキーボードはある。だが最も安いものが7,000円台のK780である。これはテンキー付きのマルチデバイスキーボードだが「Macのユーザーは高くても買ってくれる」ということなのかもしれない。だが心配しなくてもいい。そもそもMacはWindowsからの乗り換えを想定しているためOSレベルでWindowsのキーボードを使えるように配慮されている。つまり、わざわざ無理して高いキーボードを買う必要はないのである。

修飾キーの入れ替え

最初に行うのはキーボードの修飾キーの入れ替えだ。コントロールパネルのキーボードからキーボードタブを選ぶ。ここから[修飾キー]を選ぶと次のようなメニューが出てくる。OptionとCommandを入れ替える。WindowsにはOpitonという印字はなくaltという名前になっている。Commandキー(⌘)はWindowsマークになっている。

なお「この設定をしてしまうとMacで使う別のキーボードの設定も変わってしまうのでは?」と思う人がいるかもしれないのだが、キーボードごとに設定が変えられる。その辺りに抜かりはない。この画面では「キーボードを選択」と書かれている。

日本語と英語の切り替え

次は言語の切り替えだ。同じくキーボードからショートカットを選び、入力ソースを選ぶ。ここは好みだが昔のMacの英字キーボードではスペースキーと隣にある⌘キーを同時に押して入力を切り替えていた。このセッティングではalt+スペースで入力を切り替えることができる。なお[無変換][変換][カタカナひらがら/ローマ字]キーには使い道がない。

Logicoolのキーボードに限ったことではないのだが、Windows対応のキーボードもこのようにするときちんと使うことができる。普段から[英数]と[かな]キーを使わずに文字入力切り替えができるようにしておくと良い。

ちなみにK380K480などのMac対応のキーボードはこの辺りのセッティングを自動でやってくれる。このため[alt/⌘]というキーと[スタート/alt opt]というキーがある。また英数キーとかなキーも利用できる。

Logicool K295の特徴

Logicool K295は防水・耐水のキーボードだ。キーボードに穴が開いていて水がかかってもそこに抜ける仕組みになっている。「どれくらいのサイレントタッチなのか」と気になる人もいるかもしれない。さすがにわざと強く打つと音はするが、機械的なかちゃかちゃ音が抑えられている。「最近のMacに使われている薄型のキーボードはなんかイヤだ」「メカニカルな打鍵感が欲しい:という人は、昔ながらの打ち心地がありながら音もそこそこ静かなこのキーボードはうってつけなのではないかと思う。

サイレントではないK270/K275も売られているが価格の差はそれほどない。できれば静音を選びたい。

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また、このキーボードには「足が折れやすい」という持病がある。クリップの足を使って代替する裏技もあるが、替え用の足が1000円程度で売られている。多分、足が折れたという人が大勢いるのだろう。ハードオフのジャンク売り場でも足の折れたキーボードが見つかることがある。

Bluetoothには対応していないのでUnifyingレシーバーが必要。新品を買う場合には問題がないがもし中古品を買うときには家にレシーバーがあるか(6台まで接続可能)あるいは中古品にレシーバーが付いているかは必ず確認しよう。

Macに使えるLogicoolキーボードは3種類

もちろんLogicoolはMacでも使えるキーボードを発売している。既に紹介したテンキー付きのK780の他にキーボードを二つご紹介する。iOSにも対応しているので「スマホの文字入力が苦手」という人はぜひ一台持っているといいかもしれない。どれも3台まで接続できるようになっている。LogicoolはMacユーザーはiPhoneやiPadなどのiOS機器とMacを組み合わせて使うという想定にしているのかもしれない。

Logicool K380

Pebble2というシリーズが出た。PebbleはUnifying対応だがPebble2のM350sはLogi Bolt対応でレシーバーが異なる。購入の際にはレシーバーの種類を見て選択する必要がある。またM350sは3台までの機器に接続できるようになったがFlowには対応しないようだ。

Logicool K380の魅力は何と言ってもデスクに合わせて色を選ぶことができるところだ。カラーバリエーションにはオフホワイト、ローズ、ラベンダー、グレージュがある。M350というマウスには、ブルーベリー、オフホワイト、ローズ、ラベンダー、グレージュがある。Pebble2という新しいシリーズは性能とカラーリングが異なる。

デスクアクセサリの色を揃えられるK380

M350には切り替えボタンが付いているため三つまでのデバイスと組み合わせて使うことができる。3つのデバイスはiOSデバイスとMacを含めることが可能。Bluetooth Classic (3.0)に対応のため幅広いMacと利用可能である。

一方でM350はBluetooth Low Energyテクノロジーを使っている。このため古いMacでは接続ができない場合がある。レシーバーとBluetoothの2つの接続ができるので古いMacの場合はUSBにレシーバーをつけておく必要がある。手元のMacで試したところMacMini 2010とiMac 2011ではBluetoothで接続できなかった。さらに新しくM350sというシリーズが出た。こちらは3台までペアリングできるがレシーバーがLogi Boltに変更されてしまった。

キータッチは静音だがキーが丸っこい独特の形をしているのでメカニカルキーボードに慣れた人はタッチが浅くボタンが狭いという印象を持つかもしれない。軽くて持ち運びに便利なのでカフェや図書館などで周りに迷惑をかけたくない人に向いている。専用のアプリLogicool Option+を使うと細かな調整ができるが、古いOS用のインストラーはもう配布されていない。Mac用の設定自体は自動でやってくれるのでLogicool Options+ がなくても利用できる。

K780とK380は対応マウス(MXは対応しておらずMX2からの対応になる)を持っていればFlowを使って2台のMacを同時に操作できる。一方でマルチデバイス対応のM350sはFlow対応にはならないようだ。いずれにせよOSが10.15以上ないとLogicool Optionsがインストールできない。意外と要件が厳しい。

Logicool K480

Logicool K480はK380と同じように3つのデバイスと組み合わせて使うことができるが、iPadと一緒に利用することを想定しているためやや重さがある。このようにしないと旧型のiPadを安定て立てかけて置けないためだ。

iPadを立てて使うことができるがキータッチが若干おもちゃっぽいK480

キーはややおもちゃっぽく静音でもない。iPhoneのキー入力が苦手だがあまり使う機会がないというような人は1台持っておくと便利かもしれない。

専用のアプリLogicool Option+を使うと細かな調整ができるが、古いOS用のインストラーはもう配布されていない。Mac用の設定自体は自動でやってくれるのでLogicool Option+ がなくても利用できる。


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“Logicool K295をMacで使う” への1件のコメント

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