パナソニックのマイクロフォーサーズカメラ(DMC GF-2とDMC GF-6)

マイクロフォーサーズシステムのカメラのボディは比較的安価なものが手に入る。しかしながらどういうわけかレンズを入手するのが難しい。Olympusのレンズはフレキケーブルが切れかけたものがよく売られているが望遠で使っていると最終的にはレンズエラーを起こす運命にある。

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LUMIX DMX-GF6のWi-Fi機能をあれこれ試してみた

ハードオフでジャンクのLUMIX DMC-GF6を買ってきた。ジャンクとしてはちょっと高い5500円だった。ジャンク理由は液晶画面の変色だ。自撮り用に傾けることができるのだが画面を引き出すと接触が悪くなるのか液晶が表示されなくなる。また設定をしてもタッチパネルが機能しない。

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初めてのWi-Fi対応カメラ、Lumix DMC-GF6を購入した

ハードオフでLumix DMC-GF6というカメラを見つけた。ジャンクにしては割高の5500円だ。ジャンクの理由は液晶画面の変色ということだったのだが特に変色している様子はなかったので購入してきた。ジャンクの理由は後にわかるのだが実際には思ったよりも深刻なものだった。

DMC GF2もDMC GF6もどちらもエントリーモデルである。

ジャンクとしてはかなり高価な5500円

操作方法はGF-2とGF-6で似ている

操作方法は既に持っているGF-2とほとんど同じである。GF-2にはダイヤルが付いていなかったりボタンの数が少なかったりするのだが、どっちみち操作方法が複雑すぎるためあまり使っていない。

操作方法も形もよく似ているGF-2とGF-6

iOSデバイスとのWi-Fi接続は意外と複雑

このブログはジャンクマックブログなのでiPadも古いものを使っている。iOS 9.3.1までしかアップデートできないiPad3だ。Panasonic Image AppとLUMIX Linkという二つの同じようなアプリがあるのだが両方利用OKだった。このうちPanasonic Image Appを使うことにした。Wi-Fi接続を選ぶとパスワードが表示されるのでそれを正確に打ち込むと接続ができる。

  1. まずDMC-GF6側でWi-Fi接続を選ぶ
  2. IDとパスワードが表示されるのでiPadのWi-Fi接続画面に行き、パスワードを正確に登録する。念の為にiPadとデジカメはできるだけ近いところに置いておく。
  3. 一度登録されるとデジカメ側にも設定が記録されるので二回目以降はこの設定を使えば自動で接続してくれるはずである。

ところがさまざまな人のブログを見ると「Wi-Fiの接続がうまくゆかない」という声が多い。そもそも毎回ボタン操作が必要なためにあまり便利ではない。

ただ一旦接続が完了すると後は広い画面でカメラ操作ができるためスタジオワークへの応用は広がりそうだ。

弱点はやはり液晶モニターだった

「ジャンク」という割には液晶モニターの調子は良かった。自撮り用に液晶が動かせるようになっているのだがしばらく動かしているうちに液晶の変色が起こるようになった。ああこれがジャンクの理由だなあと思ったのも束の間、液晶モニターが全く表示されなくなってしまった。

実はこのカメラに使っているオリンパスレンズにも同じような持病がある。しばらく望遠側に伸ばして使っていると内部のフレキケーブルが断線してしまうのだ。こうなると「レンズを確認してください」というエラーが出るようになりレンズが使えなくなる。

GF-6はこの断線や接触不良が液晶モニターで起きているのかもしれない。液晶パネルを収納してしばらく押さえたところ接点が復活したのか再び液晶表示できるようになった。きちんとしまうと表示されるようなので液晶をチルトさせないようにした。

また本来ならタッチスクリーンができるはずだがそれが全く使えない。このためタッチ機能をオフにするしかなかった。一応iPadを使えばタッチスクリーンを使ったフォーカスの移動はできる。

スマホに押されて売り上げが落ちていたデジカメはかなり無理をして「自撮りモード」を入れたのだろう。だが構造上液晶ディスプレイを回転させなければスマホのような自撮りが実現できなかった。そこで機構に無理が生じ故障の原因になったものと思われる。

このままでは持ち運べないためこのカメラは据え置きにして使うしかなさそうだ。なおタッチパネルはオフにして使うことができる。外で気軽に自撮りをするなら高級コンデジかスマホで十分なのだ。

液晶故障を回避するためにはAndroid端末が使えそう

このまま液晶が使えなくなったらゴミを5、500円で購入したことになってしまうのか?と思ったのだが、一応回避方法はありそうだ。

  1. Fn2ボタンをWi-Fi接続にしておく。
  2. Felica対応のAndroidスマホを準備する
  3. おさいふ携帯のマークをカメラの同じマークに近づけると自動的に接続しスマホを液晶画面の代わりに使うことができる。

実際に液晶モニターが使えなくなった時に試したのだがNFCマークのところに近づければ自動で接続してくれるようだ。無料期間が終わり用済みになったRakuten Miniが意外なところで使えることがわかった。

GF-2の方が便利なのかも

ティザー機能に期待して買ったのだがやはりジャンクだけあってそれなりに弱点を抱えている。これなら場合によってはGF-2にPQI Airカード(SDカード自体がWi-Fi対応になっていて転送ができる)を入れた方が便利なのかもしれない。

ちょっと損をした気分になったので一応スペックを調べてみた。

GF-2とGF-6の違い

  • 発売日
    • GF-2:2010年11月
      • 新たにAVCHD規格へ対応した。AVCHDでは60フレームが使えるようになったがMacなどの編集にはコンバージョンが必要でありあまり向いていない。
    • GF-6:2013年4月
      • 高いISO対応で暗いところでのノイズが低減した。
      • Wi-Fiに対応しアプリを使った撮影に対応。NFCに対応したAndroidスマートフォンやタブレットにタッチするだけでWi-Fiの初期設定などができる機能も搭載。
  • 画素数
    • GF-2:1210万画素(4/3 Live Moss)
    • GF-6:1600万画素(4/3 Live Moss)
  • ISO
    • GF-2:100-640
    • GF-6:160−12800
  • 動画(MP-4)
    • GF-2:HD30
    • GF-6:FHD30コマ/20 Mbps
  • 音声
    • GF-2:ステレオ
    • GF-6:ステレオ
  • Wi-Fi
    • GF-2:Wi-Fi機能なし。ただしWi-Fi接続ができるSDカードを使えば転送機能が実装できる。
    • GF-6:Wi-Fi機能あり
      • IEE 802.11 b/g/n
      • WPA, WPA2
  • バッテリー
    • GF-2:DMW-BLD10(7.2V/1010mA)
    • GF-6:DMW-BLG10(7.2V/1025mA)

マイクロフォーサーズを買って後悔する人・しない人

安いカメラを集めてゆく中で「マイクロフォーサーズ規格」というものがあると知った。持ち運びに便利な規格のカメラだが、中途半端な知識と予算でマイクロフォーサーズを選ぶと後悔する。このエントリーではマイクロフォーサーズを買って後悔したことを中心にまとめてみたいと思う。

現在の主なマイクロフォーサーズはLUMIXのGシリーズとOlympusの流れを汲むOM DE-M10, Pen E-PL10などである。すっかり主流ではなくなりE-PL10がミラーレス分野でランキングされているのみである。


Amazonの売れ筋をみるとSONY ZV-E10が上位にランクインしている。Panasonicはこれと似たLUMIX G100Dを2024年1月26日に発売開始した。トライポッド付きが95000円になっている。

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従来型LUMIX G100と違いUSB-Cでの充電が可能になった。ただしデジカメウォッチによると「静止画を撮影するお客」の方が多いそうである。V-LOGカメラとしてはSONY ZV-E10の方が浸透しているのかもしれない。SONY ZV-E10はセンサーサイズが大きめのAPS-Cに対応しているため同じ明るさのレンズでも後ろボケなどは確かに得やすい。

漠然とセンサーサイズと画質が比例するように思っている人も多いはずだが技術革新によリカコの話になっている。2024年2月にOM-1 Mark IIが発売された。ギズモードによると「オリンパスのライセンスが終わる」ため新しいモデルを出す必要があったと噂されているそうである。フィルターを付け替えるのと同じ補正をソフトウェアが瞬時にこなし絵作りをサポートするほか手ぶれ補正機能もどんどん進化している。ギズモードは「風景写真に力を発揮するだろうとしている。マイクロフォーサーズの限界をデジタル技術の力技でねじ伏せようとしていると言って良い。

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このようにマイクロフォーサーズはV-logやアウトドアなど特定の分野で新しいニッチを獲得しようとしている。機動性の高いアクティブな人に「持っていると生活が豊かになる」というカメラに変貌しようとしているといえるだろう。このためカメラのことがある程度わかっていて「こう言う使い方をしたい」と言う人にはぴったりのカメラである。

数年使ってみて個人的にはYouTube用の動画を撮影するときはマイクロフォーサーズという使い方が定着した。比較的古いモデルでも追尾性能が良い。このためピントずれなどの失敗が起こりにくいのだ。

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