「理由は愛」でよかったの? マトリックス・レザレクションズ(2021年)を見る

マトリクス・レザレクションズを見た。キアヌ・リーブスとキャリー・アン=モスが老けたなあという印象が残る作品だった。ゲーム会社で一旦中止されていたゲーム「マトリックス」の再開に揺れるというところから始まり、メタフィクションの色彩が強い。その後「マトリックス」がいかに素晴らしい作品で多くの人に影響を与えているということが語られ、ネオをめぐるモーフィアスやスミスの役割をめぐる解釈などが語れており、これも好き嫌いが分かれるところだなあと感じた。公式の見解を知りたい人もいるだろうし、神秘性をそがないでほしいと思う人もいるだろう。

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時間軸が複雑でよくわからないTENET(2020年)を見る

大画面で見たほうが楽しめそうだが音響は立体感がそこそこあれば楽しい。TENETはそんな感じの映画だ。オスカー受賞作品だそうだが複雑な上に2時間30分もある。時間があるときにじっくり楽しみたい。

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結局主人公が何だったのかよくわからなかったが音響効果と都市造形は最高「ブレードランナー2049」(2017年)を見る

ブレードランナーを見ていたので「ブレードランナーは人間であろう」と思い込んで見ていた。このため途中で大混乱した。さらに最初のブレードランナーとは全く別の作品であると思っていたのに途中でハリソン・フォードが出てきたためさらに混乱した。Wikpediaであらすじを確認してようやく内容がわかった。キーワードは「その記憶が一体誰のものだったか」である。

立体音響がきれいに作られておりAV装置のテストとしても楽しめる映画。

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鉄道に関する常識が破綻している「ブレット・トレイン」(2022年)を見る

シアターシステムを研究していて「これで映画を見たらどうなるのだろうか?」と思った。FireTV Stick第二世代を購入して様々なセッティングで映画を見ている。今回ご紹介するのはブラッド・ピット主演のブレット・トレインだ。監督はデヴィッド・リーチである。監督はスタントマン出身なのだそうだ。結論から言うと一度見たらもういいやという感じだった。原作は伊坂幸太郎。

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複数回みないと何が何だかわからない壮大な科学的パズル「インターステラー」(2014年)を見る

ホームシアターについて調べているうちに、これで実際に映画を見たらどのような感じになるのだろうかと考えた。最初は映画をレンタルしようかと考えたのだが、Amazon Prime Videoに加入すると月々600円ほどで10000本くらいの映画を見ることができるという。せっかくなので見た映画の記録をつけてゆこうと思う。最初の映画はインターステラーである。2014年の作品。

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