古いMacbookを録画機として使う

ジャンク売り場で売られているような古い機材だけだけを使って、地デジの録画機を構成します。ハードディスクは大きい方がよいですが、工夫次第で長時間録画することができます。

まず準備するのはMacbook Early2008です。OS10.5で動いています。OS10.5は今ではそれほど使い勝手のよくないバージョンですが、録画機に使うにはこちらの方が便利です。Macbookはヤフオクで手に入れました。まめにチェックしていると3,000円程度くらいから手に入ります。iMacでも使えますが、外付けモニターを使うMacMiniでは構成ができません。


これにGV-MACTVを接続します。これはハードオフのジャンク売り場で発見しました。500円でした。これらが安く手に入るのはテスト環境がなく古いMac用の周辺機器がテストできないからだと思います。BCASカードはついていませんでしたが、テレビで使っていたものが余ったのでそれを再利用します。再発行手数料は2000円程度です。

このGV-MACTVは32bitモードでないと動作しないという欠点があります。Macbook Early 2008はOS10.7でも32bitで動くので(Proとの差別化のためにわざとそうしたという話があります)OS10.7でも動くのですが、OS10.5はそもそも64bit対応ではないので、調整しないでもこれが動くわけです。iMacであれば10.5で構成するか、OS10.7を32bitで動かす必要があります。ということで、古いMacbookが一番問題が少ないです。

さて、これで録画ができます。実際に録画してみると2時間20分の映画に16GBを必要とします。10分あたり1.5GB強といったところ。Amazonで調べると500GB 2.5inch HDDの中古品が4,000円程度、1000GBで5,000円程度出せば買うことはできます。

しかし、今使っているマシンに入っているのは160GBしかなく、OSなどを除くと60GB程度しか録画用に割り当てられません。これだとだいたい6時間くらいしか録画できないことになります。

ここで活躍するのがやはりハードオフで3,000円で購入してきたiPhone3Gsです。もう現役で使っている人はいないと思います。TVPlayerというアプリを使うとムーブができるのです。

ムーブしなくても本体に入っている録画済みのものはすべて視聴可能ですが、ムーブするとiPhone用に圧縮してくれるので容量が少なくて済みます。試しに25分番組4本と40分番組をコピーしたところ、劇的にファイルサイズが減ったようです。ただし、一旦ムーブしたものをもとに戻したり別のところにコピーしたりということはできません。

まだ、iPhoneにはかなり余裕があるので、しばらくはこちらにムーブして保存したいと思います。

ただし、2時間20分あるシン・ゴジラをムーブしようとしたところ、何回試してもアプリが落ちてしまいました。メモリ上の問題だと思うのですが、一番大きいファイルが移動できないのはちょっと痛手です。

古いMacbookをテレビとして再利用する

古いMacbookはテレビとして利用できる

2007年とか2008年ごろに作られた(つまり10年落ちの)Macbookは処理速度は十分だが、ブラウザーのサポートが切れていたりしてしてインターネットで使うのはなかなか難しい。ところが、意外と別の使い道ができる。フルセグのテレビ兼レコーダーとして利用できるのだ。

続きを読む 古いMacbookをテレビとして再利用する

MacintoshとインストールできるOSのまとめ

古いMacintoshを物色していると、どこまでのOSがインストールできるのか気になった。内容に間違いがあるかもしれないので、詳細はAppleのサイトで確認してもらいたい。まずシリアル番号をAppleのサイトに入力して機種を特定してから続きを読んでいただきたい。

扱っている製品は1999年ごろからのものだ。それ以前のClassic環境は扱っていない。1999年以前はADB(Apple Desktop Bass)やSCSIという全く違ったコネクタが使われており、今の周辺機器がほとんど利用できない。

mac_os

Classic環境が使えるOS10.4 (TIgar)

PowerPCと呼ばれる系列のCPUは、G3/G4/G5でOS10.4(Tigar)が使える。OS10.4までインストールできればブラウザーとしてTenFourFoxが使える。モダンブラウザーだが1Ghz程度以下のプロセッサではきついかもしれない。10.3だとSSLなどの関係からメールもブラウザもほぼ利用できないと考えた方がよい。Classic が使えるのはTIgarまでなので、Classic環境で動かしたいソフトを持っている人はTigarが狙い目かもしれない。

PowerPCで動く最後のOS – 10.5 (Leopard)


2003年ごろからのPowerPCはOS10.5(Leopard)が使える。867Mhz以下のCPUにはインストールできない。ここからClasscが使えなくなった。ブラウザーはTenFourFoxが利用できる。PowerPC系のMacintoshはここまでしかOSを上げられない。G5というかなり性能がよいマシーンでもOS10.5どまりだ。実にもったいないのだが、発熱が大きすぎて小型化できなかったそうである。

スタンドアローンとしてはそこそこパワフルなPowerMac G5

G5などは多分、Photoshopなどで利用するには十分すぎるマシーンだろう。このころはWifiが一般的でなかったので、Airmacが内臓されていないものが多い。純正にこだわるなら、Airmacカードとアンテナを入手するのが良いのだが、プラネックスのアダプターのほうが安価に無線LAN環境を構築できる。本体のUSBに直挿しが必要なのでUSBポートが潰れてしまうというデメリットがある。

10.5を使いたい人は古い資産を持っている人だ。わざわざ古いMacを手に入れて使いたい人がそうそういるとも思えない。多分そういう人はOSも持っているのではないだろうか。

1.42GhzのMac MIniもそこそこ快適に使える。ヤフオクでは3000円くらいで手に入れられるので、古いマシーンが壊れてしまったら修理しないで買い換えてしまうのも手かもしれない。特にMac mini G4は壊れる部品が少ないので(ディスプレイもないし、電源もしっかりしている)狙い目かもしれない。OS10.3を持っていればClassic(ただしClassicの起動はできない)環境も作れる。

AmazonにはMacOS X Pantherも売っているのだが、Macmini G4に製品版をインストールしようとしたらフリーズした。添付のディスク(灰色のやつ)を使うか、手持ちの動作する環境をFirewireHDに入れておいたほうがよいかもしれない。OSを持っていないのにHDが抜かれているものは買わないほうがよいということだ。

隙間のIntel Core DuoとOS10.6 (Snow Leopard)

面白いのがIntel Core DuoというタイプのCPUを搭載した機種だ。2006年に発売されたきりなのだが、これが10.6(Snow Leopard)までしかアップグレードできない。次のOSを目指すなら10.6を入れる必要がある(10.5にはApp Storeがないので入手そのものができない。ただし一度手に入れてしまえば、ローカルからでもインストールそのものは可能だが6GBをローカルで保存することになる)が、そうでないなら特にあげる必要がないという中途半端なOSだ。ここまでPowerPC系のソフトが使える。Rosettaという。OS10.6ではRosettaは任意インストールなのだそうだ。

サポート切れだがそこそこ使えるOS 10.7 (Lion)

Intel Core 2 Duoの初期のものはOS10.7まで上げられる。Lionと呼ばれていてiCloudの一部が使える。iLife11を手に入れるとできることは増える。10.7までしか上がらない機種は2007年前後にしか発売されていないのだが、これもヤフオク市場では盛んに取引されている。代表的なのがMacbookのポリカーボネートの一連の商品群だ。運がよければ3000円程度で入手できる。

一応、ChromeやFirefoxがダウンロードできるのだが、アップデートされない。Appleがケアしていないので安全でないと言われるバージョンだ。OS10.7ではRosettaが廃止されPowerPC時代の資産が使えなくなった。OS10.5とのダブルブートにすればPowerPC時代の資産が使えるのだが、PowerPC向けのモダンブラウザーが使えないのでウェブブラウジングを諦めなければならなくなってしまうという悩ましい存在である。

サポートされずに危険だという声がある一方で、メジャーな被害などは報告されていない。脆弱性はわかっている。2014年には「大規模なアタックに利用されるおそれがある」という報道があった。だが、実際に攻撃しようとしてもほとんどユーザーが残っていない。お客のいない釣堀のようなものなので、却ってメジャーな攻撃が行われにくいのかもしれない。

Lionへのアップデートは少し複雑

OS10.7は10.6からのアップグレードを前提にしているので、10.6を買ってから10.7を買う必要があるようだ。もし、あえて10.7が使いたいなら、あらかじめ動作可能なOSを作っておいたほうがよさそうだ。このサイトによるとUSBを手に入れると新規インストールできそうだが、Amazonでは手に入らいようだし、在庫になる予定もなさそうだ。

iOSデバイスと写真を同期させるためにはどうにかしてiLife’11を手に入れる必要がある。ヤフオクやアマゾンで入手できる。

ウィルスの被害は実際に報告されているので、OSだけをアップデートしてもあまり意味はなく、できればセキュリティソフトを導入したほうがいいのかもしれない。NortonはOS10.6には対応していない。一方、カスペルスキーはIntel版のMacintoshを全て網羅している(OS10.6から利用可能)ので、クラウド利用で身元がわかるサーバーへ接続するのを除いてPowerPCをネットに繋ぎ続けるのは危険ということになるかもしれない。

つい最近まで最新OSだった10.11 (El Capitan)

さて、ここから先が変わっていて、OS10.8に上げられる機種は全てOS10.11(El Capitan)まであげることができる。OSはついに無料になった。その代わり、OS10.8〜10.10までは新規ダウンロードができなくなっている。El CapitanではついにiPhotoが使えなくなり、古くからiPhotoを使っていたユーザーを落胆させた。iPhotoのライブラリを写真.appにアップデートする方法が準備されている。ここまで一連はマイナーアップデート扱いだったのかもしれない。主にiOSとの整合性を高めるためのバージョンアップだった気もする。

Apple(Macintosh)関連のニュース

Appleは2016年秋にMacOS SIerraと呼ばれる新しいバージョンをリリースするようだ。久しぶりに機種の切り捨てが行われ、2009年から2010年ごろの機種でなければアップデートできなくなった。ということで中古市場にある2007年から2009年ごろに発売されたMacintoshが安くなるかもしれない。また、これまでの慣習通りにEl Capitanが新規ダウンロードできなくなるのかが気になる。この記事によると引き続きダウンロードできるようだ。もし、新規インストールができなければ、古いMacを手に入れてもOSの更新が不可能になる人がでてきてしまうからだ。

古いバージョンのMacintoshで使えるブラウザーのまとめ

古いMacintoshを物色するのは楽しいのだがブラウザーが対応しているかが気になる。つまり「インターネットができるか」という問題があるのだ。そこで各OSがどの程度インターネットに対応しているかを調べてみた。ザックリまとめるとこんな感じになる。

  • PowerPCで10.3以下を使っている人はインターネットは諦めたほうが良い。
  • PowerPCを10.4と10.5で使っている人はTen Four Foxが使える。こちらはIntel版と違って証明書対応がされており今(2019年)でもほとんどのサービスが利用できている。デフォルトセッティングでYouTubeが見られなくなったが、セッティングを変えることでYouTubeを視聴することは可能である。(Preference->TenFourFox->Enable MSE……をチェック)
  • Intel MacのOS10.5では接続できるサービスがほぼなくなった。SSL対応が追いついていないからである。Chromeの古いバージョンはこちらからダウンロードできるがウィルスやマルウェアが仕込まれていないとも限らないので、ウィルスソフトでチェックできるパソコンでダウンロードするか、すぐにネットワークから削除できるようなセットアップで限定的に使った方が良い。
  • Intel MacのOS10.7はまだネット接続に使える。ブラウザーとiCloudは使えるがMail.appはもう利用できないと思ったほうがいい。
続きを読む 古いバージョンのMacintoshで使えるブラウザーのまとめ

10年落ちのMacbookは使えるのか?

10年前のMacbook(Late 2006)を手に入れた。オークションでは人気のようで、10,000円程度の値段がついているものもあるが、うまく行けば3,000円くらいで入手できる。マックは体験してみたいが10万円も出したくないという人にはよい選択肢かもしれない。しかし「古いマシーンを買ってきても何もできないのでは」と思う人もいるかもしれない。これは実にもったいない。

外付けのテレビチューナーを使うとテレビにもなる
続きを読む 10年落ちのMacbookは使えるのか?