MacBook A1181のジャンクをコレクションする

A1181と呼ばれるMacBookを複数購入した。最初は3台をまとめて2500円で買い、100円でパーツを買い足し、最後に1000円で起動しない一台を購入した。それぞれ1000円づつ配送料がかかっているので6600円である。これとは別に1円でA1278を手に入れた。7601円である。あとはキーボードコネクターを700円(送料込み)で手に入れた。最終的な金額は8301円といったところだろうか。合計6台のMacBookを整備することができた。

色々修理してみてMacBookの壊れ方の特徴がよくわかった。例えば「電源が入らないジャンク」といっても理由は様々である。またヤフオクには修理を諦めて手放したMacBookもかなり沢山売られているようだ。

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パーツ取り用に取り寄せたMacBookから動くものが一つ作れてしまった……

ヤフオクでMacBook A1181を見つけた。三台分くらいありそうなジャンクで100円の価格がついている。送料込み1200円で取り寄せたら1台のMacが組み上がってしまった。

MacBook A1181 2006年モデル

シリアル番号から調べてみるとMacBook (13インチ, Late 2006)だった。パッケージの内容は下記の通りだった。

  • 割れた液晶パネルのセット(黒いA1181)
  • 使える液晶パネルのセット
  • 焼け焦げてトラックパッドが外れてしまったキーボードが1つ(コネクタ破損)
  • ロジックボードと底面がセットになったものが三つ
    • 一つは水濡れしたのかサビともカビともつかないものが付着していた
    • 一つは起動と停止を繰り返す
    • 一つは電源ポートのピンが一本折れているが起動はする

MacBook Late 2007

ということで、先日買った3台のMacBook A1181のうち動かなくなっていたMacBook 2007にDCボードを供出することになった。AliExpressで中国から買うと300円(品代)+400円(送料)といったところだろうか。これで電池の充電ができるセットが一つ手に入った。一応起動もするのだがキーボードがなくファンが壊れているので実用には向きそうにない。キーボードコネクタを取り寄せると700円くらいかかる。おそらくファンも1000円程度かかるのではないかと思う。

この電池を他の二台で使ったところ充電も電池認識もしなくなってしまった。満充電に問題があるのではないかと思う。ということでMacBook 2007での充電も恐る恐る50%くらいで止めている。とても実用的に使えそうにない。

このMacBook 2007の液晶パネルは一度ついてもすぐにバックライトが消えてしまうという持病を持っている。まずインバータとインバータケーブルを交換してみたが症状は改善しなかった。次にケーブルを変えてみたがこれも症状は変わらなかった。ついにパネルごと変えてみたところきちんと表示するようになった。バックライトが切れていたのだろうと思う。割れた液晶パネルからバックライトを取り出してみた。どうも使えるみたいだが、新しい液晶パネル憎み戻すところで気力が失せた。

結局、使える液晶パネルはLate 2007につけることにした。

MacBook 2006とMacBook 2007では使える部品が違う

気が付いたことがある。MacBook Late 2006に使われているファンとMacBook Late 2007で使われているファンは形状が異なり移植できない。これが今回MacBook Late 2007を完成させられなかった理由である。インバータケーブルも違っているのだがこれはケーブルだけ差し替えれば使うことができた。またDCボードもおそらく共通だ。

もう一つの大きな違いはジャンプスタートだ。MacBook Late 2007以降は、キーボードがついていない状態でロジックボードのある接点をショートさせることで電源が入る仕組みになっている。だからMagSafeケーブルを挿しただけでは起動しない。一方、MacBook Late 2006にも端子はあるのだがMagSafeケーブルを挿した状態で自動的に起動する仕組みになっているようだ。電池だけをつけた状態で接点をショートさせても起動はしてくれない。

Leopard 2006を組み直す

ということで、起動はするもののキーボードがなく(単にケーブルが焼けているようだ)ディスプレイもないというセットが一つできた。だがMacbookケーブルをさせば自動的に起動はしてくれる。

ということで外部ディスプレイとUSBキーボードに繋いだら使えるのでは?と思いやってみたのだが、きっちりと使うことができた試しにこの写真をレタッチしてみたのだがきちんと動作するようである。余ったメモリを使っているのでメモリは1GしかないのだがOS 10.5だとこれでもなんとかなるんだなと思った。

ただしDCポートを接続するマザーボード側の接点が1つ中で折れているのでMagSafeは緑色に光らない。

すぐに壊れてしまいそうな気もする。

とりあえず動作するということはわかったのでこのまま置いておきたいと思う。パラメータ保持用の電池もおそらく切れているので起動するたびにいちいち時間を設定し直したりWi-Fiの設定をし直したりする必要がある。ただ電池が切れていても「動作しなくなる」ということはないんだなと思った。

作者について

Macを使って、写真撮影・管理、レタッチと加工、MIDI楽器を使った作曲、YouTubeに使う動画の編集などがやりたかった。お金がないので「古いMacを使ってどうにかしよう」とヤフオクなどを漁り始めた。

だんだんガジェットMacを物色すること自体が楽しくなり、家に使いもしない古いMacBookなどが溜まりつつある。MacBookだけで、MacBook Late 2007, MacBook Early 2008, Late 2008, EarlyかMid 2009, MacBook Air 2010がある。どれも古いものばかり。

時々短いiMovieで加工したYouTubeビデオなどを上げているが、まだ編集の仕方がよくわかっていない。

初めてのAli Express

MacBookのバッテリーで痛い目にあったのにまた買い物することにした。壊れているキーボードコネクターの代用品を探していたのだが日本では見つからなかった。ところが検索すると中国にはA1181の部品がたくさん売られている。おそらくまだ現役で使っている人が多く部品が必要とされているのではないかと思った。

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MacBookの代替粗悪バッテリーはロジックボードにダメージを与えるらしい

前回、楽天からMacBook A1181の非純正バッテリーを購入したという話を書いた。店は「お客様から高評価をいただいている上位1%」をうたっている。

だが届いて使っているうちにだんだんチャージされなくなってしまいバッテリーが認識できなくなってしまった。

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モニターごとの色を揃える

MacBookやモニターをたくさん購入した。そうなるとそれぞれの色を揃えた方が良いのではないか?と思うのだがどうやっていいかわからない。

モニターが勝手に色を変えている

きっかけはモニターの色合わせだった。黄色味がかかっているというモニターを500円で購入して来たのだが、実際にはブルーカットのフィルターがかかっているだけだった。この状態ではいくらカラーマネージメントをしても意味がない。

気になってONKYOのLA21TWというモニターを調べて見たところACRというモードが選べることがわかった。ソフトウェア的にコントラストを上げてくれるのだという。sRGBモードにすると無効になる。

またWACOMのDTIー520という液晶タブレットは白っぽい画像になっていた。これは経年劣化だから仕方がないと思っていたのだが、実はタブレット側でカラーマネージメントされていて、これを切ったらよりきれいな映像が映った。

モニターごとの調整は一旦切った方がいいと学んだ瞬間だった。

MacBookの液晶パネルが意外としょぼいことに気がついた

次に気になったのがMac側の液晶モニターである。A1181(ポリカーボネート)とアルミユニボディのモデルを持っているのだが、平べったく白っぽい映像になる。

調べて見たところMacBook Late 2007に使われている液晶パネルはLTN133W1-L01というものだった。コントラストが1:300しかなく視野角も狭い。Macというとグラフィック高性能という印象があるのだが、意外としょぼいだなと思った。次にアルミユニボディモデル(Late 2008)のパネルを調べてみた。N133I6-L02というCMOという会社のものだそうだが、これも視野角は狭くコントラストも1:500だった。A1181と比べるとまだコントラストがくっきりと見えはするものの、やはり「ちょっとなあ」という感じだ。

とはいえiMac mid 2007に使われているLM201WE3-TLF1も1:800とそこまで高くない感じである。

ちなみに「これはちょっとしょぼいなあ」というCOBYはAUO M185XTN01.0というパネルを使っている。1:700である。テレビなのに視野角が狭い。どうもノートPC用のパネルを流用している感じである。

最も優秀だったのはMV190E0M-N10というBOE製のパネルを使ったIO DATAのノングレア液晶だ。視野角がほぼ180度あり(つまりどこからでも見える)コントラストも1:1000である。確かにこれで写真を見るときれいに見える。ADSという高性能のパネルを使っているのである。

それでは一度色を揃えて見ましょう

とここで一度色を全部揃えてみようということになった。Spyder2という昔のキャリブレーション装置を持っている。機能はかなり限定的でガンマ2.2固定/ホワイトポイント6500k固定でプロファイルは1つしか作れないのだが目視で合わせるよりもマシなはずだ。

最初に悩んだのがどう色を揃えるかということだった。結局、最も信頼できそうなモニターでカラーレタッチをして「どの程度色が再現できるか」を見ることにした。本来なら「カメラそのものの色を」と思うのだが、CANON EOS Kiss X4はsRGBとAdobe RGBの二つから色空間を選びjpegにする時点で補正をかけるという感じになっている。この辺りをちゃんとやりたければカメラでRAWデータを持って来てPhotoshopかDigital Photo Professionalで現像する。

オレンジ色と空の青さを強調して見た。
また背景が錆びていているのだが錆びの色がきれいにみえることもポイントだ。
薄いピンク、肩のあたりの陰影、背景のグリーンがきれいに見えているかがポイントだ。
グリーンは少し強調してある。本当はもっと薄い色のはずである。

手順は次の通りだ。

  1. Spyder2をUSBポートに差し込む。
  2. モニターでメインモニターに設定してキャリブレーションをスタートする。
  3. 名前が指定できないので複数モニターがある場合は終わった時点でカラープロファイルの名前を変更する。
  4. 古いプロファイルを消去してゆく。

実際には昔作ったカラープロファイルが複数保存してある。ディスプレイキャリブレータアシスタントを使って目視で合わせているのであてにならないものがたくさん含まれているのである。さらにOSを複数のMacで使いまわしたりしているので、実際には過去のプロファイルをお掃除するのが一番大変だった。

完全に合わせきることはできないものの隣り合ったモニター同士でグレーの色調が違っているものもある)目視で決めるよりは簡単だというレベルにはなったと思う。

けっきょく、ターゲットになる写真を準備せずに「ただ色を合わせましょう」では本当にあっているのかそれともあっていないのかということはよくわからない。つまりターゲットになるカラープルーフを準備するのが、キャリブレーション作業では一番重要なのかもしれないと思った。

実はカラーマネージメントしていないモニターに合わせるのが重要なのかもしれない

ここまではお気付きの通り「色を合わせること」にばかり着目して来た。だが実は色合わせをしていないモニターでどう見えるかということの方が重要なのではないかと思った。

Photoshopの[ビュー]の下に[校正設定]という項目がある。ここでsRGBを選んだ上で、色の校正をオンにすると色が褪せて見える。これまでガンマ2.2のモニターで鮮やかに映っていたものが急に褪せるように見えてどきっとする。実はこれは色合わせしていないモニターをシュミレートしている。

実際に別のMacでモニターを「sRGB IEC61966-2.1」に色合わせするとモニターが色調補正されていない状態になる。モニター側も色調補正していない場合、これが全く色合わせしていない状態になる。つまり、多くのユーザーはおそらく色調補正しないままのデフォルトで見ている。さらにカメラがsRGBで記録するネイティブの状態もこれに近い。

つまり、相手のプロフィールを知ることで「相手にどういう状態で見えるか」を適切に再現することができる。印刷所に回す場合にはあらかじめプロファイルを仕入れておいて色構成した状態で確認すべきなのである。

色々触って見ると面白いのだが

ということでモニターを色々と比較したり設定を変えて見たりすると様々なことがわかって面白いのだが、各社が独自に色補正技術を持っておりそれぞれが独特の名前をつけているためわかりにくくなっている印象がある。

例えばコントラスト補正にACRという名前がつけているメーカーがある。またIO DATAは精神的ストレス等の心身トラブル症状を「VDT症候群」というところからストレス軽減機能にVDTモードというわかりにくい名前をつけている。まるでモニターがVDTを促進するかのようだが実は逆でブルーライトのカットなどをやっている。これがわからないと「なんとなく黄色っぽい壊れたモニターだな」としか思えないわけだ。WACOMはモニター側でかなり色補正をしているのだが「ダイレクト」というモニター側の色補正を切るモードがある。ただしマニュアルには記載が一切ないので一体なんの意味だかが全くわからない。