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水耕栽培による挿し木を実験する

春先の挿し木はかなり成功率が高かった。赤玉土を使っていたからだ。しかし、秋の挿し木はあまり成功しなかった。赤玉を腐葉土と混ぜたからである。さらに、気温が比較的高かったのもよくなかったらしい。

「たったこれだけのこと」と思ったのだが、腐葉土を混ぜることで雑菌が入り込んでしまったらしい。

赤玉は使い切ってしまったので、水耕栽培用のハイドロボールとセラミスグラニューを混ぜて使った。とはいえ挿し木にお金もかけられないので庭で大きくなっているベゴニア、土栽培で成功したことがないヘリオトロープ、アイビー(ヘデラ)、コリウス、オステオスペルマムなどを使った。

このような挿し木セットを作って水耕栽培を試すことにする。これが2017/10/28の状態だ。

もう少し様子を見てみるべきだとは思ったのだが、待ちきれずに一週間後の11月3日になって様子を見てみることにした。まずはオステオスペルマムだが、ちゃんと出根していた。

オステオスペルマムは短めの挿し穂を作ると良いということはあらかじめわかっていた。出根過程では発根促進剤は特に必要ないようである。この状態で赤玉土と腐葉土を混ぜた土に発根促進剤をつけてから挿し穂し直すことにした。

次にベゴニアである。ちょっと見にくいがどちらとも出根が確認された。つまり、どちらも一週間程度で出根したことになる。どちらもあまり陽に当てず室内の北側に置いていた。

ベゴニアは赤玉土では成績が良かったのだが、赤玉・腐葉土では軒並み失敗してしまった。一方で一年間ハイドロボールで栽培したものは枯れずに残った。これは春先の2017年2月に作ったもの。赤玉単体で植わっている。寒い状態だと生育しないのではと思ったが、室内であれば元気に育つようである。雑菌が発生しにくいので却ってこちらの方がよかったのかもしれない。

これが4月の状態。ようやく新芽が展開したきたのがわかる。寒いと動かないのだが、心配になって抜いたりしてはいけないと考えて何もしなかった。赤玉だと抜き差しが面倒なのだが、ハイドロボールだと埋めもどしが楽である。

5月になって大きくなり始めた頃に定植した。

一方ヘリオトロープは混植していた。根元に光が当たらないので間延びした状態になっていたのだが、単植すると根元から新芽が展開してきた。そこで上を切ることになる。それを植えてみたのだがどうにもうまくゆかなかった。

10月1日の状態。

そこで、また別のやり方を試すことにした。まず、水に入れて二週間程度置いた。この時にジャケットをつけて光を遮断してやると良い。

出根が確認できる。そこでもう数日待つ。いったん出根が確認できるとあとは伸びるのが早い。

まず試しに一つやってみる。ここで失敗してももう一つ保険があるからである。いったんしんなりとしかけたが、部屋の北側に置いて毎日水をやったところ回復した。そこで両方とも土に植え直すことにした。

どうやら、出根するまでは清潔にしておいたほうがよいが、そのあとは割と環境に耐えるのではないかと思う。

ヘリオトロープの枝数を増やすには

ヘリオトロープを寄せ植えに使っていたのだが、なんだかひょろひょろした感じになってしまった。そこで寄せ植えから外して様子を見ることにした。

9月の状態。

10月1日の状態。

赤玉土単体だとそのうちつぶれて通気が悪くなってしまうので堆肥を少しまぜて通気を確保した上で液肥などを一週間に一度程度やった。花はついていなかったので特に成長点をピンチするなどはやらなかった。

幸いなことに下から芽が吹いてきたのでこの状態で上を少しカットしても良いかもしれない。多分肥料分は欠かせないので、植え替えのときに根の状態を確認しておくのがよいかもしれない。もう一ヶ月くらい外で育てたら室内に取り込む必要があると思う。

マダガスカルジャスミンの挿し木

9月1日の状態。室内で夏越しさせて素焼き鉢に移行したもの。日光不足で少し葉が痛んでいる。

マダガスカルジャスミンの挿し木。9月は外で育成した。これは10月1日の段階。新芽が展開している。

さかのぼって7月の状態。失敗を続けていたので今回も駄目だろうと考えた。根の様子を見たかったのでペットボトルに入れておいたらこのように盛んに根が展開した。

マダガスカルジャスミンの挿し木に長い間失敗してきた。そこで今年の春に蔓ごと切って赤玉土に植えてみた。しばらく成長してこなかったのだが、夏越しを終えて新しい葉が展開してきたようだ。

 

カレックスをうまく育てるには

一度寄せ植えに使って失敗したことがあるカレックスに再度挑戦した。

今回は10号鉢を高い位置においたのだが、他の植物を駆逐するほど大きくなった。カレックスは乾燥気味に育てるのが良いようなのだが、浅植えにすると枯れてしまう。根が乾燥しないように深く植えるのが良いのだと思う。寄せ植えにするときについつい根をいじりたくなってしまうが、その際に浅く植えてしまうと枯れてしまうようである。成功すると春先にこのような花が咲く。

肥料はプロミックを1つおいた。赤玉は崩れていたが有機質がかなり入っているので土が固まっているということはなかった。

カレックスは春と秋に株分けができる。今回は大きくなった株を地植えにもした。こちらも少し深めに植えたので無事に冬を越して花をつけた。寒さと霜には強いようだ。ただ、まだ夏は経験していないので経過を見る必要はありそうだ。

10号鉢に一緒に植えているオステオスペルマムはとても見事だったのだが老木化すると数年で勢いを失うようだ。

以前はもう少し立派な根があったと思うのだが、カレックスの株分けの際に見てみたところ、かなり貧弱なものになっていた。2012年から育てているものなので5年経過している。

オステオスペルマムは挿し木が簡単なので老木化に備えて普段から数本ずつ挿し木を作っておくのが良さそうだ。ただ、老木化したとはいえまだまだ枯れるには早いようで、今年も花をつけた。つまり6年目の春を迎えつつあるのである。

 

ペットボトル挿し木

ペットボトル挿し木というのがある。根の動きがわかるので成功と失敗がわかりやすい。

こちらは成功したことがなったマダガスカルジャスミンだ。5月に挿し木をして7月に撮影した。成功したのは蔓をそのまま植えたからのようだ。これまでは葉っぱを一組取って刺していたのだが、それではだめだったようだ。特定の場所から根が出ていることがわかる。そこの方に根がたまっているので水を控えめにした方がよいように思える。ただし地上部には全く新芽が出てこないので、地上部だけ見ても成功しているかどうかはよくわからないのだ。

こちらはちょっとぼけてしまったがブルーデイジーだ。こちらはそれほど根が発達してはいないものの、そこの方に根が出ているのがわかる。

すぐに成果がわかるのがペットボトル育成のよいところなのだが、それでも結果が出るまでには二ヶ月くらいかかる。根付かなかったものはそれまでに枯れてしまう。

 

クリーピングタイムの挿し木

前期、タイムの挿し木に失敗した。今年は新しい苗を買ってきてすぐに数本刺した。それを室内と室外に置いておく。前のタイムはコモンタイムだったが、今回はクリーピングタイム。元株は庭でグランドカバーとして利用することにする。これが3月7日の状態。

そしてこれが4月22日の状態。

これは一週間くらいで室外に出した。半分くらい脱落したが、残りの半数は生育を始めた。すぐに外に出したのは去年の反省を踏まえたものだ。去年は室内でぬくぬくと育てた。最初の生育は良かったが夏越ができなかった。根の発達が十分ではなかったのかもしれない。

とはいえ本当に生育するか不安だったので室内でも育ててみた。こちらも今のところ順調である。

ベゴニアの挿し木

2016年の夏に買ってきたベゴニアがかなり大きく展開した。最初は比較的小さな株だったが室内で冬を越えてこんな感じになった。ベビーウィングという赤い葉がきれいな「はず」の株だったのだが、赤いのはどこにいっちゃったんだろう。

展開の様子を見ていると、日のあたる方に茎を伸ばしてその先端にのみ花をつけるようだ。慌てて鉢の方向をひっくり返す。そうしないと片側にばかり花がついてしまうからだ。

冬に挿し木したものが枯れずに残っているのだが芽が展開しない。調べてみると茎を刺すときには、伸びている先端を挿すか、葉芽がついているものを挿さなければならないらしい。ということはこれそのままなんだろうなあと思う。

ハイポネックスの液肥には効果があるのか

ガーデニングがいつまで経ってもうまくならない。その理由の一つには肥料の使い方がわからないというものがある。なんとなく漫然と肥料をやっているのだが利いているんだかそうでないのかがよくわからない。

最近「ほー」と思うことがあった。2月にハイポネックス原液を使ったのだが、生長に差が出たのだ。(リンク先はAmazoのアフィリエイト)

右側がハイポネックス原液を週一回やったもの。二週間が経過した。一方、今ある親株の下にあった苗はそのままにしておいた。結果は一目瞭然だ。液肥をやった方が大きくなっている。茎も成長し始めている。

面白くなって庭にある雑草(種類はわからない)も一株とって液肥をやってみた。これも二週間経過したものだ。ほかのものはまだロゼット化しているがこれは上に伸びて花芽もついている。

つまり、暖かくなった時にタイミングを合わせて液肥をやると上に伸びてゆくことがわかる。こういうことがわかって肥料をやるとガーデニングも俄然楽しくなるんだろうなあと思う。

わかってしまえば簡単なことなのだが、これがなかなかうまくできないのは、いくつかの化成肥料を組み合わせて使うからかもしれない。マグァンプを混ぜた土に液肥もやると過剰になってしまいそうだ。さらにマグァンプは1年くらいで効き目が切れてしまう。草花を植え付ける際に混ぜておくとよく育つのだが、その後に植物を植えても肥料切れで生育が好ましくなかったりもする。結局、何が利いているのかがよくわからない。

これを管理するためには比較検討した上で図表でも作って肥料を与えた日付を管理したりした方がいいのだろうなあとは思うのだが、何となく面倒でそこまでやろうという気にはならない。

でも本当はやらないとだめなんだろうなあとは思う。なお、花苗農家に聞くと、液肥は管理が難しいので化成肥料の置肥(多分プロミックみたいなものだろう)をやるのがおすすめだそうだ。液肥は効き目も早いが一週間程度で効き目が切れるのでやり続ける必要がある。一方、置肥は数ヶ月持つので管理の手間がかからないからだと思う。ぱらぱらと撒くタイプの化成肥料だと効き目一ヶ月というものもあるようだ。

ロータス・ブリムストーンの挿し木

2016年にロータス・ブリムストーンを挿し木したのが根付いた。木製の挿し木床を作ってそこにおいておいたのだ。運次第なので複数挿しておくとよいかもしれない。ただしそのまま放置するとひょろひょろと伸びてくるばかりなので切り戻しは必要なようだ。下の方から脇芽が伸びて枝数が増えてくる。

ロータス・ブリムストーンの新芽は黄色なのだが、これは軟弱すぎて挿し木には向かないようだ。緑色になったものを使った方がよさそうである。

今年(2017年)に改めてやってみたのだが黄色いものをさして失敗した。水やりが少なくてもダメなようだ。3回目で成功しつつある(一週間程度枯れなかった)ものは赤玉土をかなり湿らせてある。ラベルに使っているアイスクリームの棒がかなり湿っているのがわかるだろう。

親木はナデシコの後景に使っている。冬に外に出していたので穂先が黄色くなっているのだが春先になって緑色になった。下葉はかなり落ちている。

一方、室内で管理していた挿し木苗はスィートアリッサムと同じくらいの大きさになった。寒さに当てなかったので黄色がない。こちらは乾燥気味に育てているので枯れた葉もなく生き生きとして見える。

 

ユキヤナギの挿し木

ユキヤナギの挿し木のポイント

  • ユキヤナギの挿し木は6月ごろにやると良い。
  • 状態に自信が持てなくても外に放置すべき。
  • 赤玉土でやると良さそうだが、土は選ばない。庭に地植えでなくても良いが植木鉢にはある程度の深さがあったほうが良さそうだ。
  • 成長がゆっくりなので1年程度で結果がでなくてもそのまま育てると良い。

庭にユキヤナギの苗を見つけた。日陰では成長が悪いだろうと考えて鉢あげしてベランダに移植したのだが根付かなかった。ベランダの乾燥に耐えられなったらしい。

そこで贖罪の気持ちもあって2016年6月に挿し木をしてベランダにおいたところ3ヶ月で根付いた。新しい環境に適応したらしい。

一応、ルートンは塗布した。根付いているかどうかはよくわからなかったが放置状態だった。土は新鮮な赤玉土ではなく庭土だった。

挿し木は半ば運みたいなところもあるようだが、ユキヤナギに関しては室内で育てたものはことごとく失敗した。根付くか根付かないかのところで外に出して、あとは生命力に期待した方がよいみたいだ。

冬まで外に放置していたら知らない間に花芽がつき、初春につつましい花をつけた。葉っぱは元気がなく赤っぽいのに、花をつけるには寒さが必要らしい。

花が終わって剪定をしようと思ったのだが、鉢が深かったので掘り返してみた。細い根があるがあまり発達しておらず、かといって根腐れもしていないとういう感じだ。この状態で肥料をやってもあまり効果がなさそうなので、小さな鉢に植え替えて様子をみることにした。ということで挿し木を作るなら一年は小さな鉢で育てた方がよさそうだ。

一年我慢して鉢で育てたものを外に放置しておいた。すると今年は見事に花がついた。もともと自生する花なので丈夫なのだが育つにはそれなりの時間がかかるようである。