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パキラが折れたら

CIMG4701長い間育てていると観葉植物が大きくなりすぎて持て余すことがある。パキラの場合、単に全ての葉っぱを取ってしまえばよい。夏のこの時期なら2〜3週間もすると新しい葉っぱが展開する。心配ならマグァンプのように根が触れると徐々に栄養が出てくる肥料か、苦土が入った肥料(100円ショップなどに売っている)を入れておくとよいだろう。

このようにパキラはとても丈夫な木なので、茎が折れたくらいで諦める必要はない。夏の暑さにも耐える。しばらくすると葉っぱが展開して元通りになる。

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オレガノの収穫と使い方

暑さで参ってしまう植物が多い中、がんばって成長するものもある。その代表格がオレガノなどのハーブ類だ。

CIMG5599オレガノは花が咲いている時期の香りが良いとされているので、花が咲いたら収穫期になる。気温が上がるごとに、小さくてカワイイ花を付ける。

花にはそこはかとなく「パウダリー」な香りがある。甘いと言われれば甘いが、それほど顕著なものではない。

これを陰干しにすると、苦みの中にぴりっと辛い(よく、コショウのようなと形容される)香りが混じるようになる。花の甘さもそこはかとなく残っている。これをトマトなどとあわせると、トマトソースの甘さや酸味とよくなじみ、おいしいソースができる。

本には「アルカリ性の土がよいから石灰を混ぜるとよい」などと書いてある。しかし、基本的には雑草なので、それほどこだわる必要はないだろう。草丈が1mくらいにはなるので、小さな草花だと圧倒されてしまうかもしれない。

冬になると地上部は枯れてしまうが、春にはちゃんと生えてくる。また、株分けも容易。

パキラの葉が黄色くなる

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黄変したパキラの葉っぱ。こうなると枯れてしまうのではないかと不安になる。

寒さが緩むころになると各種のQ&Aサイトで「パキラの葉っぱが黄色くなってきた」という質問が寄せられるようになる。

結論から言うと心配しなくても大丈夫だ。これは新しい葉が育つために古い葉を落とす生理現象だ。つまり、春先の黄変は成長の証だ。

もちろん、全てのパキラがこのようになるわけではない。パキラは上が大きく茂る割には根が発達しない。植え替えを繰り返したりして株が疲弊すると栄養が取れなくなる。寒くなる前に根が回復しないとこのように自分の体の一部を再利用して新しい環境に馴染もうとするようだ。丈夫なパキラだが、植え替えは最低限にした方がよい。半年から1年ほど同じ土で馴染ませつつ肥料を与えてやると元気に育つ。

徒長したパキラ。こうなったら枝を全部取ってしまっても大丈夫だ。

寒い所にあったパキラは全ての葉っぱが落ちてしまうことがある。すると、下のほうがすかすかで汚らしくなってしまう。この場合は、成長が始まってから茎を取ると新しい茎が伸びてくる。

幹の部分を押してみて軟らかくなっていたら枯れるか枯れている可能性が高いのではないかと思うが幹さえしっかりしていれば茎を全部切ってしまっても大丈夫だ。

また、長年同じ土を使っていると栄養分が抜けてしまう。暖かくなったら土の入れ替えをするのがよいだろう。100円均一の観葉植物の土は栄養分が少ないので赤玉土主体にした方が管理が楽だと思う。ハイドロボールも清潔そうでよいのだが管理は難しい。長期間育てるなら赤玉土などが無難である。

最後の写真はリセットした後のものである。元気になると枝が四方八方に広がるので整理が必要になる。蜂がパキラしかない場合にはこれでもよいのだろうが、いろいろと植わっていると邪魔になりがちだ。

土の中のマグネシウム成分(いわゆる苦土)が足りないと葉が黄色くなることがあるのだという。ハイポネックス マグァンプK 中粒 (リンク先はアマゾン)などの肥料を少しだけ混ぜてもよいかもしれない。葉が全体に黄色みを帯びてきたら化成肥料を撒いても良い。ただし、日陰で育てている徒長する可能性があるので、肥料は最低限にとどめておいた方がよいだろう。

マダガスカルジャスミンの育て方

だいたい6月頃から9月までの夏に花をつける。とにかく日当りが大切。ジャスミンの香りは魅力的だが毒があり食用にはできない。ハイポネックスのような液肥をやると香りが良くなる。

CIMG2084病気にかかりにくいので初心者にも育てやすい。植物自体は丈夫で土壌はとくに選ばないようだ。日当りが重要で、十分な日照がないと花芽が付かない

耐寒性がなく最低気温が15度を下回ったら室内に取り込む。ジャスミンという名前が付いているがガガイモ科という別の系統で、葉っぱに毒がありお茶にはできない。ハワイなどではブーケに使う。

初夏になって暖かくなると蔓が伸び始める。花はこの新しい蔓にしか付かない。なので長めの支柱を準備してそこに絡ませる。蔓は上の方にしか伸びない。

大抵、マダガスカルジャスミンが売りに出されるのは5月だ。売り出される物はもう花が付いている。しかし、家庭で育てると新しく伸びてくる蔓にしか花が咲かないことが分かる。売り出されるものは加温しているのだろう。

手元にあるマダガスカルジャスミンは10年以上育てているものだ。流石に老化してきているのだが、頻繁な植え替えをしている割には元気だ。そういう意味では決して難しい植物ではないのだろう。

オステオスペルマムの挿し木

はじめに

オステオスペルマムの挿し木は簡単だと書いてあるものが多いのだが、意外とうまく行かないことが多い。実際に確かめたところ、オステオスペルマムの挿し木にはいくつかのコツがあるらしいことがわかった。

  • 赤玉土主体の清潔な土を使う。最初の土には肥料は入れない。
  • ルートンはあってもなくてもよいが、あった方が後の生育はよくなる。
  • 刺し穂は必ず短く作る。これは大事。
  • できるだけ日当りで育てる。

オステオスペルマムの挿し木は短く作る

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5月7日にオステオスペルマムの挿し木に挑戦した。比較のために赤玉土にルートンを塗った挿し穂を2種類用意する。短い方は2週間半で発根を確認したが、大きめに取った方は発根しなかった。ヘデラのように長めに挿し穂を作った方がよいものもあるのだが、オステオスペルマムは小さく取った方が発根しやすいのだ。

成功した挿し木

CIMG8031まず、成功したもの。

  • 桜が咲く前の春だった。これから花が咲く成長期に当たるので成功しやすかったのかもしれない。
  • 花芽が付いていたが潰した:成長点がつぶれたことで脇芽が出てきた。
  • 庭土ではなく赤玉土だった。
  • 日に当てた。
  • 一節だった。
  • マグァンプは入っていた。
  • この場合、ルートンは使わなかった。

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成功するとかなり旺盛に根を伸ばすようだ。地上にはつぼみができている。3月の初頭に挿してからここまで来るのに2ヶ月だった。

2ヶ月ほどで花が咲く

そして挿し木してから二ヶ月後に花が咲いた。つぼみがもう一つある。マグァンプKを入れてあったので成長が促進したものと思われる。結局二輪花が咲いたが、一つは貧弱な花だった。日当りが足りなかったのかもしれない。

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2016年5月19日に植え替え

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花が終わったオステオスペルマムの挿し木。夏を小さな鉢で越すはずだったのだが、ついに耐えきれず植え替えてしまった。注意したつもりなのだが、根が少し切れたせいで心なしかしんなりしている。

一緒に挿してあるブルーデイジーは平気みたいだ。その後、しんなり具合は回復した。

2016年9月3日

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今年は夏の暑さが早く終わったので、ちょっと怖いのだが外に出してみた。葉っぱが丸まっているので失敗するかもしれないのだが、徒長しているのでいつまでも室内で育てるわけにはゆかない。

奥にあるのはやはりくったりしているラバンディンだ。こちらもかなり徒長している。

2016年9月25日

日向に出したところがっしりと育った。室内にいるときはひょろひょろだったので早めに出しておくべきだったのかもしれない。

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失敗したもの

そしてこれが以前失敗したもの。日当りはあるようだが、成功したものと違って……

まず、粘土質の庭土だったので水持ちが良すぎたものと思われる。空気に当てるとよいという話があったので、鉢の脇に刺しておいたのだがダメだった。

枯れもしないのだが、結局数ヶ月待っても根が出なかった。かなり大きめに切っているので、栄養がありすぎて根を出す必要がなかったのかもしれない。

あとから考えればカルスができているか見てみればよかったのだが、よく分からないままに捨ててしまった。

パキラの下葉が黄色くなる

パキラを育てていてよくある質問に「葉っぱが枯れてきた」というものがある。いくつか理由がある。まず第一の問題は低温障害なので、冬の窓際には置かない方がよい。しかし、温度と水やりに問題がないのであれば、栄養不足の可能性がある。苦土の入った肥料を与えるとよいようだ。

原因1:水をやりすぎて根が腐ってしまった

パキラは水辺に生えているので、湿気には強い。それでも水をやりすぎていると根が腐ってしまうことがある。この場合、水やりを控える。植木鉢を持って軽くなったら水をやる。

理由2:逆に水が足りない

夏に乾いているにも関わらず水をやらないとやはり同じように葉っぱが落ちる

理由3:生理的な理由で葉っぱが枯れる

これは、下葉が黄色くなって落ちたもの。どうやら上の葉を展開させるために落ちてしまったようだ。これが「新陳代謝の為に枯れる」という状態らしい。直接の原因は肥料切れのようだ。別に「全体が枯れる」わけではないので心配する必要はない。

ただ、栄養は足りなくなっているので、気温が20度を越えるくらいになったら液肥などをやった方が良いだろう。薄い液肥をやると若芽が展開してきた。ただし、古い葉は全て落ちてしまった。その後苦土の入った肥料をやると回復した。

これが去年の写真。他の草花に液肥をやるついでに薄くした液肥を投入していた。すると、大きな葉が展開してとてもきれいに育つ。しかし冬になり肥料が切れると、そのまま成長が止まる。今年は冬の寒さが厳しかったので、寒冷障害で黄色くなった葉っぱもある。春になり成長が再開する時、栄養が足りない。そこで、下の葉っぱから栄養を吸い取って伸びようとしたのではないかと思う。

 

挿し木でバラを増やす

バラの挿し木を作ったのでやり方をまとめた。

  1. 冬に選定した枝をメネデール に浸ける。
  2. 赤玉土に腐葉土を混ぜたものを準備して挿した。乾燥に気をつける。この時点ではまだ根が出ていない可能性があるそうだ。冬刺しの利点は「気がつかないうちに気温が上がり、葉っぱが枯れ上がる」ことがない点だ。
  3. 植木鉢を底から見て、根が出ていれば植え替えができる。それまでは肥料をやらない。寒いので室内で育てる。
  4. 3か月くらいして葉っぱが展開した。
  5. 梅雨時くらいから恐る恐る外に出した。その後秋くらいになって、液肥からやり始めた。土にバラの肥料を加えた。
  6. 教科書通りに冬に植え替えた。根が回っていたので、少し高めの植木鉢に変えた。土に牛糞(日清 牛糞ペレット堆肥  )を足す。
  7. すると、春先になり太い枝が出て来た。これをシュートという。シュートを大切に育てるとよい。この間カイガラムシとハダニの被害を受けた。

反省点

バラの挿し木の付きやすさは品種によって異なるようである。

  1. 素焼き鉢を使って、鉢を脇に刺しておけばよかったかもしれない。根の通気性が増したはず。
  2. 根っこがでるまでの間は慎重にした方がよかったのだと思うが、2月の時点からは積極的に肥料をやっても良かったかもしれない。接ぎ木の新苗と同じスケジュールだ。そうすれば去年の秋頃には花が見られた可能性がある。

やはり接ぎ木でないと成長が遅い。ということでこれまで一度も剪定作業はしてない。ただし、やはりハイブリッド・ティーなのでそれなりの大きさにはなるようである。