「簡単に増やせる」とされているタイムだが、増やすのはなかなか難しい。
- 最初は小さめの鉢に植える。時々乾燥するくらいのほうがよい。
- 日の光に当てる。
- 早めに外に出した方がよさそう。

一年ほど外で育てたものを株分けした。根が旺盛に生育している。
株分け
六号平鉢で1〜2年育てていると根がいっぱいになるので2〜3株に分けることができる。根ははさみなどで切っても大丈夫。ただし、売り物になっているような旺盛なものでないと株分けはできない。
挿し木
挿し木をすると手っ取り早く増やすことができる。春の早いうち、まだタイムが成長を始める前に枝を取って赤玉土に挿し木する。
タイムは比較的簡単に根付く(二週間はかからないと思う)ので、しばらく育てていると簡単に増やすことができる。短い日数で多く増やすには挿し木が簡単だ。
室内で育てていると徒長するのでピンチすると株を大きくすることができる。この状態では枝が細く外に出せなさそうなので、ひ弱なまま中で育てた。生育が良かったはずなのだが8月の暑さで枯れてしまった。
根伏せ
匍匐する種類であれば根伏などができるそうだ。試しにこのタイム(コモンタイムだ)で、赤玉土をかぶせてみたが根付かなかった。
枯れかけたものを復活させる
こんなものもあった。クリスマスローズの下に埋もれて瀕死だったタイム(株分けしたものの片割れ)を掘り出した。そのまま枯れてしまうと思っていたのだが、南向きの日当りのよいところに出して3号鉢で育てたところ、梅雨を乗り越えててそのまま生育している。意外と乾燥や暑さには強いようだ。
放置していたせいで木質化している。すると寄せ植えなどには使えなくなる。
結局、展開もせずかといって枯れもしないで育っている。環境の良いところで育てると少しは新芽が出るはずなのでここから挿し芽を取りたい。