フランスパンを作りました。フランスパンと聞くと難しそうなのですがコツを掴むと簡単にできるようです。生地の水を多めにして高い温度で焼くだけでフランスパンっぽくなります。
普通のパンは水を徐々に加えて行きまとまるかまとまらないかの硬さにしてから丸めて発酵するという手順をとります。このときに強めにこねるのでグルテンが多く出ます。基本は型を使わない丸パンです。
しかしフランスパンはそれよりも多くの水を入れてまとめたり丸めたりできないような硬さにします。水を控えめにしてまとまるようにして作ったりもしたのですが、実は水を少なめにするとあの独特のパリッと感が出ないようです。まとまらないのでこねません。クープも入れられないほどだらっとすることもあるのですが、焼き上がりが決定的におかしくなるということもなかったです。ちなみに焼き時間は200度で10分、180度ほどで10分程度です。本には230度くらいに温めて霧吹き水で温度を下げると書いてあるのですが、使っているオーブンにはそのような機能はありませんでした。
この写真は最初にレシピ通りに作ったものなのですが、次にちょっと固めにまとめようとしたところ普通のパンみたいになってしまいました。最初に焼いたものはトーストするとバターを使っていないにもかかわらずパリパリになります。手作りパンはかなり気分が上がります。