意外ときちんとした立体視が得られる「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」(2019年)を見る

DLP Linkという方式の3Dプロジェクターを手に入れた。2Dを3Dに変換する仕組みがついている。どうせおまけ程度の機能だろうと考えたのだが、立体視で見るのに向いていそうな映画「スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム」を見てみた。意外ときれいな立体映像が得られる。

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プライム特典で見ることができるDCとマーベルのヒーローもの

FireTVの検索があまり良くないので、Mac版のアマゾンプライムで調べた。マーベルユニバースのアベンジャーズはプライム特典だけでは見ることができない。またスパイダーマンは最後の「ノーウェイホーム」がプライム特典ではない。

マーベル

  • モービウス(2022)
  • スパイダーマン ファーフロムホーム(2019)
  • スパイダーマン ホームカミング(2017)
  • アメイジングスパイダーマン2(2014)
  • アメイジング・スパイダーマン(2012)
  • アイアンマン(2008)
  • インクレディブル・ハルク(2008)
  • スパイダーマン3(2007)
  • スパイダーマン2(2004)
  • スパイダーマン(2002)

DC

意外とクリストファー・リーブ版のスーパーマンで見ることができるものが1本しかない。そもそもレンタルにもなっていなかったりする。

  • ワンダーウーマン 1984 (2020)
  • ジャスティス・リーグ(2017)
  • ワンダーウーマン(2017)
  • バットマン ダークナイト ライジング(2017)
  • バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016)
  • スーパーマン マン・オブ・スティール(2013)
  • アイアンマン(2008)
  • インクレディブル・ハルク(2008)
  • バットマン ダークナイト(2008)
  • スーパーマン・ディレクターズカット版(1978)

まずプロジェクターから説明する。DLP方式のプロジェクターには立体映像に対応したものがある。PCと組み合わせて立体映像を組み合わせるゲームを楽しむか、3D対応したブルーレイディスクに3D対応したソフトを組み合わせて使うのが一般的だ。だが、それだけでは足りないので2Dを3Dに変換する仕組みがついている。音で言うと2.1chに無理やり残響をつけるサラウンドみたいなものである。

Acer H5370BD

ここで3Dにふさわしい映像はないかと考えたのだがスパイダーマンが良いのではないかと思った。スパイダーマンが空中を駆け回るのが醍醐味の映画だ。とはいえもともと2D作品なのでそれほどの立体映像は得られないだろうと思って見始めた。

まず驚いたのは船や建物などわかりやすい陰影があるものは勝手に立体に見える。おそらく脳がそう感じるようにできているのだろう。一部、顔などが歪んで見えることがあったが2Dであってもコンテンツによっては十分に楽しめるのだなと感じた。

難点はいくつかある。視点をまずAcerの3Dメガネが動作しているのか動作していないのかがよくわからない。スイッチも入ったり入らなかったりするしプロジェクターの画像から離れると立体視が止まったりする。そのまま復旧する場合もあるが、一時同期が取れなくなることもあり動作が不安定である。そもそもメガネが若干重いということもある。そもそものソフトが少ないこと、わざわざ3Dにしてみたい映像がそれほどないとううこと、さらに技術として未完成なことなどが合わさりあま流行しなかったのかもしれない。

Marvelのスーパーヒーローモノは一時期に粗製濫造されたため何か目先を変えなければということになったのかもしれない。スパイダーマンは高校生でヒーローの仕事よりも恋愛に夢中である。修学旅行先で彼女に告白するのかというメインテーマがありそこに世界を救うと言う別の目的やアイアンマンがいなくなり世界が新しいリーダーを探していると言う物語が重なっている。

物語の筋立ては比較的シンプルなので、映像や音響などを工夫して楽しむ「アトラクション」としてみた方が面白そうだ。その意味では3D映像で見るのにふさわしい映画だったのかもしれない。


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