YHT-S351とYHT-S401で使えるリモコンの種類

YamahaのYHT-S351を中古で買ってきた。4400円だった。これまで持っていたYS-101と比べると音場が広がるエリアが広い。さらにスピーカーを足して、最大5.1chにすることができる。ところがリモコンが付いていなかった。ジャンクの中古品ではよくあることだ。YS-101のリモコンFSR61はハードオフで購入した2022年にはYamahaに在庫があるのだが、YHT-S351のリモコンFSR51は既に在庫がないという。Amazonでも代替品を売っているのだがものすごく高い値段がついている。最終手段はAli Expressだ。1300円くらいで手に入るのだが「中国から輸入するのかと気が進まなかった。

YHT-S351のスピーカーを壁掛けにした

デフォルト設定では2.1chになってしまう。つまりセンタースピーカーとサラウンドスピーカーからは音が出ない。そしてリモコンがないと設定変更ができない。本体のボタンでは操作ができないのである。「詰んだ」と思った。

確かに2.1chでもそれなりにいい音がする。AIR SURROUND XTREMEという仕組みが機能しているからである。特に昔のオーディオに慣れている人はこんなチャチなスピーカーでちゃんとした音が出るのか?と思う人もいるだろうがパワーとしては十分だ。

だが、やはり機能として付いているのであれば一度サラウンドを試してみたいとどうしても考えてしまう。諦めきれずにハードオフの青箱でリモコンを探すことにした。YAMAHAのリモコンは1つしかない。サウンドシステムのものらしいが何のものなのかはわからない。

使える保証はないのだが捨てても330円だと思い買ってくることにした。DVR S120というDVDサラウンドシステムの付属品だったようだ。

DVR-120とYS101のリモコン

ちなみにYS-101のリモコンのボタンは全て使うことができる。だがメニュー設定ボタンがないのでメニューの調整はできない。

新しく買ってきたリモコンに単三電池を2本入れてみた。電源ボタンは使えない。ところが音場の切り替えボタンやボリュームなどは使える。肝心のセットメニューボタンは使えなかった。ややがっかりしたのだがちょっと気になることがある。1つのボタンで紫や緑の印字がついているものがある。実は1つのリモコンでDVD操作とアンプ操作ができるようになっている。このためアンプ機能というボタンを押してモードを切り替えないとメニュー操作ができないようになっているようだ。試行錯誤しているうちにメニューにアクセスすることができ、無事にメニュー操作ができ4つのスピーカーから音を出すことができた。

サラウンドスピーカーはSONYのHT-K31で使っていたものを流用することにした。

ということで無事に部屋の後ろ隅に2つサラウンドスピーカーを設置することができた。

サテライトスピーカーはSONY流用

さて、このシステムだが最初はフロントのみのサウンドバーとして使うが後になって5.1chまで拡張できるというシステムになっている。サウンドバータイプがYHT-S401でセバレートスピーカータイプがYHT-S351と呼ばれていた。コアになるシステムはSR-301である。発売当時(2011年)の価格は4万円から5万円程度だったとされている。

SONYのホームシアターシステム(HT-K31)を2003年に買った時の価格も3万円から4万円だったので、当時は大体このくらいの値段を出せば拡張可能なレシーバーシステムを買うことができた。ところがYAMAHAはこの手の価格帯のレシーバーを出さなくなっており、高級路線のAVENTAGEとRX-Vシリーズの二本立てになっている。価格帯としてはRX-V385が近いがサブウーファーもスピーカーも別売りになっている。

メインユニット SR-301

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